6月18日(金)・20日(日)・21(月)のオリックス戦、「がんばろう東北シリーズ」を開催いたしました。
震災を風化させず、東北から元気を発信することを目指した同イベントは今年で10度目の開催となりました。
当日は東北全227市町村名をスタジアムに掲出、50以上の市町村にご参加いただいた「復興マルシェ」、200流以上の鯉のぼりが空を舞う「青い鯉のぼりプロジェクト」など、「繋がる」をテーマに、様々なイベントを実施いたしました。
試合は残念ながら勝利できませんでしたが、ご来場いただいた皆さま、そしてテレビなどを通じてご観戦いただいた全国の皆さまに、東北の魅力をお届けしましたので、その様子を一部ご紹介いたします。
今後も楽天イーグルスは、「がんばろう東北」を合言葉に、スポーツを通じて東北の元気を発信し続けます。
東北6県の中でも特に被害の大きかった岩手県・宮城県・福島県の沿岸部および避難区域の42市町村名を、監督・コーチ・選手のキャップにつけて闘いました。
さらに、東北6県227市町村名の入ったのぼりをスタジアム各所に掲出し、バックネットLEDにも掲出させていただきました。
故郷の市町村名を探してお写真を撮られる方もたくさんいらっしゃいました。
今回、キャップに掲出する42市町村の選定に関しては各県と慎重に協議し、さらに球団職員を各自治体に担当として割り振りをし、実際に訪問を重ねて協議・調整を進めてまいりました。また、各担当職員が監督・コーチ・選手に事前資料を用いて説明し、理解をいただいたうえで着用する自治体を決定いたしました。
背番号 | 役職/ポジション | 氏名 | キャップに掲出する市町村 |
---|---|---|---|
89 | 一軍ヘッドコーチ | 真喜志 康永 | 田野畑村 |
90 | 一軍バッテリー兼守備戦略コーチ | 光山 英和 | 野田村 |
96 | 一軍打撃コーチ | 鉄平 | 久慈市 |
76 | 一軍外野守備走塁コーチ | 岡田 幸文 | 洋野町 |
33 | 内野手 | 銀次 | 普代村 |
3 | 内野手 | 浅村 栄斗 | 大槌町 |
35 | 外野手 | 島内 宏明 | 釜石市 |
5 | 内野手 | 茂木 栄五郎 | 大船渡市 |
0 | 内野手 | 小深田 大翔 | 山田町 |
1 | 投手 | 松井 裕樹 | 陸前高田市 |
20 | 投手 | 安樂 智大 | 岩泉町 |
31 | 投手 | 福井 優也 | 宮古市 |
12 | 外野手 | ルスネイ・カスティーヨ | 久慈市 |
背番号 | 役職/ポジション | 氏名 | キャップに掲出する市町村 |
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95 | 一軍内野守備走塁コーチ | 奈良原 浩 | 亘理町 |
75 | 一軍投手コーチ | 小山 伸一郎 | 利府町 |
74 | 一軍打撃コーチ | 渡辺 直人 | 仙台市 |
11 | 投手 | 岸 孝之 | 名取市 |
16 | 投手 | 涌井 秀章 | 気仙沼市 |
18 | 投手 | 田中 将大 | 東松島市 |
64 | 投手 | 福山 博之 | 石巻市 |
13 | 投手 | 森原 康平 | 七ヶ浜町 |
43 | 投手 | 宋 家豪 | 南三陸町 |
55 | 捕手 | 田中 貴也 | 岩沼市 |
28 | 投手 | 酒居 知史 | 多賀城市 |
25 | 外野手 | 田中 和基 | 山元町 |
21 | 投手 | 早川 隆久 | 女川町 |
40 | 投手 | 内間 拓馬 | 塩竈市 |
24 | 内野手 | 黒川 史陽 | 松島町 |
46 | 外野手 | 下水流 昂 | 亘理町 |
背番号 | 役職/ポジション | 氏名 | キャップに掲出する市町村 |
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99 | 監督 | 石井 一久 | 大熊町 [6月18日(金)] |
99 | 監督 | 石井 一久 | 双葉町 [6月19日(土)] |
81 | 一軍打撃コーチ | 金森 栄治 | 双葉町 |
99 | 監督 | 石井 一久 | 浪江町 [6月20日(日)] |
80 | 一軍投手コーチ | 石井 貴 | 浪江町 |
7 | 内野手 | 鈴木 大地 | 飯舘村 |
27 | 外野手 | 岡島 豪郎 | 川内村 |
44 | 捕手 | 足立 祐一 | 葛尾村 |
14 | 投手 | 則本 昂大 | 楢葉町 |
30 | 内野手 | 横尾 俊建 | 広野町 |
57 | 投手 | 瀧中 瞭太 | 田村市 |
36 | 内野手 | 内田 靖人 | いわき市 |
2 | 捕手 | 太田 光 | 富岡町 |
8 | 外野手 | 辰己 涼介 | 南相馬市 |
62 | 投手 | 西口 直人 | 新地町 |
66 | 内野手 | 村林 一輝 | 相馬市 |
34 | 内野手 | 山﨑 剛 | 川俣町 |
東北6県から52市町村の飲食・物販が大集合!
旅行の機会も減ってしまった昨今、少しでも多くの方に東北の名物を味わっていただきたい、楽しんでいただきたいという思いで「復興マルシェ」を開催しました。
販売に来られない自治体の商品は、代理で職員が元気いっぱいに販売させていただきました。
残念ながら6月19日(土)は雨天中止となってしまったものの、振替試合も含めた3日間、ご来場の皆さまに東北自慢の特産品を存分にご堪能いただくことができました。
青森県 | 弘前市 |
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秋田県 | 湯沢市 |
山形県 | 小国町/山形市 |
岩手県 | 一関市/岩泉町/大槌町/大船渡市/釜石市/久慈市/田野畑村/野田村/洋野町/普代村/宮古市/山田町/陸前高田市 |
宮城県 | 石巻市/岩沼市/女川町/加美町/気仙沼市/塩竈市/七ヶ浜町/仙台市/多賀城市/名取市/東松島市/松島町/美里町/南三陸町/山元町/利府町/亘理町 |
福島県 | 飯館村/いわき市/大熊町/葛尾村/川俣町/桑折町/新地町/相馬市/富岡町/福島市/浪江町/楢葉町/広野町/双葉町/三島町/南相馬市 |
沿岸部および避難区域の42市町村の野球チームの子どもたちを試合にご招待しました!
試合前の打撃練習見学会やビッグフラッグセレモニーにも参加しました。選手からキャップや応援グッズのプレゼントも!
右下の写真は6月19日(土)の雨天中止時、練習見学中の子どもたちのところにサプライズ登場した銀次選手。子どもたちと距離をとって一緒に写真撮影をしました。
イーグルスゲートをくぐり抜けた先にある、チームショップ付近のウェルカムゲートはご覧になりましたか?
実はこちらの柱に使わせていただいていたお花は、宮城県多賀城市のあやめ、宮城県名取市のバラ、福島県浪江町のトルコギキョウでした。
グッズショップや飲食店舗等では、227市町村ステッカーをお客様にランダムでプレゼント。
さらにエントランスゲートでは、がんばろう東北ボードにもなるタブロイドや、227市町村名で形どられたデザインのポストカード、マスクシールなど、「がんばろう東北」の気持ちをひとつにできる、ちょっと嬉しいプレゼントをたくさんお渡しさせていただきました。
東北の自慢の場所や食べ物を、写真・イラストで紹介!
楽天イーグルスや東北にゆかりのある著名人からいただいた作品も展示させていただきました。
また、ファンの皆さまからご応募いただいた中から、銀次選手・岸選手・内田選手が「選手賞」を決定!どれも素敵な写真・イラストで3人の選手もたくさん悩んで決めていました。
3名のご当選者さまには後日プレゼントをお送りいたします。
安樂智大 | 内田靖人 | 岸孝之 |
銀次 | 佐藤智輝 | 塩見貴洋 |
下妻貴寛 | 田中和基 | 早川隆久 |
松井裕樹 | 茂木栄五郎 |
あばれる君 | いぎなり東北産 | 石田亜佑美 (モーニング娘。'21) |
石森虹花 | 葛岡碧 | 古坂大魔王 |
佐々木莉佳子 (アンジュルム) | さとう宗幸 | サンドウィッチマン |
庄司恵子 | 高橋優 | 伊達武将隊 |
樋場早紀 | ファンキー加藤 | 本間秋彦 |
箭内道彦 | 山寺宏一 | RINGOMUSUME |
さらに、沿岸部および避難区域の42市町村の今の様子や観光地なども写真でご紹介しました!
東北6県の知事の皆さまからもメッセージを頂戴し、イニング間にスタジアム内ビジョンで放映しました。
また、沿岸部および避難区域の42市町村からいただいた動画もスタジアム内ビジョンで放映しました。
スタジアムで観られなかった方ももう一度観たい方も、球団公式YouTubeチャンネルでご覧ください。
青い鯉のぼりプロジェクトは、宮城県東松島市で開催される子どもたちのための鎮魂のプロジェクト。東日本大震災で亡くなった子どもたちが天国で寂しくないよう、3月11日(木)からこどもの日の5月5日(水・祝)まで、全国から集まったたくさんの青い鯉のぼりが大空に掲げられます。
今回は約300の鯉のぼりがスタジアム正面広場とスマイルグリコパークに掲げられました。
また、監督・選手のメッセージも入った白い鯉のぼりに、ファンの皆さまからもたくさんのメッセージをいただきました。完成した青い鯉のぼりは、来年東松島の大空を舞います!
6月19日(土)は福島県出身の4人組バンド猪苗代湖ズさんが来場!しかしあいにくの雨で試合もライブも中止となってしました。
6月20日(日)はサンドウィッチマンさんが始球式に登場!試合後にはファンキー加藤さんがライブでスタジアムを盛り上げました!
宮城県気仙沼市「オイカワデニム」を使ったグラブや、選手が実施に試合で使ったバットを利用した宮城県「石巻こけし」を販売しました♪
ハッシュタグ「#がんばろう東北」「#RakutenEagles」をつけて東北の魅力をSNSで発信してもらおうと呼びかけたSNSキャンペーンを実施し、累計2,000以上の投稿をお寄せいただきました。球団公式SNSでも、6月1日(火)から試合当日まで、毎日異なる選手たちのメッセージを発信しました。皆さまにお寄せいただいた投稿の一部は、試合当日にスタジアム内のビジョンでもご紹介させていただきました。
そして、楽天イーグルスの選手もがんばろう東北チャレンジに参加しました!
タブレットを持ってスタジアム外周を歩くと、「音の輪」が現れ、そこに入ると、「声」が聞こえてくるという新感覚イベントを実施しました。
「声」にご参加いただいたのは、選手や楽天イーグルスにゆかりのある著名人、東北の自治体やファンの皆さま。
お気に入りの選手やタレントさんの声を探し、歩き回るファンの皆さまの姿が印象的でした。
プロジェクトは、仙台市経済局主催「SEANDAI X-TECH BUSINESS BUILD」で採択された株式会社GATARIと楽天イーグルスのコラボレーションにより実施するものです。