本日、都内ホテルで日本野球機構主催の年間表彰式である、「日本プロ野球コンベンション2008」が開催され、楽天イーグルスから岩隈久志投手がパ・リーグ最優秀選手賞とベストナインに、リック・ショート選手がベストナインに選出されましたので、お知らせいたします。
また、ファーム表彰式では、片山投手、木谷投手、内村選手がそれぞれ表彰を受けました。
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記者:MVPの受賞ですが、いかがですか?
岩隈:凄く嬉しいです。MVP自体、初めてもらう賞なので、凄く嬉しいです。
記者:タイトル総なめですね。
岩隈:優勝チームではなく、5位のチームから選んでいただき、嬉しく思いますし、球団関係者、選手達に支えられました。
記者:家族の支えは?
岩隈:支えてくれたのは家族だと思ってますし、本当に嬉しいです。
記者:背番号21で21勝。来年は越えたいですね。
岩隈:越えるのは難しいと思いますが、越せるように頑張ります。
記者:チームでも優勝したいですね。
岩隈:優勝してMVPが取れるように頑張ります!
記者:今年は、最多勝利、最優秀防御率、最高勝率と投手三冠に輝きました。
岩隈:今年は自分の野球人生の中で一番良かった一年でした。
2年間チームに迷惑をかけ、ファンの期待にも応えられませんでしたが、今年は応えることができて良かったです。
記者:2年間、苦しい時期があったとのことですが、それだけに色々な思いがあるのでは?
岩隈:苦しい中でもファンの支えがあったからこそ頑張れたと思いますし、今年の自分のテーマが「絆(きずな)」だったんですけど、1試合1試合マウンド上でファンとの繋がりを感じつつ、自分の役割を果たすことができて良かったです。
記者:たくさんの賞をもらいました。
岩隈:光栄です!
記者:23年振りの21勝です。
岩隈:嬉しいですね。自分の背番号も21ですし、最終登板で決めることができて良かったです。
記者:グランド外でも社会貢献活動を行ってるようですね。
岩隈:少しづつやってます。球場に足を運べない人達もいると思いますし、そういう人達に少しでも希望や夢が与えられたらと思っています。特に子供達には大きな夢を与えたいので、プレーで勇気づけられたらと思っています。
この度はベストナインに選んでいただき、とても光栄に思います。
2008年シーズンの最後にこの賞をいただけることは、この上ない最高な形でシーズンの幕を閉じることができます。
日本で4シーズン目となる今年は、初めてのオールスターゲーム出場、首位打者も獲得でき、さらにはベストナインにまで選んでいただいて、僕にとっては本当にエキサイティングなシーズンになりました。
素晴らしい環境をくれたチームメイトや関係の皆さん、そしていつも最高の応援で僕を後押ししてくれるファンの皆さんに、心から感謝しています。
これらの経験が、来年へ向けてのさらなるモチベーションにつながります。
ありがとうございました。
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