試合情報

楽天イーグルスは田中、ラズナーのリレーでマリーンズ打線をシャットアウトした。

楽天は四回、ここまでパーフェクトに抑えられていたマリーンズ先発・小野から聖澤がヒットで出塁、続く内村が犠牲バント。その打球を処理した小野が俊足内村の足に慌て悪送球。無死一、三塁のチャンスを作る。
その後一死二、三塁となるものの四番山崎がセンターへの2点タイムリー。先制に成功した。

先発・田中は初回こそ三者凡退に打ち取るものの、その後ランナーを背負う厳しい展開。しかし要所を締めるピッチングとバックの好プレーにも助けられ八回を無失点。九回のマウンドにはラズナーが登り、三者凡退に打ち取りゲームを締めた。楽天イーグルスはマリーンズとの3連戦を2勝1敗で勝ち越した。

記者：おめでとうございます！
田中：ありがとうございます！

記者：今日の投球振り返っていかがですか？
田中：僕は何もしてないです･･･(苦笑)ほんとにバックの守りに助けられましたし、先に点をとっていただいて、ほんとに必死の思いで投げました。

記者：1回から7回まで毎回得点圏にランナーを背負ってのピッチングでしたね。
田中：そうですね。苦しいピッチングをしてしまったんですけど、再三ほんとにバックに助けられて、ほんとに感謝です。

記者：後半に入って微調整やフォームを変えた部分ってあるんですか？
田中：大きな変化は無いですが、さらに今よりいい状態で、試合に臨めるようにと毎回調整しています。

記者：4回の4番の山崎選手。頼りになりますね。
田中：ほんとに頼りになる4番です。

記者：なにか声は掛けられたんですか？
田中：いや、別に、特にはないですけど(苦笑)。大きな2点だと思うのでしっかり抑えられてよかったです。

記者：今日の1勝で2桁10勝目になりました。
田中：ほんとに1試合1試合の積み重ねだと思っているので、シーズン終わった時に、「あ、何勝してたんだ」っていう感覚ですね。

記者：今日の試合で完封を期待していたファンも多いと思うのですが、次はまた完封を期待していいですか？
田中：そうですね、マウンドに上がってしっかりと投げきれるように、また頑張りたいと思います。

記者：多くの楽天ファンにメッセージを御願いします。
田中：なんとかこのカード勝ち越すことができました。まだまだシーズン残っていますし、皆さんと一緒に力合わせて戦っていきたいと思うので、これからも引き続き応援宜しく御願いいたします！
今日はどうもありがとうございました！(場内歓声)

7月勝ち越しはいい事だ。

田中はよく打たれたが、走者を出してからが真骨頂だ。
良く解釈すれば勝負どころを分かってるんだが、ランナーが出たら何が起こるか分からないんだからね。
田中は10勝でケジメがついたし、ここからどんどん勝ってくれるだろう。