試合情報

楽天イーグルスは田中が粘りの投球でマリーンズ打線をシャットアウト。

楽天は三回、松井稼の安打と犠打で一死一、二塁とすると、ガルシアがタイムリーを放ちマリーンズのエース・成瀬から先制点をもぎ取る。さらに二死三塁とし、岩村のタイムリーでリードを広げた。

先発・田中は走者を許しながらも、持ち味の要所を締めるピッチング。五回一死一、二塁のピンチは連続三振。六回無死一、二塁のピンチも併殺などで切り抜けた。終盤に入っても田中の球威は衰えず、129球9奪三振の完封勝利。8勝目をマークし、防御率は驚異の「1.08」。後半戦の反攻に向け、若き豪腕が躍動する。

記者：終盤のピンチをしのいでの完封勝利。振り返っていかがですか？
田中：今日は厳しい場面が多かったのですが、野手のみなさんの守りにも助けられましたし、本当にみんなで勝ち取った勝利だと思います。

記者：特に8回、そして9回にありました松井稼選手のファインプレー。マウンドでどうご覧になっていましたか？
田中：本当に感謝しています。助かりました！

記者：ご自身のピッチングを振り返っても、6回にランナーを3塁に置いて、里崎選手の場面はどんな気持ちで投げていたのですか？
田中：ノーアウトからランナーを出して、苦しかったのですが、なんとか2アウトまで漕ぎ着けましたし、三振を取ってベンチに帰りたいと思っていました。（歓声）

記者：最後は152キロのストレートだったのですが、最後は真っ直ぐ！　という気持ちで投げていたのですか？
田中：そうですね。最後は真っ直ぐだなと思って力を込めて投げました。

記者：この試合が始まる前まで、防御率はリーグトップの1.18だったのですが、今日の完封勝利で1.08まで下がりました！　この数字はご自身でどう感じていますか？
田中：出来すぎです。でもこういうピッチングをずっと続けるために、日頃、練習を重ねていますので、これをこれからも続けていけるように頑張っていきたいと思います。

記者：決勝打のガルシア選手、ナイスバッティングでした！
ガルシア：Thank you very much! 今日の勝利はとても嬉しいネ。田中投手のすごくいいピッチングと松井稼選手の素晴らしい守り。ナイスなディフェンスだっだヨ！

記者：3回決勝打の場面は、1回のチャンスで三振に倒れた後の打席でした。
ガルシア：まずアグレッシブに行くという気持ちだけを忘れずに、前の打席でチェンジアップで三振していたので、それを狙ってしっかりと振り抜いたヨ！

記者：田中投手は無四球完封勝利でしたが、いかがでしたか。
星野：無四球は知っていたよ。よう打たれたな。ランナーを出してから馬力を出している感じだった。最初から馬力を出せよっていうゲームだったな。

記者：中盤以降も粘り強く投げていましたね。
星野：粘り強かったし、（松井）稼頭央に2つ良いプレーがあったな。ああいう良いプレーがあるからもったよね。（8回の）井口の打球は1点入るところだったからね。

記者：打線はかがでしたか。序盤は少し粘り強さを感じたのですが。
星野：そう？粘り強かったらもっと点が入ってるんじゃないか？あと1本というのが野球の難しいところなんだけど、うちの課題だよね。2塁にランナーを進めて、見逃し、見逃しでは駄目だ。

記者7月は白星スタートで、のっていきたいですね。
星野：いつものっていきたいんだよ、俺は。のって、のって、のりまくりたいんだよ！