2011.04.26 TUE
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4/26 埼玉西武ライオンズ戦 レポート

楽天イーグルスは岩隈の好投で埼玉西武に今季初の完封勝ち。貯金を再び1とした。

楽天は二回二死から岩村の四球、ルイーズの安打で一、二塁とすると、嶋のタイムリー内野安打で1点を先制。さらに続く鉄平も執念の内野安打を放ち1点を追加。埼玉西武のエース・涌井から計2点を奪った。

先発・岩隈は立ち上がりから絶好調。得意のフォークを決め球に埼玉西武打線に的を絞らせず、三回までパーフェクトピッチング。五回に初の連打を許したが、連続三振でピンチを切り抜けた。一方、涌井にも意地を見せられ、楽天打線は三回以降は散発の2安打と沈黙。

それでも岩隈は力投を続け、次々と三振を奪う。九回二死満塁のピンチも切り抜け、自身3連勝を今季初のシャットアウトで飾った。なお13奪三振は自己最多タイ。この勢いで明日も勝利し、貯金を死守して4/29Kスタ宮城開幕に臨みたい。

岩隈久志選手 ヒーローインタビュー

記者:今日のヒーローは完封勝利の岩隈投手です! 素晴らしい投手戦を制した今の心境はいかがですか?
岩隈:すごく嬉しいですね。

記者:最後は西武打線もしぶとかったですが、岩隈投手も粘り負けしませんでしたね。
岩隈:そうですね。最後まで全力で、粘り強く投げたことが良かったと思います。

記者:少ない点数のリードで、しかも相手エース・涌井投手に投げ勝った。ピッチャーとしての充実感という点ではどうだったのでしょうか?
岩隈:相手ピッチャーも涌井で、1点差のゲームになると思っていました。野手が2点も取ってくれたので、そのリードを何とか守ろうと思いながら粘り強く投げた結果ですね。本当に完封できて良かったです。

記者:完封できた大きな要因は、どこにあったと考えますか?
岩隈:(一昨日)負けてきてますので、とにかく初戦を取りたいという気持ちでした。

記者:岩隈投手は3勝負け無し、いずれも相手のエースに投げ勝ちました。いい滑り出しですね。
岩隈:そうですね。本当にいい集中力で投げられていますので、この状態を維持してやって行きたいと思います。

記者:星野監督が『貯金を持って仙台に帰ろう』という目標を掲げていますが、それに向けて大きな1勝となったと思います。
岩隈:良かったと思いますし、明日勝って(Kスタ宮城に)帰りたいと思います!

記者:皇子山球場では初めてのプロ野球公式戦でした。ファンの皆さまはプロ野球が来るのを本当に楽しみにしていました。ファンの皆さんに最後にひと言お願いいたします。
岩隈:今日は本当に熱い声援ありがとうございました! また明日もあるので是非、応援に来てください。ありがとうございました!(大歓声)

星野仙一監督 試合終了後記者会見

勝ち試合は疲れるな。岩隈に尽きるよ。代えるつもりはなかった。点をとられていかなかったし、ビシッと投げていたから。完封すると信じていた。エースの仕事と言えばそれまでだが、点を取られなかったからな。心技体が充実しているのだろう。

この歳になって修業はしたくないんだがな。選手の気迫が内野安打になったのだろう。選手と一緒に修業するよ。
これで5割で帰れるが、明日も勝って貯金を作りたい。貯金と宣言することでリスクは背負っている。このチームを引き受けたときから。前のチームを引き受けたときもそうだった。それがオレの人生。自分にプレッシャーをかける。選手も感じただろうが、試合に勝ちたいと思っただろう。そうあって欲しい。

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