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2023/10/17 (火)
チーム

今江 敏晃監督 就任会見

2023年10月17日(火)今江 敏晃監督の就任会見を行いました。

今江 敏晃監督 監督就任に関して

今江 敏晃監督 就任会見

森井 誠之代表取締役社長 挨拶

本日はお集まりいただきありがとうございます。
この度、今江敏晃氏に正式に監督就任を要請し、受諾いただきましたのでご報告させていただきます。
今シーズン終了後、石井前監督から退任の意向を受け、次の監督について話し合いを行いました。
石井前監督が作り上げた5年間を無駄にせず、さらに進化させていくという考えのもと、一軍打撃コーチを務めていただいた今江敏晃氏にお願いをさせていただくことになりました。
今江敏晃氏は、選手として(楽天イーグルスに)入っていただき、引退後は育成コーチ、二軍コーチ、一軍コーチと楽天イーグルスの全てを、選手と共に歩んできていただきました。
彼の人望の厚い兄貴分としてのリーダシップに着目し、今後我々が全支配下、育成を含めた全選手で戦っていかなければいけないと考えたときに、最適な人物ではないかということでお願いし、受諾いただいたという経緯となります。
どうぞよろしくお願いいたします。

今江 敏晃監督 挨拶

本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。
来シーズンから監督を務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。

今江 敏晃監督 一問一答

今日という日をどのような気持ちで迎えましたか。

緊張しています。緊張とワクワクだったら緊張が大きいかなという感じです。

監督就任を要請されたときのお気持ちをお聞かせください。

はじめはびっくりしました。
ただ、現役を引退してコーチを4年させていただいた中で、監督をやってみたいという気持ちはありました。
お話をいただいた直後は気持ちの整理ができておらず、また自分がイメージしていた監督になるプランからはジャンプアップしたお話であったので戸惑いはありましたが、日が経つにつれて本当にありがたい話だと思うようになりました。
自分は(千葉ロッテの選手だったとき)東日本大震災があって以降は毎年東北を訪問させていただいており、その後選手として楽天イーグルスに移籍し、こうして監督のお話をいただき、宿命というかご縁を感じていて、ぜひチャレンジしたいという気持ちになりました。

社長からは兄貴分としてというお話もありました。ご自身の強みはどこにあると思いますか。

兄貴としてというのは(自分では)よくわかりませんが、コーチのときは選手に寄り添うという気持ちでやっていました。
楽天イーグルスでは、選手として、さらに育成コーチ、二軍コーチ、一軍コーチをすべてやらせていただいた経験が大きく、選手、スタッフ、環境を把握できていることが強みかなと思います。

理想の監督像はありますか。

チームとして苦しい場面はたくさんあると思いますが、その時に助け合って、信頼し合えるチームにしていきたいと思います。
私もたくさんの監督の下でプレーしましたが、恩師であるボビー・バレンタイン氏が「チームはファミリーだ」と話し、本当に家族のように時に厳しく、時に優しく、チームを信頼してくれたように、信頼し合えるチームにしていきたいです。
また、プロ野球はファンあってのものなので、とにかくファンの方々が喜んでもらえるような、もちろん結果を出すことが第一ではありますが、それだけではなく、ファンの方々と交流を深めながら、負けてもまた球場に来てもらえるようなチームにしたいです。

現在のチームの課題はどこにあると感じていますか。

ここぞという場面の割り切り、思い切りが少し欠けていたのかなと思います。
攻めるときは攻める、逆に逃げるときは逃げる。
選手は物凄くプレッシャーのかかっている中で戦っているので、その中で持っているものを最大限発揮できるような、はっきりとした指示を伝えられるようにしたいと思います。
今年の前半は投打が噛み合わっておらず、難しいことだとは思いますが、イーグルスというチームは全員で戦っていかないと勝てないと思っていますので、こちらからそういった部分の改善を促していけるようにしていきたいと思っています。

具体的なプランは頭の中にありますか。

選手ひとりひとりの持っているものは素晴らしいものがありますが、試合でそれを出さないと意味がないので、この秋の練習、キャンプでは、個人の能力をしっかり伸ばして、相手チームと戦えるような準備をしたいと思っています。

来シーズンは球団創設20周年です。最後に就任1年目の目標をお聞かせください。

私が中学生から掲げている言葉で「頂点」。やはりやるからには「頂点」を狙います。 もちろん、難しいことはわかっています。 監督、コーチ、スタッフ、そして球団職員の方々、グラウンド整備の方もそう、チアの方、売子の方、売店の方も全員、楽天イーグルスという球団に関わる皆さん、そしてファンの皆さん、みんながひとつにならないと頂の景色は見ることができないと思います。
来年は20周年ということで、20年の間にたくさんの出来事がありました。
特に東日本大震災とそれを乗り越えての2013年の日本一。当時私は相手チームとして、クライマックスシリーズファイナルステージで戦いましたが、イーグルスの強さ、東北の勢いをすごく感じましたし、あのときの興奮と感動をもう一度皆さんに味わってほしい。
それを成し遂げるためには、東北の皆さん、イーグルスファンの皆さんがひとつに、ファミリーとなって戦っていかなければならないと思います。みんな一緒に戦いましょう。


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