
特別な年となった2011年を写真と共に振り返ります。
楽天イーグルスは、選手が着用するユニフォームに「がんばろう東北」のワッペンを付けて、各種支援活動を行っています。「がんばろう東北」とは、甚大な被災に見舞われた東北地方の復興を支援するにあたり、支援活動の象徴となるスローガンです。
今後も楽天イーグルスでは、「がんばろう東北」を合言葉に出来る限りの支援活動を各地で続けてまいります。
あれから半年。節目となる「9・11」に日本製紙クリネックススタジアム宮城で北海道日本ハムファイターズを迎えての一戦となりました。特別な雰囲気の中での試合は、劇的な結末となりました。
スタジアム外周では、「復興!気仙沼さんま祭り」と題して、毎年恒例の「気仙沼さんま」の振る舞いを実施。今年は開催が危ぶまれましたが、「気仙沼さんま祭り実行委員会」の協力で、今年も例年と変わりなく先着1,000名様に秋の味覚を堪能して頂きました。試合前には、「がんばろう東北」ワッペン・ステッカーのここまでの収益28,616,936円を義援金として、ファン代表者(合計4名)から宮城・岩手・福島各県の代表者に贈呈されました。
試合は、ファイターズ・ダルビッシュ投手に苦戦。しかし、投手が代わった8回裏に流れが変わる。1点ビハインドのツーアウト1塁から山崎武司選手が逆転ホームラン。ライトポール脇へ舞い上がった打球は、「気仙沼さんま祭り実行委員会」が観戦する席へ飛び込みました。復興への祈りと希望を込めた一発。節目の試合で劇的な勝利を収めました。
あれから半年。復興への取り組みは、まだ始まったばかり。この日の闘いは「あきらめない強さ」を示す忘れることの出来ない試合となりました。
○楽天イーグルス2-1北海道日本ハムファイターズ
毎年恒例の「気仙沼さんま」の振る舞い
主催者コメント
この度の東日本大震災で犠牲になった多くの方々に、衷心よりお悔やみ申し上げますと共に被災者の皆様にお見舞い申し上げます。私達、気仙沼市も多くの犠牲と甚大な被害を受け、1000名前後の方々が、未だに避難所生活を余儀なくされております。そんな中、気仙沼の中心的な産業である水産業の要、魚市場は、7月にカツオ水揚げを開始し、徐々に産業復興の兆しが見え初めたところです。3月11日の東日本大震災から6カ月となる9月11日に開催される「2011年9月11日 復興!気仙沼さんま祭り」は水産の街「気仙沼」の復興の証でもあります。今までも多くの感動と勇気を与えてくれた「楽天イーグルス」。今回のさんま祭りに被災地復興の支援体制をとって頂いた事に感謝します。9月11日は、気仙沼市で合同慰霊祭が企画されております。私達も会場において、この度の震災で犠牲になった多くの御霊に哀悼の意をささげたいと思っております。
今回の「気仙沼さんま祭り」は、地域復興の大きな力となると共に、楽天イーグルスの反撃の狼煙でもあります。頑張れ!気仙沼!! 頑張れ!宮城・東北!! 頑張れ!東北楽天ゴールデンイーグルス!!
試合前の黙祷
「がんばろう東北」ワッペン・ステッカーの収益全額を宮城県・岩手県・福島県に寄贈
最後はラズナー選手が締めて2対1の逆転勝利
劇的な逆転勝利に沸く19,517人のファン
星野仙一監督
(震災から半年)そういう意味では東北の皆さんに勝利を送ることができて良かった。
山崎武司選手
試合前に黙祷を捧げて、ちょうど半年ということでチームも被災した時の気持ちを思い出して頑張ろうと言ってましたので、そういう中で劇的な試合が出来て3位争いが面白くなってきましたので、勝ててほっとしております。
今後も楽天イーグルスでは、出来る限りの支援活動を各地で続けてまいります。
「がんばろう東北」レポート バックナンバー
日 | ニュース |
2011/12/28 | 【「がんばろう東北」レポート(6)】0724オールスターゲーム@Kスタ宮城 |
2011/12/27 | 【「がんばろう東北」レポート(5)】0429第三の開幕戦@Kスタ宮城 |
2011/12/26 | 【「がんばろう東北」レポート(4)】0415第二の開幕戦@甲子園球場 |
2011/12/25 | 【「がんばろう東北」レポート(3)】0412第一の開幕戦@QVCマリン |
2011/12/24 | 【「がんばろう東北」レポート(2)】0408監督・コーチ・選手が宮城県で支援活動 |
2011/12/23 | 【「がんばろう東北」レポート(1)】0402・03チャリティマッチ@札幌ドーム |