試合情報

記者：まずはペゲーロ選手から伺います。先制の2ランホームラン、ナイスバッティングでした。
ペゲーロ選手：とても嬉しいです。

記者：では早速振り返っていただきますが、3回のホームラン、茂木選手がフォアボールで出たあとでした。どんな思いで打席に入ったのでしょうか。
ペゲーロ選手：とにかくストライクゾーンに甘い球が入ってきたら強く振るとそれだけ考えて、神様のおかげで打つことができました。

記者：感触はいかがでしたか。
ペゲーロ選手：このようにチームの勝利に貢献できることは、いつもいつもとても気持ちが良いです。

記者：そしてペゲーロ選手、ここまで3本のホームランを放っていますが、いずれも大きな当たりです。そのパワーの秘訣は何でしょうか。
ペゲーロ選手：ホームランを打とうとか、ヒットを打とうとか考えずに、シンプルに甘い球が来たら強く叩く。で、当たれば飛んで行くのは自分では分かっているので、欲を出さないで振るよう心掛けています。

記者：そのパワーをこれからも期待しています。これでチームはカード勝ち越しとなりました。次への意気込みをお願いいたします。
ペゲーロ選手：これからも毎日、同じようにハードにプレイしていきますので、ファンの皆様も応援よろしくお願いします。

記者：それでは皆様お待ちかね、続いては高梨選手です。勝利へ繋ぐピッチング、そしてプロ初勝利です。おめでとうございます。
高梨選手：ありがとうございます。

記者：今、率直にどんなお気持ちでしょうか。
高梨選手：まさかこんなに早く勝ちが付くと思わなかったので、びっくりしています。

記者：振り返っていただこうと思いますが、1点リードの5回でした。どんな気持ちでマウンドに上がったんでしょうか。
高梨選手：1点差ですし、本当に森選手が頑張っていたので、何とかゼロに抑えて帰ってこようと思っていました。

記者：ピンチを招きましたが、見事無失点に抑えました。気持ちも入っていたのではないでしょうか。
高梨選手：勝っている展開で投げるのが初めてだったので、かなり気持ちは入りました。

記者：その気持ちも繋がって、初勝利をつかみました。さあ高梨選手、ウィニングボールは戻ってきましたか。
高梨選手：これです。

記者：このボールはどうしましょうか。
高梨選手：とりあえず寮に一旦持って帰ってから考えます。

記者：そして、プロ初勝利ということですから、お立ち台は初めてですよね。
高梨選手：初めてです。マウンドより緊張しています。

記者：ここからの景色、いかがですか。
高梨選手：去年はそちらの席で、茂木選手のお立ち台を見ていたので、ちょっと嬉しいです。

記者：今日も大勢のファンが駆けつけて、高梨選手の初勝利を喜んでいると思います。それでは最後に、ファンの皆様に向けて、自己紹介も含め、熱いメッセージをお願いいたします。
高梨選手：ルーキーの高梨です。まだまだこの球場に高梨グッズが増えていないと思うので、できるだけ増やせるようにこれからも頑張ります。応援よろしくお願いします。

記者：接戦を制してのカード勝ち越しとなりました。
梨田監督：ホッとしました。長かったです。3時間半ぐらいでしたが、すごく長く感じました。

記者：その中で先発の森選手は4回で降板ということになりましたが。
梨田監督：少しフォアボールが多いということで、ヒットはないのですが点を取られて、そこで高梨にスイッチしたほうが、まあ左から左ですが、流れがこちらに来るのではないかということで、もう1イニング投げさせる勇気がなかったです。

記者：ただそのあとを受けたピッチャーが素晴らしいピッチングを見せました。
梨田監督：そうですね。特に福山、森原、ハーマンと、ランナーを出さずに10球とか11球で来てくれましたので、非常に守りのリズムというものをしっかり作ってくれたと思います。

記者：そしてペゲーロ選手が第3号。難しい球だったんじゃないかと思いましたが。
梨田監督：低めですね。スライダーかカーブか分かりませんが、上手くすくい上げたといいますか、非常に大きな2点になりました。

記者：バンデンハーク選手から打って、岡島選手の粘りもありました。
梨田監督：そこが本当にポイントだと思います。ファウルで、ファウルで粘って、バンデンハーク選手もマウンド上で、早く打てよとイライラしているところも見えたので、ああいうのがチームプレイ、後につなぐ野球なのだと思います。

記者：またこの勝利でさらに勢い付くのではないですか。
梨田監督：勢い付きたいですね。