
特別な年となった2011年を写真と共に振り返ります。
楽天イーグルスは、選手が着用するユニフォームに「がんばろう東北」のワッペンを付けて、各種支援活動を行っています。「がんばろう東北」とは、甚大な被災に見舞われた東北地方の復興を支援するにあたり、支援活動の象徴となるスローガンです。
今後も楽天イーグルスでは、「がんばろう東北」を合言葉に出来る限りの支援活動を各地で続けてまいります。
3月25日(金)から延期となっていたプロ野球は4月12日(火)に開幕。楽天イーグルスは昨年の日本一・千葉ロッテマリーンズとの敵地での対戦となりました。試合は、エース・岩隈久志選手の力投、選手会長・嶋基宏選手の決勝3ラン本塁打などでチーム一丸となり奮闘。特別なシーズンは劇的な勝利で幕を開けました。
この日の朝、出発前のホテルで、星野監督は選手を集めこう話しました。「みんなの優しさが東北の方々に受け入れられたはずだ。今度は、決してあきらめない強さを見せよう」。
その言葉通り、エース・岩隈投手は、4回裏に1点を失うも粘投。その後のピンチでも集中力を切らさず丁寧な投球で、切り抜けました。すると、打線は6回表に中島選手の二塁打の後、松井稼選手の送りバント、聖澤選手の犠牲フライ。理想とする「1安打で1点を取る」野球を実践し、同点に追い付きました。
そして、7回表、二死から、岩村選手・ルイーズ選手の連打でチャンスを作り、嶋選手が高めのストレートを楽天ファンが待つレフトスタンドへ。底力を見せた選手会長を、ナインはベンチから飛び出して出迎えました。8回表には、山崎選手・高須選手の連続タイムリーで突き離し、最後はスパイアー投手が来日初セーブを挙げて、6対4の勝利。諦めない気持ちを見せた価値ある勝利となりました。
星野仙一監督
球団が避難所にテレビを設置してくれたので、この勝利を見て喜んでくれていると思います。とにかく、ホッとしました。
岩隈久志選手
こうやって球場に集まってくれたファンのみなさんと一緒に戦っての勝利ですし、また、東北のみなさんと一緒に戦っての勝利だと思っています。
嶋基宏選手
東北のみなさんと一緒に戦っていきたいという思いで、ガムシャラに走っていました。僕たちも全力プレーで頑張ります。一緒に戦っていきましょう。
今後も楽天イーグルスでは、出来る限りの支援活動を各地で続けてまいります。
「がんばろう東北」レポート バックナンバー
日 | ニュース |
2011/12/24 | 【「がんばろう東北」レポート(2)】監督・コーチ・選手が宮城県で支援活動 |
2011/12/23 | 【「がんばろう東北」レポート(1)】0402・03チャリティマッチ@札幌ドーム |