
特別な年となった2011年を写真と共に振り返ります。
楽天イーグルスは、選手が着用するユニフォームに「がんばろう東北」のワッペンを付けて、各種支援活動を行っています。「がんばろう東北」とは、甚大な被災に見舞われた東北地方の復興を支援するにあたり、支援活動の象徴となるスローガンです。
今後も楽天イーグルスでは、「がんばろう東北」を合言葉に出来る限りの支援活動を各地で続けてまいります。
プロ野球12球団では、復興支援の一助として、4月2日(土)・3日(日)に、「プロ野球12球団チャリティーマッチ-東日本大震災復興支援試合-」を開催。楽天イーグルスは、札幌ドームで北海道日本ハムファイターズとチャリティーマッチを行いました。
試合前には両チームによる募金活動が行われ、4月2日(土)は、星野仙一監督・嶋基宏選手会長・松井稼頭央選手・高須洋介選手・ラズナー選手・青山浩二選手・片山博視選手・田中将大選手がファイターズ監督・選手とともに参加。4月3日(日)は、星野仙一監督・山崎武司選手・小山伸一郎選手・岩村明憲選手・川岸強選手・岩隈久志選手・鉄平選手・永井怜選手がファイターズ監督・選手とともに参加いたしました。募金をしていただいた皆さま、誠にありがとうございました。
また、両チームの選手によるスピーチが試合前に行われ、4月2日(土)は嶋基宏選手会長とファイターズ・田中賢介選手会長、4月3日(日)は鉄平選手とファイターズ・ケッペル選手が、メッセージを伝えました。
あの大災害、本当にあった事なのか・・・、今でも信じられません。
僕たちの本拠地であり、住んでいる仙台、東北が今回の地震、津波によって大きな被害を受けました・・・。
地震が起きた時、僕らは兵庫県で試合をしていました・・・。
家がある仙台にはもう1ヶ月も帰れず、横浜、名古屋、神戸、博多、そしてこの札幌など全国各地を転々としています。
先日、私達が神戸で募金活動をした時に、「前は私たちが助けられたから、今度は私たちが助ける」と声をかけてくださった方がいました。
今、日本中が東北をはじめとして、震災に遭われた方を応援し、みんなで支え合おうとしています。
地震が起きてから、眠れない夜を過ごしましたが、選手みんなで「自分達に何ができるか?」「自分達は何をすべきか?」を議論し、考え抜きました。
今、スポーツの域を超えた「野球の真価」が問われています。
見せましょう、野球の底力を。
見せましょう、野球選手の底力を。
見せましょう、野球ファンの底力を。
共にがんばろう東北!
支え合おうニッポン!
僕たちも野球の底力を信じて、精一杯プレーします。
被災地のために、ご協力をお願いいたします。
2011年4月2日(土)嶋基宏選手のスピーチ「12球団チャリティマッチ」@札幌ドーム
2011年4月29日(金・祝)嶋基宏選手のスピーチ「本拠地開幕戦」@Kスタ宮城
2011年7月24日(日)嶋基宏選手のスピーチ「オールスターゲーム」@Kスタ宮城
震災から数日経ったある日、一通のメールが僕に届きました。
それは宮城県沿岸部の方からでした。
「生きています。」
「家も何もかも失ったけど、頑張って生きていきます。」
僕は言葉を失いました。
でも、「野球やれる時期が来たら、野球で被災地に元気や勇気、笑顔を届けてください」と言われ考えました。
地震が起きて、まず考えたのは一人の人間として何ができるか?でした。
そして今、野球選手として何をすべきか、どうあるべきかを考えました
今年は、日本の歴史の中で「特別な意味を持つ一年」だと思います。野球界が、野球選手が、野球ファンの皆さん果たせる役割はなんでしょうか?
みなさん、被災地への有形、無形の支援をよろしくお願いします。
札幌ドーム
4月2日(土) 試合開始 14:00
4月3日(日) 試合開始 13:00
神宮球場
4月2日(土) 試合開始 13:00
4月3日(日) 試合開始 13:00
皇子山球場
4月2日(土) 試合開始 13:00
4月3日(日) 試合開始 13:00
横浜スタジアム
4月2日(土) 試合開始 13:00
4月3日(日) 試合開始 13:00
京セラドーム大阪
4月2日(土) 試合開始 13:00
4月3日(日) 試合開始 13:00
ナゴヤドーム
4月2日(土) 試合開始 15:00
4月3日(日) 試合開始 15:00
今後も楽天イーグルスでは、出来る限りの支援活動を各地で続けてまいります。