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2011.05.20 FRI
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5/20 東京ヤクルトスワローズ戦 レポート

楽天イーグルスは田中の力投で連敗を止め、交流戦初勝利。

田中と由規の好投手が緊迫した投手戦を繰り広げる。一回に田中が畠山にタイムリーを浴びて先制を許すも、すぐさま味方が反撃。楽天はその裏、2四球などで一死満塁とすると、好調の中村が犠牲フライを放ち同点に追いつく。

その後は両投手が立ち直り、ゼロ行進で試合が進む。田中はスワローズ打線をねじ伏せ、五回までで10個の三振を奪う力投。すると終盤に打線が由規を捕える。七回、先頭中村のヒット、送りバントで一死二塁とすると、鉄平が左越に決勝のタイムリーツーベース。

田中は最後まで球威衰えず、9イニングでは球団新となる15奪三振の完投勝利を挙げた。

田中将大選手 ヒーローインタビュー

記者:毎回の、そして自己最多の15奪三振、完投勝利。この味はいかがですか。
田中:そうですね。最後まで投げきっての勝利は、すごく気持ちいいです。

記者:ランナーを出して苦しい場面も多かったと思いますが、その粘り強さ。今日のピッチングいかがですか。
田中:毎回ランナーを出してしまって、ハラハラ、ドキドキさせてしまったのですが、今日はセットポジションが調子良かったので、ランナーを出しても気持ちを切り替えて投げることができました。

記者:今日は相手が由規投手。地元仙台出身で特別な思いを持ってマウンドに上がっていたと思います。田中投手も気持ちという言葉を大事にされる投手。投げ合っていてどういう風に感じながらマウンドに立っていましたか。
田中:僕も今日はどうしても勝たなければいけない理由があったので、勝つことができて良かったです。

記者:その『勝たなければいけない理由』を教えてください。
田中:今日、永井さんに子供が生まれたので、勝ってウィニングボールを渡すという約束をしていたので、それが果たせてよかったです。(大歓声)

記者:田中投手にとっても仙台での開幕戦以来の3勝目となりました。改めて今後に向けてひと言お願いします。
田中:粘り強く、1イニング1イニング、一人ひとりしっかりと投げて抑えていきたいと思います。今日はありがとうございました!

鉄平選手 ヒーローインタビュー

記者:決勝打を放った鉄平選手です! 7回のあの場面、あの打席、よくレフトの頭上を越えてくれました。
鉄平:また捕られちゃうかなと思ったのですが、越えてくれて良かったです。

記者:今日は7番という打順でした。また、1点を争う試合でした。どういう心境でバッターボックスに入っていましたか?
鉄平:あの場面は、慎太郎(枡田選手)がよくつないでくれましたし、何より田中さん(笑/田中投手苦笑)が凄いピッチングで抑えてくれていて、僕たちが点を取れば勝てるという状態だったので…。また、この間の試合も僕たちが援護できずに勝ちを付けてあげられなかったので、何とか一本打ちたいと思って打席に入っていました。

記者:昨日、一人居残りで練習をした成果が早速出ましたね。
鉄平:えー、そういうのはね、まぁ、いいです。(場内笑)とりあえず、永井のことは僕も知らなかったです。おめでたいのでよかったです。

記者:最後に集まってくれたファンの皆さまにひと言お願いします。
鉄平:まだシーズン序盤ですから、これからどんどん巻き返します。僕個人的にもどんどん巻き返さないとヤバいので頑張ります。これからも応援お願いします!

星野仙一監督 試合終了後記者会見

記者:本日の田中投手はいかがでしたか。
星野:悪かったね。球数が多すぎる。簡単にヒットを打たれすぎ。だから球数が増える。

記者:走者を出しながら気迫で粘っているようにも見えましたが。
星野:粘ったことは粘ったが、もっと自分を大切にしないと。あいつならできる。

記者:7回には鉄平選手に待望のタイムリーが出ました。
星野:野手が前にいたというのもあるし、打球にスライスがかかって(外野手が)目測を誤っていた感じもあったが、ああいうものできっかけを掴んでくれれば嬉しいです。

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