枡田慎太郎選手、小山桂司選手、釜田佳直選手 ヒーローインタビュー
■枡田慎太郎選手
記者:先制点を取りたいという場面で第一打席、どのような気持ちでバッターボックスに向かいましたか?
枡田:冷静に相手の守備位置なども見れて、とりあえず点を取れるバッティングをしようと思いました。
記者:さらに6回ですね。楽天イーグルスとしては本当に点が欲しい場面で、この打席はどうでしたか?
枡田:とりあえず気持ちで打ちました。ハイ!
記者:打球がライト線を抜けた時の気持ちはいかがでしたか?
枡田:いや~本当、ハッピーでした!
記者:マウンドはルーキー釜田投手でしたので、貴重な追加点となりました。
枡田:釜田の試合は潰したくないので、その一心で打ちました!
記者:その気持ちがすごく伝わったと思います。
続いて小山桂選手に伺っていきます。
■小山桂司選手
記者:小山桂選手は仙台出身、この仙台での初めてのヒーローインタビューはいかがですか?
小山桂:おばんで~す!
記者:犠牲フライの打席は?
小山桂:前のバッター枡田が、しっかり打って点を取ってくれていたので楽な気持ちで打席に入れました!
記者:マウンドでは本拠地初登板の釜田選手、リードしていていかがでしたか?
小山桂:投げる度に良くなっているので僕もびっくりしています。素晴らしいピッチャーだと思います。
記者:具体的に言うと釜田投手はどこがいいですか?
小山桂:え~っと顔です(笑)
記者:これからもいいコンビになっていきそうですね!
小山桂:また組む事があれば釜田の良い所をもっと引き出していきたいです!
記者:地元出身ということで楽天イーグルスファンの期待も大きいと思います。
小山桂:よく名前を間違われるので、コヤマと書いてオヤマです!よろしくお願いします!
■釜田佳直選手
記者:本拠地初登板初勝利釜田投手です!おめでとうございます!
釜田:ありがとうございます!
記者:この大歓声、拍手いかがですか?
釜田:本当に本拠地初戦で勝つ事ができてとても嬉しいです!
記者:チームは連敗3ときていましたが、今日マウンドに臨むにあたってどうでしたか?
釜田:連敗を止めたいというのもありましたし、自分の投球をしっかりしようと投げていました。
記者:立ち上がりはいかがでしたか?
釜田:最初に四球を出してしまったので、そこが課題かなと思います。
記者:2回から3回にかけては5者連続三振もありました。
釜田:変化球がうまく決まってくれたのでそこが一番良かったのではと思っています。
記者:中盤にはピンチもありましたけれども、いい表情で投げているようでした。
釜田:自分がマウンドにいる時は、楽しみながら投げているので、それがその表情につながっていると思います。しかし7回まで投げる事が出来なかったので悔しいです。
記者:しかしこの成果今日ご覧になっていたファンの皆さんも頼もしいと思っていますよ!
釜田:もっと勝って新人王目指して頑張ります!
記者:最後にお三方に今シーズンの目標をお願いします。
釜田:田中さんが1年目に11勝しているので、それに少しでも近づきたいと思いますし、越えるつもりで頑張ります!応援よろしくお願いします!
小山桂:絶対優勝!頑張ります!
枡田:この杜の都仙台でパレードしましょう!
釜田佳直選手 試合後囲み会見
記者:本拠地での初勝利、そして今季2勝目おめでとうございます。
釜田:ありがとうございます。
記者:今日のピッチングを振り返っていかがですか?
釜田:変化球も全体的にまとまっていましたし、コントロール自体はそんなに悪くなかったと思うのですが、初回の先頭打者に出したフォアボールと7回まで投げられなかったという悔しさの方が大きく残っています。
記者:圧巻だったのは、4回表1死満塁から連続の三振でした。
釜田:満塁だったので、開き直って自分の持てる力を全部出そうということで。あそこでスライダーを放ったのですが、絶対に打たれないだろうという自信を持ってスライダーを放りました。
記者:4回表のピンチをしのいだ後、大きなガッツポーズと雄叫びも見られました。あれは自然と出たものですか?
釜田:自然にですね。絶対に抑えてやるぞという気持ちで投げたので。あれぐらいは普通出ると思います(報道陣:笑)
記者:スライダーですが、試合前に田中投手に色々質問をしていたようですが、今日の試合に活かすことができましたか?
釜田:そうですね、大きく引っかかるということがなかったので、スライダーを投げる時もしっかり腕を振って、投げたい方向に向かってしっかり投げるということをアドバイスしてもらいました。その通りに投げることができて、その点では良かったと思います。
記者:先発ローテーションの一角を担うという点ではいかがですか?
釜田:7回までしっかり投げないといけないなということは自分でも分かっていますし、2試合とも勝っているのですができていないので、そこをしっかりとしないといけないと思います。あとは自信を持って任せてもらえるようにしっかり結果を出したいと思います。
記者:本日、本拠地初登板で多くのファンの声援もありました。ファンへ向けて一言お願いします。
釜田:本当に多くの声援をこのKスタ宮城で送ってもらったので、その声援が力に変わって今日のピッチングの結果に残っていると思いますし、本当にもっともっと勝ってファンの皆さんに恩返しできるように頑張ります。
記者:初めてKスタ宮城での1軍のマウンドに上がったということで、雰囲気はいかがでしたか?
釜田:マウンドもそうなのですが、球場の雰囲気もすごく投げやすいですし、声援を力に変えて良いボールを放ることができたと思います。
記者:初回先頭打者にフォアボールを出して、立ち上がりに苦労しているという印象でしたが、いかがでしたか?
釜田:今日はブルペンでも調子は良かったのですが、(先頭の)梵さんのフォアボールはちょっと感覚のズレというか、そういうものがあってのフォアボールだと思うのですが、その後の東出さんの時には普通に投げることができました。
記者:今日は変化球も良く、素晴らしいピッチングだったと思いますが、投げる毎に成長している実感はありますか?
釜田:自分自身もそれを一番感じていますし、変化球の精度という点では、前の2試合とは格段に違いますね。あとはイニングを投げるということをしっかりやっていきたいなと思います。
星野仙一監督 試合終了後記者会見
記者:釜田選手が今季2勝目を挙げました。今日の投球を振り返っていかがでしたか?
星野:(4回表)あの満塁を良くしのいだよね。半分野手が足を引っ張った満塁だから、あそこは良く頑張ったなぁという感じです。
記者:結果的には7回途中を1失点。8奪三振でした。
星野:三振よりも7回をきちっと収めたら褒めてやりたい。神宮でもそうだったし、どうもうちの投手は昨日も言ったように7回だとか100球だとか。越えないといけないね。
記者:6回に1点を返された後に、枡田選手が1点を加えました。
星野:慎太郎はよく打ってくれたね。ナイスバッティングだ。その前の守備でひっくり返ったのはゲッツーを取りにいこうとし過ぎたんだよね。あそこはゲッツー取るのは難しいからきっちりアウト1つ取らないと。ああいうところがまだまだ・・・経験していると思うんだけどなぁ。
記者:連敗は3でストップ。次の阪神戦に良い形で入れますね。
星野:これ以上連敗しとったらみっともないよ。小さいことをきちっとしないとね。