倉敷での秋季キャンプ10日目。

本日の選手インタビューは3人のピッチャーです。

～戸村健次選手～

羽村：戸村投手は2度目の倉敷キャンプですね！昨年の辛さも分かっている分、慣れという部分はありますか？
戸村：慣れはしないですけど（笑）。どんなものかというのは分かっているので、自分なりにしっかりやるとこはやって、休む時は休んで、自分の中で調整できると思います。

羽村：今シーズンは4月に初勝利を掴みましたが、その後は悔しさもあったのではないですか？
戸村：序盤はローテを守って今年はやるぞ！と意気込みだったのですけど、結局は自分より良いピッチャーがいたってことが現実で、高卒1年目とか、自分より年齢が下だったり、すごく悔しい気持ちはありました。だけど、実力の世界なんでね。僕より良いピッチャーがいたということで、それはしょうがない。だからこの秋のキャンプで抜き返す！という、気持ちで挑んでいますよ。

羽村：そんな中で、どのようなことを重点的に取り組んでいますか？
戸村：フェニックス・リーグから、新しく小さいスライダー・早いスライダーを試しています。自分の組み立ての中に入れて使える球種にして、来年は「ちょっと違うぞ」というところを見せたいです。今までの緩いスライダー・チェンジアップだけだと厳しいので、速く・鋭く、真っすぐと思って振りにくる球があるとバッターが迷ってくれると思うので。シュートもあって、速いスライダーもあって、時折り大きなスライダーで目線を変えていけるように。

羽村：初日から監督のノック！相当、キツイようですけど・・・
戸村：期待されているうちが華だと思うので、怒られたり、声を掛けてもらっているうちに結果を出したいです。「戸村変わったな！」という印象をつけたいです。

羽村：休日はどこか行かれますか？
戸村：（即答で）寝ます！寝ます寝ます寝ます寝ます！（かなり連呼）体力回復を図ります！（笑）

～加藤貴大選手～

羽村：初めての1軍参加！疲れもあるのではないですか？
加藤：森山さんのノック、半端ないです（笑）。ランニングもきついですけど、プラスで特守が半端ないです！階段も恐ろしいと聞いているので（笑）。やばいですね。

羽村：とは言いながらも、加藤投手は表情が明るいですね～！
加藤：去年も泉（練習場）でかなりやっていたので、なんとかやっていますが、足にきてますよ。ケツまわりも半端ないですよ（笑）。まずは名前を覚えてもらわないと、ですよね。去年も呼んでいただいたのですが、怪我でギリギリ2軍だったので。とにかく今年、アピールしていかないと！

羽村：どんなところをアピールしたいですか？
加藤：もう元気ハツラツ！ですよね！投げるほうでは、どうなんでしょう・・・サイドスローにしてから1ヶ月ちょっとしか経っていないので。慣れてモノにできるように、この秋に取り組んでいきたいですね。

羽村：サイドスローに変えたのは、どういう経緯があったのでしょうか？
加藤：上から投げる感覚がなくなってしまったんですよね。このままだったら厳しいなあと。コーチのアドバイスもあってサイドにしたら感覚が良くなって。とりあえずやってみてから戻せばいいかなという感じだったのですが、サイドの方が慣れてきたんです。特にバッターに向かっていけるようになった気持ち面ですね。上から投げていた時はコントロールに不安があったので。今はバッターと勝負できているという感じがします。

羽村：最後に一言お願いします！
加藤：加藤です！来年は1軍で投げられるように頑張ります！僕のことを覚えてください！来年、絶対にKスタ宮城で投げますので♪

笑顔満点の加藤投手でした！

～武藤好貴選手～

羽村：初めての秋季キャンプ。投手陣は走りこむ量などかなり多いと聞きますが、いかがですか？
武藤：足、きてます（笑）。特守が・・・きついです。

羽村：ブルペンで監督・コーチから色々なアドバイスを受けているようですね。
武藤：自分のフォームで投げられるように。佐藤さん（ピッチングコーチ）に色々な指導をいただいているので、何度も言われないように・・・自分のフォームで投げられるようにしたいんですけどね。

羽村：フォームに関しては、今シーズン相当悩んでいたようですね。
武藤：1年目の今年は今までの野球人生の中で一番辛かったです。一番悩みましたね、フォームで。今年は野球が辛くて分からなくなってしまった年でした。

苦悩のシーズンを振り返る武藤選手。秋季キャンプでの探求は続きます・・・

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