試合情報

楽天イーグルスは永井が5月31日以来の復活勝利。3連戦の初戦を勝利した。

楽天は三回二死から松井稼がツーベースで出塁すると山崎のタイムリー、そしてこの試合で1000試合出場を飾った高須選手がスリーベースを放ち2点を先制。試合の主導権を握る。六回には横川、聖澤の連続ツーベースで更に2点を追加し、マリーンズを突き放した。

投げては肩痛から復帰した永井が序盤こそヒットを許すものの、尻上がりに調子を上げる。四回以降は無安打に抑え、九回を2安打完封という最高のピッチングを披露した。永井はQVCマリンでプロ入り初勝利。

記者：今日のヒーローは2安打完封勝利を挙げた永井投手です。おめでとうございます！
永井：ありがとうございます！

記者：5月31日以来の4勝目となりました。このピッチング内容も含めて嬉しいのでは？
永井：勝利の味を忘れていました！（苦笑）

記者：肩の違和感があったそうですが、そんなアクシデントを感じさせないピッチングでした。
永井：そうですね。肩をちょっと痛めてしまい、チームに迷惑をかけてしまいましたが、こういう形で勝ててよかったです！

記者：序盤こそランナーを出しましたが、その後は見事なピッチングが続きました。
永井：今日は天気が悪いということを聞いていたので、無駄なランナーを出さないように気をつけていました。

記者：回の途中からフォークボールを交えました。組み立てを変えたのでしょうか。
永井：そうですね。嶋の配球がすごく良かったですし、それに応えようと思って投げていました。

記者：3位争いは熾烈です。こういう一勝一勝の積み重ねが大事ですね。
永井：3位よりも上を目指していきたいのですが、まだまだこの勝利に甘んじることなく頑張っていきたいと思います。

記者：まだまだ後半戦は始まったばかり。3位、2位、1位と上を目指すため、今後の抱負をお願いします。
永井：今日は応援ありがとうございました！明日も千葉に来てください！

永井は序盤をしのいで盛り返した。
中盤以降はボールゾーンのフォークを振らせて、ゴロアウトを稼いでいた。
連戦もあるし、そりゃ完封は大きい。

打線は2アウトから連打は出たが、もっと続けて畳み掛けたい。贅沢な話かもしれないがな。