2017.06.01 THU
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
2
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
0
0
X
R
H
2
7
3
10

則本選手ヒーローインタビュー

記者:プロ野球新記録、7試合連続2桁奪三振を達成しました則本昂大選手です。おめでとうございます!
則本選手:ありがとうございます!

記者:この大歓声、プロ野球史上まだ誰も成し遂げていない大記録。達成した今の気持ちをお聞かせください。
則本選手:嬉しいです。(大歓声)

記者:8回、巨人の坂本選手から10個目の三振を奪った瞬間はどんな気持ちだったのでしょうか。
則本選手:ファンの皆さんの声援のお陰で、力が湧き出てきて三振を取ることができました。ありがとうございます!

記者:ファンの皆さんに力を貰ったという言葉もありましたが、圧巻の8回でした。坂本選手の後、マギー選手、そして阿部選手と三振を奪ってのガッツポーズ。あの8回はどんな思いで投げ切ったのでしょうか。
則本選手:そうですね。三振が(10個まで)あと一つということはわかっていたので、なんとか一つ取れたらいいなとは思いましたが、逆転してくれた後だったのでなんとか勝ちたいと、その気持ちだけでした。

記者:そして、試合展開自体も最後までしびれる展開でした。仲間の援護、踏ん張りもありましたがどうでしょうか。
則本選手:村田さんにホームランを打たれてすごく悔しかったんですが、そのあとコーチからも踏ん張って辛抱強く投げてくれと言われたので、なんとか逆転してくれるまで踏ん張ろうと思っていました。

記者:この球史に残る勝利でチームは今シーズン初の5連勝。そして、則本選手自身もリーグトップの7勝目。最高の形で交流戦を送れそうですね。
則本選手:チームが(今シーズン)5連勝していなかったのはわかっていましたし、なんとか5連勝したかったですし、交流戦も開幕から3連勝はなかったので何とか今日は勝ちたいという気持ちだけでした。

記者:その勝利を後押しするために、雨の中こんなにたくさんのファンが今日もKoboパーク宮城に詰めかけました。ファンの皆さんに最後一言お願いいたします。
則本選手:これだけのファンの皆さんが球場に来てくれて僕たちは力を貰っています。これからも友達や家族を連れて球場に足を運んで僕たちに声援を下さい。今日は本当にありがとうございました!

監督インタビュー

記者:まずは則本投手がプロ野球新記録達成の2桁奪三振で圧巻のピッチング。監督はどのようにご覧になりましたか。
梨田監督:素晴らしかったですね。最初は球数がちょっと多くて、どうなることかと思っていましたけど。2点ビハインドのときに、チームの勝ちは当然優先なんですが「狙えるところまではいってほしい」と則本に話はしたんですけども。そのときにすぐ逆転してくれましたんでね、そこでまた(則本選手の)エンジンがかかったといいますか、ギアを上げたような感じで。8回の3連続三振はね・・・、前回もそうでしたけど後半に三振が取れるというのは則本の素晴らしさかなと思いますね。

記者:梨田監督から見て、7試合連続2桁奪三振という記録、そして則本選手のことはどのように感じていらっしゃいますか。
梨田監督:やっぱり頼りになるといいますか。昨年は勝ち星がなかなか付いてこなかったんですけども、三振をあまり球数を要せず取れるようになってきて、次の登板にそんなに負担がかかっていないように思うんですけども。それと岸というピッチャーが入団したことによって、タイプは違いますが色々刺激になってるんじゃないかと思います。

記者:一方でその則本選手を援護した打線。なかなかジャイアンツ先発の池田選手を打ちあぐねていましたけれども、ピッチャーの代わり端にアマダー選手の2ランホームランを含む3得点で勢いづけましたね。
梨田監督:そうですね。ルーキーですけど、その池田選手がチェンジアップ、非常に良いボールを投げてまして、ただ5回で限度かなと。僕が相手の監督でも(投手を)代えているような状況で、良いタイミングで田原選手が出てきたと思うんですけども。そこを(打線が)うまく捉えたということで、ウィーラーとアマダーが良く打ってくれましたし、そのあとの銀次、岡島のスリーベースと、一気に逆転できたので、本当に則本を勇気づけたのかなと思います。

記者:交流戦最初のカード、ジャイアンツを相手に3連勝。これでかなり勢いに乗るかなと思いますが。
梨田監督:そのことはどうか分かりませんけども、最後まで(試合を)諦めずに良いゲームが出来ているということは評価できると思います。また明日から(対戦)チームが変わりますので、しっかり頑張っていきます。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート