2010.07.17 SAT
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7/17 ファイターズ戦レポート

楽天イーグルス、勢いに乗るファイターズに逆転勝利を飾る。

楽天先発は長谷部。3ヶ月ぶりの1軍復帰になるものの、初回を3人で抑える好投。2回には連打を許し1死1,2塁のピンチを招くも粘りのある投球で失点を許さない。
しかし3回、先頭打者の金子誠にツーベースを許すと、犠打と犠牲フライで先制点を与えてしまう。
ファイターズ先発は不動のエース・ダルビッシュだけに重い1点が楽天にのしかかる。

そんなファンの心配を振り払ったのが山崎武だ。
4回裏、四球と敵失で走者を2人貯めると、149kmのストレートを右中間スタンドへ運ぶ逆転3ラン。24年目の大ベテランが日本を代表する若きエースから会心の一打で、先発長谷部を強力援護。
長谷部は4回、5回をパーフェクトに抑え、6回にソロホームランを浴びて青山にマウンドを譲るも、片山、小山と継投し文句なしの内容で復帰戦を飾る。

山崎武選手ヒーローインタビュー

記者:きょうお立ち台に迎えましたのはこの2人!貴重な3ランホームランを放ちました山崎武選手。そして復活の白星、3勝目長谷部投手です!(場内大歓声)

記者:まずは山崎武選手。ナイスバッティングでした。
山崎武:ありがとうございます。

記者:実に一ヶ月ぶりのホームランでしたが、打った感触いかがでしたでしょうか?
山崎武:もう忘れてました・・・感触を。一ヶ月も打たないとオーバーフェンスしないのじゃないかと思ったのですが、きょうは打った瞬間入ったと思いました。

記者:振り返りますと1点を追いかけて1死1・2塁の場面でした。対するは球界屈指のピッチャー・ダルビッシュ投手でしたが狙っていたのでしょうか?
山崎武:全然ホームランという気持ちは無かったのですが、なんとかヒットでランナーを還したいという気持ちでいましたが・・・目つむって振ったら当たりました!(笑)

記者:(笑)山崎武選手にとっては、なかなか一本が出ない時期が続いていたのですが、色々考えるところがあったのではないでしょうか?
山崎武:そうですね、一ヶ月も打たないともう出ないのじゃないかと感じていたのですが、ここ最近ちょこっと良くなっていたので近いうちに出るんじゃないかな~と思っていました。そしてきょうはなんと言っても長谷部が頑張ってくれましたから、勝ち星をプレゼントできて良かったです!(場内大歓声)

記者:これでこの夏、ノッていけそうですね!
山崎武:そうですね。まだまだ借金がありますので、1つずつ返していきたいです!

長谷部投手ヒーローインタビュー

記者:可愛がってもらっている山崎武選手の一発。ありがたい援護でしたね。
長谷部:ハイ!ありがとうございます!

記者:まず、久々の白星の味を聞かせてください。
長谷部:四月に怪我してしまってリハビリ生活が長かったのですが、きょう1軍に復帰して勝てたので凄く嬉しいです!
(場内から長谷部ー!の声)

記者:ファンからも声が飛んでいますが、およそ3ヶ月ぶりのマウンドだったのですがどんな気持ちで臨んだのでしょうか?
長谷部:すごい緊張したのですが、内野の方々がずっと声をかけてくれていたので、それが力になりました。

記者:5回2/3、2失点という内容。どのように評価しますか?
長谷部:良かったと思います(笑)

記者:リリーフピッチャーの先輩方もきっちりと抑えてくれましたが、どんな気持ちで見ていたのでしょうか?
長谷部:いつも助けてもらっているので、感謝しています。

記者:そして感謝と言えば、この雨の中声援を送ってくれたファンのみなさんだと思うのですが、メッセージをお願いします。
長谷部:最後まで雨の中、応援してくださって本当にありがとうございます。これからもチームの勝利に貢献できるように頑張りますのでまた応援宜しくお願いします!

記者:さぁもう一度山崎武選手。チームは連敗を止めました。明日も日本ハム戦があります。メッセージをお願いします。
山崎武:雨の中ありがとうございました。オールスターまであと4試合ですか。4連勝していきたいと思いますので、また明日も応援お願いします!

マーティー・ブラウン監督 試合終了後記者会見

記者:ダルビッシュ投手を相手に大きな勝利を挙げましたね。
ブラウン:今日のダルビッシュの調子は悪かったわけではない。限られたチャンスで山崎がストレートをしっかり打ち返してくれたことが大きかった。

記者:山崎選手のホームランは1ヶ月ぶりとなりますが、調子が上がってきているのでは?
ブラウン:山崎は昨日の打席を見ても調子が上がってきていると見てるよ。このチームは山崎が打つと得点力がアップする。これからも期待しているよ。

記者:長谷部投手についてはいかがですか?
ブラウン:初回から飛ばして、0点に抑えようという姿勢がベンチから見ていても感じられた。初回をしっかり抑えてくれたことが大きいし、試合の流れを作ってくれたので、そういう意味では初回が(今日の長谷部の)全てだったと思う。良いピッチングだった。

記者:次回の登板も期待される長谷部投手ですが、その中で課題は?
ブラウン:ストレート主体にピッチャー有利なカウントで、攻める気持ちで挑めたのが今日の良かった要因だ。今日のことを忘れずに、強気な攻めのピッチングで今後も頑張ってほしい。

記者:ピンチの場面もありましたが、巧みな継投策で切り抜けましたね。
ブラウン:今日の継投のキーポイントは、6回に青山を投入したことだろう。本来、青山はもう少し後ろの場面で起用したい投手なのだけど、(今日の場面は)得点した後のピンチだったのでどうしても抑えなければいけない場面だったからね。疲労が溜まるのが心配だけど、頼りにしているよ。

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