2023/10/11 (水)
イベント

2023シーズン最終戦セレモニーを開催しました!

10月10日(火)楽天モバイルパーク宮城で行った千葉ロッテ戦をもちまして、2023シーズン パーソル パ・リーグ公式戦 全日程が終了いたしました。
シーズンを闘い抜いた選手のコメントをお届けいたします。
1年間、楽天イーグルスに熱いご声援をいただき誠にありがとうございました!

2023シーズン最終戦セレモニー

石井 一久監督 ご挨拶

今シーズンも本日の試合を持ちまして全ての日程が終了いたしました。
本当に一年ありがとうございました。
また、今日の試合に敗れ皆さんをCSにお連れすることができず、申し訳ありませんでした。

チームは出だしの3ヶ月苦しい時を過ごしました。
ただ、皆さんのご声援のおかげてなんとか持ち直し、今日この一戦にこぎつけることができました。
「この歌を背に受け今戦え」僕はこの応援歌が大好きです。
皆さんの声援を背に受け選手達は死にものぐるいでこの一戦にたどり着いてくれました。
応援ありがとうございました。

今日負けてしまい、本当に悔しい思いです。選手たちも同じです。
この一戦を胸に、来年、選手、チームは悔しさを晴らすためやっていきます。
皆さんご声援よろしくお願いいたします。
今シーズンはありがとうございました。

2023シーズンの闘いを終えて

石井 一久監督

借金13からここまで立て直したというシーズンになりましたが、振り返っていかがでしょうか?

最初の出だし3か月間というところがすごく苦しい時をチームとして過ごしたのですが、そこから何とかこの一戦というところまで辿り着けたということはすごくみんなが頑張ってくれたと思います。
ただ、その強いチームになっていくには1試合の集中力というのが、今日みんな集中して、試合には負けましたけど、集中してやってくれたと思うので、その集中力をどれくらい143試合の中にしっかり平均値を高く保てるかというところが強いチームと弱いチームの差だと思うので、そこの部分というのをチームとしてやっていかなければならないのかなと思います。

これだけプレッシャーのかかる試合を経験できたということは選手にとって大きかったと思うのですが、そのあたりはいかがでしょうか?

あと一本でも敗者は敗者なので、そこはここまでなんとか来たではなく、やはりあと一歩足りなかったというところをしっかりとチーム全体、選手全員が把握して、次のアクションに移らないといけないのではないかなと思います。

小深田 大翔選手

最終戦を終え悔しい結果になりましたが、この結果をどう受け止めてますか?

今日の試合1番として試合に出してもらって、自分がもう少し機能していればという思いがあるので悔しいです。

今シーズンはご自身も気合を入れて臨んだシーズンかと思うのですが、改めてシーズンを振り返ってどうですか?

シーズン初めは苦しい試合ばかりでしたが、シーズン最後までCS争いができたことはよかったと思います。
そこで勝ちきれなかったので、来シーズンに向けてしっかり頑張りたいと思います。

9月には打率3割もマークし、夏ごろから調子をあげていった印象があります。自身の中で感覚を掴んだものはあったでしょうか?

特に感覚を掴んだというのはなかったのですが、状態としてよくなったので、それを継続してという思いでやってました。

打順の面でも1、2番、それから9番を打ったり塁に出ることを任された打順を打ちましたが、役割を改めてどう感じてましたか?

打順はあまり関係なく、自分の役割としては塁に出ることであったり、繋ぐことだと思っているのでそういうところは意識しながら毎試合やっていました。

試合数ではキャリアハイとなりました。この試合数に出られたということに関してはいかがでしょうか?

それはよかったと思います。

改めて盗塁王のタイトルに関してはどう思われますか?

ずっと目標にしていたので、すごくうれしいです。

昨シーズンより盗塁が増えた要因はご自身ではどう思われますか?

昨シーズンより盗塁に関して自信がついたところがあったので、その自信に加え、(渡辺)直人コーチや塩川コーチが盗塁練習をしてくださったり、勇気をもってスタートを切るためにたくさんサポートしてもらいました。それが一番の大きな要因かと思います。

(盗塁が)昨シーズンから増えたということで、今シーズンあたまから走ろうと意識してましたか?

サインが出れば走ろうと思っていました。あとは自分のタイミングでスタートをきるという感じです。

石井監督が意味のある盗塁が増えたという話をしていました。ご自身でもそこは意識されているところでしたか?

勝ちにつながる盗塁、ここで走ってほしいというところで走れたり、そこは自信になりました。

盗塁をもっと増やしていこうと思った要因は2年くらい前までチームの盗塁数がリーグ最下位の状況でしたが、そのあたりから意識したのですか?

あまり時期などは関係なく、自分の武器は足だと思うので、そこは活かしていかないと試合に出られないというとこでもあるので、入団時から盗塁はたくさんしたいというのはありました。

今シーズンの収穫と課題は?

収穫は盗塁数が増えたところです。課題は成功率をもっともっと高めていけるようにというところです。

最後にファンの皆さんへメッセージと来シーズンの目標を教えてください。

今シーズン熱い声援ありがとうございました。
悔しい思いをしたので、来シーズンやり返せるように頑張りたいと思います。

松井 裕樹選手

今日、今シーズン最後の登板になりましたがいかがだったでしょうか?

とりあえずゼロで帰ってこれてよかったです。

最終戦、本当に満員のお客様が今日も詰めかけてくださいましたけど、満員のファンの方の声援を背にいかがでしたか?

本当に今年から声をいただける応援が再開になって、ファンの皆さんの後押しというのが、本当に大きく感じることができて、そのファンの皆さんも満員のスタジアムの中で応援するのは楽しいと思ってやっていただけたと思いますし、その中でイーグルスの勝率も上がっていったと思います。
より来ていただけるようになっていったのも、その中でプレーできたのも選手として幸せなことだと思います。

惜しくもCS進出を逃す結果となりましたが、シーズン1年を振り返っていかがだったでしょうか?

長いシーズンでしたし、個人的には2月から結構張りつめていたので、やはりいつもより長く感じましたし、その中で、本当に多くの裏方さんに支えていただいたので、支えてくださった方々に感謝したいと思います。

今年はWBCもありまして、ご自身の中で本当に大きな経験ができた1年だったと思うのですが、いかがでしょうか?

そうですね。
ピッチング含めていろいろな経験ができました。

セーブ王のタイトルを獲り、キャリアハイの39セーブを挙げました。この成績に関していかがでしょうか?

数字に関しては分母を多くいただけた中、失敗も3回していますし、体調不良で2つ逃していますし、本当はもっともっと数字を伸ばしていけたのかなと思います。

節目の試合もありまして、史上最年少の200セーブ、先日の500登板とありましたが、記録についてはいかがでしょうか?

積み上げる記録に関しては長いこと使っていただけているおかげですし、健康にマウンドに上がれるように日々手をかけてくれるトレーナーさんだとか、直前のブルペンでサポートしてくれるブルペンキャッチャーのお二人とか、特にその方々に支えていただきましたし、一番は何があっても明るくしてくれる家族が支えてくれました。

今シーズン、印象に残ったシーンはありますか?

やはり200セーブですかね。
ピンチを作った場面でしたし、最後にいい当たりを打たれたので、なかなかこう自分の中で舞い上がるというか、過剰に気持ちが上下することがここ数年なかったので、自分にもそういう気持ちがあるのだなと思って、まだまだ若いなと思いましたし、その中で、3アウト目を取れたので、節目ということで年間通した時にその試合が頭にありますね。

今年は中継ぎ陣は若手の台頭が非常に大きかったと思いますが、後輩たちからつないできたバトンというものはいかがだったでしょうか?

酒居さんとチャーホーを除いて、上から数えた方が早くなるというのは新鮮な気持ちですね。
いつも青山さんだったり、福山さんだったりに付いていってばかりだったので、若い選手が頑張ってくれてうれしいですし、横で最後ナベ(渡辺翔太選手)と作っていて、いいピッチャーだなと思いますし、これから負けないようにやっていかないといけないなと思います。

シーズン終盤は連日満員で本当に温かい声援をファンから受けたと思いますが、ファンの皆さんは松井選手にとってどのような存在でしょうか?

やはり声援は本当に後押ししてもらえますし、ありがたいなと思います。

最後にファンのみなさんへメッセージお願いします。

今シーズンも応援ありがとうございました。
惜しくも4位ということでCSにも行けず申し訳ないです。
最後、順位争いの際に満員の中で投げることができたということも本当によかったと思いますし、満員が続けばイーグルスの勝率も上がると思いますので、毎日25,000人よろしくお願いします。

浅村 栄斗選手

今シーズンを振り返って

苦しかったですね。大事なゲームで勝てないことが多くて、力のなさを感じました。

シーズンの序盤は個人としても苦しい時期が続きましたがどんな思いでしたか?

状態が上がらない中でもクリーンナップで使い続けてくれたことが自分の中では嬉しかったので、なんとかしたいと思ってずっともがいていました。
優勝はできなかったですが、ようやく状態が良くなってきてから、最後の1か月はAクラスをかけて負けられない試合をずっと戦えたことはいい経験になったと思います。
この悔しさを糧にして、来年はやらなくてはいけないなと思います。

キャプテンとしてのシーズンは振り返ってみていかがでしたか?

そこに対してはあまりないです。とにかくしっかり成績を出してグラウンドに立ち続けたいと思っていたので、なかなかうまくいかなかったです。

13あった借金を返済するところまで来ましたが、その時のチーム全体をどのように見ていましたか?

みんなの頑張りで、最後の最後までなかなか経験できないようなシーズンを送ることができました。
誰がというわけではなく、みんなで最下位から諦めずに頑張ってきたからこそAクラスの争いができたと思います。

その一方でCSまであと一歩届きませんでしたが、課題はどのようなところを感じましたか?

今振り返るとあの1敗がとかあの試合がというものは出てきますが、それはどのチームにもあることだと思います。
ただ、ここが大事という試合でことごとく負けました。そこが強いチームと弱いチームの差ということで、出ていたんだと思います。

ファンのみなさんにメッセージ

すごく応援をしていただいていたので、結果で応えたいと思っていましたが、最後の最後で負けてしまいCSに一緒に行くことができずすごく残念です。
でも、来年もう一度強くなって、リベンジして頑張りたいと思いますので、引き続き熱い声援をよろしくお願いいたします。

則本 昂大選手

今シーズンを振り返っての総括をお願いします。

なかなかチームとして上手くいかない時期のほうが多かったので、悔しいシーズンになりましたし、最後この試合を勝ちきれなかったところが僕たちの弱さだと痛感しました。

借金13から盛り返してきました。選手会長としてチームの成長を感じた部分はどんなところですか?

小郷や村林が今シーズンはレギュラーをとって、そういった若い選手が出てきたことがチームにとってプラスになったし、誰かのミスを他のメンバーでカバーし合う野球が所々見えたので、そういった野球を1年間続ければ優勝が近づいてくると思います。
まだまだ甘いところは多いですが、特にこの二人が出てきたということに関しては良かったと思います。

今シーズンは24試合8勝8敗、防御率2.61という成績でした。この数字についてお聞かせください。

ぜんぜん納得はしていませんし、今日みたいな試合で勝ちきれないところが自分の弱さだと思います。もっと勝てる試合もあったし、そういった所をチームとしても僕個人としても成長させていかなければいけないと思います。

印象に残った試合やプレーを教えてください。

小深田がサヨナラホームラン打った試合(2023年6月8日阪神戦)ですね。あの試合がチームにとって上昇気流に乗る試合になったと思うので、あの試合はかなり自分の中でも印象に残っています。

チームとして今シーズン掴み取った収穫は?

野手であれば小郷と村林、ピッチャーでいれば荘司と渡辺、この4人が1年間通して頑張ってくれたのはすごく大きいと思います。
課題は沢山ありますけど、今日みたいな本当に大事な試合を取れなかったこと。自分自身もそうですし、チームとしての課題というのは明確になったかなと思います。

あと一歩というところでしたが、特に若い選手にとってこういったプレッシャーのかかる試合を経験できたことは非常に大きいと思います。そのあたりについてお聞かせください。

残りの数試合で1勝がかなり大事になる試合を続けてきた中で、チームとして成長できたところはあると思いますし、今日みたいな緊張感のあるプレッシャーのかかる試合展開というものを143試合のうちどれだけやっていけるかが、常勝軍団になるために大事な所だと思います。
今日経験したことを忘れずに来シーズンに向けてまた鍛え直していかないといけないと思います。

最終戦を投げて、ファンの声援はどう感じましたか?

雨で30分遅れてそんな中でも試合前から沢山の声援をいただいて、かなり勇気をもらえたのですが、結果に結び付けられなかったですね。
試合に負けてしまっても声援をいただけて、とても有難いなと思いましたが、尚更申し訳ない気持ちになったのは確かなので、来シーズンはそういった気持ちにならないように頑張らないといけないと改めて思いました。

来シーズンに向けてファンの皆さんにメッセージをお願いします。

ずっと悔しいシーズンを過ごしてきました。今年は特にオリックスが断トツの強さを見せていたので、そこに勝っていかないと優勝は見えないと思います。また地道にチームを強くしてファンの皆さんが納得してもらえるようなシーズンにしていきたいと思います。

田中 将大選手

チームは4位でシーズンを終了しましたが率直な感想は?

チームにとっても自分にとっても悔しいシーズンになってしまいました。

「日本一」に届かなかったということについて

自分の力も含めて足りない所があったからだと思います。
ただ、今シーズンの中でも学んだことがあるのでオフシーズンにいろいろと見つめなおして、来シーズンの自分の野球人生にしっかり繋げていけるようにと思っています。

キャンプからフォーム改造などいろんなアプローチで臨んだ取り組みについてはいかがでしたか?

目に見えて変えた部分もありますし、自分の中でいろいろトライしてやってきましたが、大きく変える必要がないようにしないといけないのが一番なので今シーズンはそういうところが多かったですが、それが今の自分の状態を表していたと思います。
ただそれが今のベストと思ってやってきたのでそれ自体に後悔はないですけど、自分自身の「軸」をしっかり持ってやっていく事が大事なのでしっかりと整理してオフシーズンに入っていきたいと思います。

変えたことで来季につながる良かった点は?

自分の中で思うところをコーチやデータ班の方と会話しながら答えを見つけていくという作業の繰り返しでした。
その中でもちろん良かったものもありますが、ただこの世界は結果が付いてこないといけない部分があるのでシーズンを通して残念なシーズンになってしまいました。
ただ自分の中で得たものがあるので、自分自身としては結果だけにとらわれすぎないよう整理してやっていきたいと思います。

来シーズンに向けて

2023年シーズンも応援ありがとうございました。
早いオフになってしまいましたが、またプレーヤーとしてレベルアップしていい投球ができるようにオフシーズンも過ごしていきたいと思います。
今シーズンありがとうございました。

荘司 康誠選手

今シーズンを振り返って率直な思いを聞かせてください。

早い段階から一軍での登板を経験させていただいて、自分自身成長を感じながら日々を過ごせたかな、と思います。

手ごたえを感じているのか、もう少しできたという気持ちなのか、そのあたりはいかがですか?

それはどちらももちろんあります。課題は課題として、明日から少しでもよくなるようにやっていきたいですし、よかった部分はよかったところとして受け止めています。
一歩ずつ成長してこれたかなと思います。

今シーズン5勝3敗という成績、どう振り返りますか?

その数字だけで判断するものでもないですし参考値としてとらえていますが、シーズン前の目標であった最低限5勝できたことと、それ以上に100イニング達成できたことが個人的にはよかったと思います。

今シーズン印象に残った試合、登板があったら教えてください。

やはり5月28日北海道日本ハム戦が一番印象に残っています。今季初めて9回投げ切りましたし、ターニングポイントになったと思います。
最初は自分のことで精いっぱいでしたが初登板から1か月経ったことで、自分が長いイニングを投げることができて自然とチームの勝利を考えて投げることができた試合でした。それ以降、1年間大きく崩れることなくチームの勝利を第一に投げることができたと思います。

改めて収穫と課題を教えてください。

収穫は先発ピッチャーとしてどれだけイニングを稼げるかだと思うので、そういう意味では少し物足りないかもしれませんが、1年目としては試合を壊すことなく最低限投げることができたかな、と思います。イニングをもっと増やしていくことが今後の課題だと思います。

課題を解決するためにどのようなことが必要だと感じていますか?

やはり圧倒的にフォアボールが多く決めきれないところもあったので、球種の精度をもう一段階二段階と高めていければと思います。

アドバイスで印象に残っている言葉を教えてください。

試合になったら思い切っていくしかない、というのはコーチやブルペンキャッチャーの皆さんからもアドバイスいただきましたし、自分でもそれは意識して投げられていたと思います。すごくありがたかったです。

改めてドラフト1位で入団後、多くの経験をして一番感じたことを教えてください。

やはり皆さんプロなのでレベルの高さは感じました。あとはどれだけ野球を楽しんでできるかということも意外と大事なんだということも感じました。これもたくさんの経験をさせていただいたから感じられることだと思います。

今年からファンの声援も戻ってきて、力になりましたか?

それはもちろん、ファンの方からの声援は多く聞こえていましたし励みになりました。ファンの皆さんに多くの勝利を届けたいとも思っていますし、自分の中で頑張る原動力になっていました。

なかなか勝ち星が付かなかった、という期間がありましたが今振り返るといかがですか?

最初はわかりやすい結果として勝ち星を意識していましたが、それ以上にチームが勝つことが大事ですし、自分だけにこだわらずチームが勝つために役割を果たすことが大切だと考えられるようになりました。初勝利が遠い、というのは最初しか感じることができないものですし、勝つことの難しさを感じられたことは野球人生で大きな財産になりました。

来シーズンに向けての意気込みとファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

来年は開幕からローテーションを守って投げていきたいと思っていますし、少しでも成長した姿を見せられるように準備していきます。チームに欠かせない存在になっていけるよう頑張っていきますので、来年もよろしくお願いします。

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