2010.08.01 SUN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
0
2
0
0
0
1
2
0
0
0
0
0
X
R
H
2
9
3
8

8/1 バファローズ戦レポート

楽天イーグルスは約1カ月ぶりの登板となった田中が好投。連敗を2で止め、8月は幸先良く白星スタート。またバファローズ戦の連敗は8でストップ。

先発は6/29以来の登板となった田中。1回に先頭の坂口にいきなりツーベースを許すも後続を断つ。2回にも連打と死球で無死満塁のピンチを招いたが、フォークを決め球に連続三振を奪い無失点。

打線は2回にルイーズの7号ソロで先制。続く3回にも嶋、牧田の連打で無死ニ、三塁とすると、聖澤の3試合連続となる2点タイムリーで突き放した。

田中は尻上がりの投球でバファローズ打線を封じ、7回途中に1点を失うまでマウンドを守り抜いた。楽天はその後1点差にまで詰め寄られたが、青山と小山が何とか踏ん張り逃げ切りに成功。田中が6/6ジャイアンツ戦以来の9勝目をマーク。豪腕が待望の復活を遂げ、8月の反攻に向けフル回転する。

ヒーローインタビュー

■田中将大選手 ヒーローインタビュー
記者:おめでとうございます!
田中:ありがとうございます!

記者:大声援です。いまのお気持ちいかがでしょう?
田中:怪我をしてしまって、チームに迷惑かけてみなさんに迷惑かけて、本当にすいませんでした。残り試合まだあるので、ここからしっかりとチームに貢献出来るように頑張りたいと思って今日は投げました。(場内歓声)

記者:2回にはノーアウト満塁のピンチ、どんなお気持ちでしたか。
田中:1イニング1イニングしっかりと0に抑えていくことしか考えてなかったので、ノーアウトで満塁になってしまいましたけど、しっかりと三振とって抑えれば0点で切り抜けられると思っていたので、思っている通りに投げられてよかったです。

記者:その直後にルイーズ選手のホームランで点を取ってくれました。
田中:ホームランとかヒジリ(聖澤選手)さんのタイムリーとかもあって、先に点を取ってもらって楽に投げられたので、感謝したいですね。

記者:7回途中2失点での降板、交代の際には「エーッ!」という声もあがりましたがご本人はどんな気持ちでしたか?
田中:あそこの場面での降板は、完全に僕の力不足なので、次しっかりと抑えられるように頑張りたいと思います。(場内歓声)

記者:6月6日以来の9勝目となりましたが、後半戦どんな戦いを見せてくれますか?
田中:今まで怪我していた部分は帰ってこないと思うので、1試合1試合ピッチャーみんなで頑張って、試合を作っていけば勝っていけると思うので、隣にいる青山さん、小山さんにしっかりつなげるように頑張りたいと思います。(場内歓声)


■青山浩二選手 ヒーローインタビュー
記者:おめでとうございます!
青山:ありがとうございます!

記者:田中投手の後ということで、普段と違った感覚がありましたか?
青山:とりあえず田中が飛ばしていたので、いつでもいける準備はしていました。

記者:ノーアウトランナー2塁の場面での登板でしたが?
青山:絶対に田中の勝ちだけは消したくないという気持ちで、腕を思いっきり振っていこうという気持ちで投げました。

記者:7回には高須選手のファインプレーにも助けられました。
青山:そうですね。ホッとしたというか、すごく心強かったですね。

記者:これでチームの連敗もストップとなりました。
青山:連敗が続いていたので、これを機に連勝して早く借金返したいと思います!


■小山伸一郎選手 ヒーローインタビュー
記者:お疲れ様です。
小山:ありがとうございました!

記者:9回に登板し、ワンアウト2塁となりました。あの場面はどんなことを考えていましたか?
小山:そうですね。将大、青山がつないできて僕が同点にされたら、将大に何言われるか分からなかったのでね(笑)。必死に、死に物狂いで投げました。

記者:150kmの速球で三振も奪いましたね。
小山:腕がちぎれてもいいという気持ちで投げました。(場内歓声)

記者:最後まで集中したピッチング、最後にファンからも大きな声援がありました。
小山:そうですね。いままで僕が出てくる場面では、結構「エーッ」って言う(場内爆笑)声援が多かったんですけども(笑)、最近はすごく応援してくれるので、必死になって投げています!(場内歓声)

記者:後半戦、プレーはもちろんお立ち台でのお話も期待しています。
小山:先発の子たちがいつもお立ち台に立っているので、僕ら中継ぎもたまには立たせてほしいです!(場内歓声)

記者:後半戦に向けてファンの皆さんにメッセージをお願いします!
小山:こからも勢いに乗ってどんどんどんどん勝っていきたいと思います。自分個人としては、シーズン終わってバラ色のオフを送りたいので、必死になって頑張っていきますので応援宜しくお願いします!!!!(場内歓声)

田中将大選手 試合後囲み会見

記者:2カ月振りの勝利ですが、今の率直な気持ちを教えてください。
田中:嬉しいです、はい(笑)

記者:怪我をしていた一ヶ月間、どんな気持ちで過ごしていたのですか。
田中:怪我をしてしまったことは仕方がないので、まずは足の怪我をしっかり治すこと。それ以外の部分は、これを機に怪我する前よりも良い状態にして戻れるように練習していました。
でも、試合を(TVで)見てしまったりすると「何をしてるんだ」という気持ちに正直なりました。今日しっかり投げて勝利することができたので、良かったです。

記者:体力的な不安はありませんでしたか?
田中:一ヶ月間投げていませんでしたが、ペースは考えず、1回1回を0(ゼロ)で抑えられるよう要所を抑えていければと思っていました。

記者:序盤、ピンチを招きましたね。
田中:外野フライでも1点を取られてしまうのが嫌だったので、今日の自分のフォークなら三振が取れると思い、腕を思いっきり振って、理想通りに投げることができました。あのピンチを0(ゼロ)点で切り抜けたことが大きかったと思います。

記者:怪我をする前と感覚の違いはありましたか。
田中:なかったです。状態は良くなっていると思います。

記者:7回で交代させられてしまったことについてはいかがですか。
田中:それは監督が決めることなので。代えられるということは、まだまだ力不足ということだと思います。次は一つでも多くのアウトが取れるようにしていきたい。

記者:連敗を止める勝利でした。
田中:波に乗れる何か良いキッカケになれば良いと思う。先発投手は週1回しかなげないので、登板するときはしっかり投げられるように調整していきたい。次の登板は、より良いピッチングができるように頑張りたい。

記者:調子のいいオリックス打線に何か対策はありましたか。
田中:ポイントや流れを抑えれば、勢いに乗せることはないと思っていました。序盤のピンチを抑えたのは大きかったと思います。

マーティー・ブラウン監督 試合終了後記者会見

記者:田中投手の復帰を誰よりも心待ちにしていたのでは?
ブラウン:田中は予想以上のパフォーマンスを見せてくれたね。6回時点で肩、足に問題がなかったので7回もいかせた。ああいう形になったので降板することになったけどね。本人は納得いく顔をしてなかったけど、今後のことを考えると良い事だと思う。

記者:ピッチング内容はいかがでしたか。
ブラウン:田中は怪我をする前からピンチで空振りが取れるピッチャーだ。先頭打者を出してもピンチの切り抜け方を知っているから、安心して見ていられたよ。

記者:あとを受けた青山投手、小山投手はいかがですか。
ブラウン:青山、小山につなげるウチの勝ちパターンで試合を進めることができたね。2人はコンスタントに結果を出してくれてるし、良い状態で試合に臨んでくれているので心強いよ。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート