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2011.05.10 TUE
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5/10 北海道日本ハムファイターズ戦 レポート

楽天イーグルスは緊迫した投手戦を落とし、今季初の4連敗。

試合は岩隈久志とダルビッシュ有の両エースが登板。白熱した投手戦となった。岩隈は立ち上がりから走者を背負いながらも、投球を低めに集めて打たせて取り、ファイターズに得点を許さず。打線はダルビッシュから連打を奪えず、中盤五回までに9つの三振を喫してしまう。

試合が動いたのは六回。岩隈が二死から稲葉に安打を許すと、続く中田に失投をバックスクリーンへ叩き込まれて2点を先制されてしまった。その後、岩隈はファイターズ打線を粘り強く封じていったが、一球に泣いた結果となった。

何とかチャンスを作りたい打線は、九回にようやくダルビッシュを攻めて二死一、三塁と一打逆転の場面を演出。しかし、後続が倒れて万事休した。計15個の三振を奪われるなど打線が意地を見せられず、5月4度目の完封負けを喫してしまった。

星野仙一監督 試合終了後記者会見

記者:6回、本塁打の場面は岩隈投手は2アウトを簡単に取っただけに、もったいなかったですね。
星野:アウトコースのボールがシュート回転してしまったけど、あれは打った方を褒めてあげないとね。あそこまで飛ばしたんだから。あの1球だけだな。でも、もったいないね。私も悔しいけど、岩隈はもっと悔しいんじゃないかな。

記者:岩隈選手の気持ちが伝わってくるピッチングだったと思うのですが、いかがですか。
星野:それは十二分に伝わってきました。ずっと0(ゼロ)行進が続くから多少しびれを切らしてしまったかもしれない。私もピッチャー出身だから、そういう意味では分かるけど、2アウトだっただけにもったいなかったな。

記者:ダルビッシュ投手は良かったですが、打線はいかがでしたか。
星野:良いピッチャーなのは間違いないし、1・2点が勝負になることも最初から覚悟していた。打線はじっと我慢するしかないでしょう。私が打席に立つわけじゃないし、立てないし。

記者:1回、3回と聖澤選手が出塁しましたが、繋がりませんでした。
星野:繋がらないから0(ゼロ)行進が続いてしまうんだよ。1本出れば変わるんだろうけど。「生みの苦しみ」という表現は、こんなことでは使いたくないけど、そういう感じだな。

記者:8回には抗議にも出て、チームに檄を飛ばしているようにも見えたのですが。
星野:あれはセーフに見えたから行きました。アウトに見えたら、私は行きません。審判にはアウトに見えたと。(判定は)覆りはしないんだけどね。大事な場面だったし。皆さんにはどう見えたか分からないが、私にはセーフ見えた。

記者:4連敗になってしまいましたが、ここでファンに楽天イーグルスの底力を見せたいですね。
星野:それは選手も私も思ってる。ただ、思い通りに勝負事はいかないから、我慢するかしないし、練習するかしかない。

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