2010.07.10 SAT
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7/10 ライオンズ戦 レポート

楽天イーグルスは終盤に打線が爆発し4連勝。好投しながらも勝ち星から遠ざかっていたエース岩隈が6/19以来の6勝目を挙げた。

初回、制球の定まらない岩隈は四球で先頭の片岡を出すと、盗塁と犠打で1死3塁のピンチを迎え、さらにショートのエラーで先制点を許す。しかし直後の2回に山崎武のタイムリーで同点に追いつくと、本来のピッチングを取り戻し、2回から5回までをパーフェクトピッチング。
その後も粘りの投球を続け、迎えた8回、ついに打線がその好投に応える。

ヒットと四球でランナーを2人置き、4番ルイーズが相手エース涌井から値千金の3ランホームランで投手戦の均衡を崩す。
楽天は9回にも3者連続タイムリーで試合を決定付け、最後は小山が締めて試合終了。

エースの好投、4番の一振りと、理想的な展開で試合を決めた。

岩隈久志選手 ヒーローインタビュー

記者:きょうのヒーローは、6/19以来、お待たせの6勝目を挙げた岩隈久志投手です!
岩隈:ありがとうございます!

記者:ファンの皆さんはキリキリするような投手戦を期待していたと思いますが、岩隈さんご自身は?
岩隈:とにかく先制点を与えないようにとは思っていたんですが、最初にバタバタしてしまいました。それでも粘りのピッチングが出来て、勝利につながったことが良かったと思います。

記者:その真骨頂が味方がチャンスを逃した直後の6回、2死3塁の場面で中島選手と勝負を挑みました。
岩隈:勝負ですね! 最悪、四球でいいと思って、思い切って攻めました!

記者:その攻める気持ちが、ルイーズ選手のホームランを呼び込みましたね!
岩隈:そうですね。本当に助けてもらいました。感謝しています。

記者:今シーズンの岩隈投手は試合を作っていますが、まだ6勝目です。
岩隈:こういう年もあります。それよりも応援してくださるファンの方々のために、全力で頑張りたいと思っていますので。

記者:イーグルスファンのメガホンから『岩隈投手、頑張れ!』といった声も聞こえます。最後にメッセージをお願いします!
岩隈:とにかく早く借金を返して、上位を目指して頑張ります! これからも応援よろしくお願いします!

マーティー・ブラウン監督 試合終了後記者会見

記者:岩隈選手が6月19日以来の勝利投手です。
ブラウン:今まで良いピッチングをしていたからね。今日は7回で終わりだったので、あそこでランディ(ルイーズ)が打ってくれたのが大きい。

記者:ルイーズ選手を4番に起用しました。
ブラウン:ランディはプレッシャーを気にしないけれど、ノリ(中村紀)とヤマサーキ(山崎武)はプレッシャーを気にするタイプなので、それを取り除いて楽にしてあげたかった。

記者:それにしても岩隈投手がナイスピッチングでした。
ブラウン:初回はあぁ言う形だけれど1点で済んで、一度ベンチに帰ってきて落ち着いてそこから集中力が戻ったね。

記者:これで去年の81試合経過時点と同じ勝ち星になりました。
ブラウン:昨年と比較するとそうかもしれないが、昨年と今年とで違うのは、パ・リーグがとても混戦していると言う事だ。一概に比較できナイ。しかし、コーチ、選手たちが常にあきらめずに、全力で勝ちに行っている姿勢は評価できる。

記者:今日もいくつか細かいミスがありましたが、ゲームの中での小さなミスをみんなでカバーし合うような雰囲気を感じます。
ブラウン:それがチームと言うモノだ。それぞれをカバーするためにお互いが存在している。

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