9/7(Kスタ宮城)野上からタイムリーを放った藤田
10月3日(水)ライオンズとの23回戦(Kスタ宮城)に敗れ、窮地に追い込まれた楽天イーグルスナイン。先発の釜田が2回に中村のホームランで1点を失うものの、その後は粘りのピッチングで追加点を許さない。一方の打線はプロ初先発・十亀を捕えられずゼロ行進。すると6回に釜田が捕まってしまった。オーティズ、炭谷にタイムリーを浴びてこの回3失点。楽天は7回に牧田の犠飛と内野ゴロの間に2点を返すのが精一杯。5併殺を喫しチャンスを活かせなかった。クライマックスシリーズ進出は限りなく遠のいた。それでも我々は戦い続ける。可能性がゼロにならない限り、どこまでも。
10月4日(木)ライオンズの先発は野上亮磨。今季の対戦は3試合で1勝1敗、防御率3.71の成績。直近の対戦は9月7日(金)の17回戦(Kスタ宮城)。辛島が野上との投手戦を制し、楽天イーグルスが1-0で勝利。藤田の貴重なタイムリーを守りきった。7月27日(金)の11回戦(Kスタ宮城)では、6回途中までに5得点を奪いノックアウト。この試合は引き分けに終わっているが、ともにKスタ宮城で野上を攻略している。四球をきっかけに崩れるパターンがあるので、粘り強く低めの変化球を選びたい。4度目の直接対決も若獅子を攻め落とす。
楽天イーグルスの先発はダックワース。8月後半に加入以来、クレバーなピッチングでチームを救い、現在自身3連勝中。9月13日(木)ホークス戦(ヤフードーム)で来日初勝利をマークすると、9月19日(水)のマリーンズ戦(東京ドーム)ではテンポよく8回途中2失点。牧田の2本塁打など大量援護にも守られ2勝目をマークした。
今季ライオンズ戦の登板は1試合。9月26日(水)西武ドームでの21回戦。中村に一発を浴びるものの、強力ライオンズ打線に連打を許さず破竹の3連勝。「勝たなければならない試合で勝つことができた。プレッシャーのかかる試合というのはもう慣れているし、バックを信じて打たせて取ることだけ。投げる試合はすべて勝つつもり」。力強く語った右腕が勝利の虹を東北に架ける。
防御率 | 勝 | 敗 | S | |
シーズン通算 | 3.45 | 3 | 1 | 0 |
VS 埼玉西武 | 2.84 | 1 | 0 | 0 |
Kスタ宮城 | 6.10 | 0 | 1 | 0 |
直近の3試合の成績 | 勝敗 | 回数 | 失点 | 自責 |
9/26 VS 埼玉西武 | 勝 | 6 1/3 | 2 | 2 |
9/19 VS 千葉ロッテ | 勝 | 7 | 2 | 2 |
9/13 VS 福岡ソフトバンク | 勝 | 7 2/3 | 1 | 1 |
防御率 | 勝 | 敗 | S | |
シーズン通算 | 3.02 | 8 | 5 | 0 |
VS 楽天 | 3.71 | 1 | 1 | 0 |
Kスタ宮城 | 5.06 | 0 | 1 | 0 |
直近の3試合の成績 | 勝敗 | 回数 | 失点 | 自責 |
9/28 VS 北海道日本ハム | 負 | 4 1/3 | 3 | 3 |
9/21 VS 北海道日本ハム | - | 7 1/3 | 2 | 2 |
9/14 VS 千葉ロッテ | 勝 | 5 1/3 | 0 | 0 |
※記録は2012年10月3日現在