2010.03.28 SUN
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3/28 ライオンズ戦 レポート

楽天イーグルスは今季初勝利をサヨナラで飾った。

先発・田中は序盤からキレのある変化球でゴロを量産し相手打線を封じる。
3回に1点を先制されるも、その後はテンポ良く危なげないピッチングで力投した。

打線はライオンズの先発・帆足の前に沈黙。
8回に2死から代打・嶋の安打と高須の二塁打などで満塁とすると、鉄平が四球を選び押し出しで同点に追いついた。
試合は1-1のまま延長戦へ。10回裏には嶋の二塁打と憲史の安打で一・三塁とすると、渡辺直がしぶとく内野安打を放ちサヨナラ勝ちを決めた。

渡辺直人選手 ヒーローインタビュー

記者:殊勲打渡辺直人選手です。
渡辺直:ありがとうございます。

記者:いい形で、最高の結末をありがとうございます。
渡辺直:お待たせしました!

記者:サヨナラの場面で、どのような気持ちで打席に入りましたか?
渡辺直:田中がすごいがんばっていて、田中の背中を見て守っていたので、絶対決めてやるという強い気持ちでボテボテの打球を打ちました。アハハハ!
(場内大歓声)

記者:でも結果はサヨナラのヒットとなりました。やはり気分はいいでしょう?
渡辺直:最高です!

記者:そして、待ちに待った今季初勝利となりました。初勝利の味というのはいかがですか?
渡辺直:勝ちたい勝ちたいという気持ちは持っていたんですけど、焦らず自分たちで出来る事をやろうと思っていました。

記者:ファンの皆さんに一言お願いします。
渡辺直:これからも絶対諦めない野球を、一試合一試合大事にやっていきますので、これからも応援宜しくお願いします。
(場内大歓声)

田中将大選手 ヒーローインタビュー

記者:渡辺直選手がこの人の為に打ってくれました。田中投手です。おめでとうございます。
田中:ありがとうございます。
(場内大歓声)

記者:延長に入りまして、粘りのピッチングでした。その事についてはいかがでしょうか?
田中:球数も少なく、すごくいいピッチングが出来ていたので、10回までいけて、しっかり抑えることが出来て良かったです。

記者:打撃陣に対しては、どのような事を言いたいですか?
田中:本当にどうもありがとうございますという一言しかないです。

記者:今季初勝利は田中投手の完投となりましたが、その事についてはいかがでしょうか?
田中:すごくテンポ良く投げれていたので、出来るだけ長い回投げて、ゲームをしっかり作ろうと思っていました。

記者:相手の帆足投手も良いピッチングを続けていました。そうした中でのピッチングの運び方というのはいかがだったでしょうか?
田中:先に1点を取られてしまって、不利な展開だったんですけど、我慢していれば、流れは来ると信じて投げました。

記者:今日は、真冬並みの寒さという中で、熱い声援をおくってくれたファンに一言お願いします。
田中:試合の途中雪もちらついていましたが、本当に最後まで、暑い声援ありがとうございました。これからもがんばっていきます!
(場内大歓声)


■田中投手 試合後コメント
記者:今季初勝利の今日のゲームを振り返っていかがですか。
田中:終盤まで負けている展開で、必ずこちらに流れが来ると信じて我慢して投げることができました。

記者:ファンの皆様へメッセージをお願いします。
田中:ファンの皆様には寒い中、たくさんの応援をしていただき、これまで多少なりとも心配をされていたと思いますが、今日の勝ちによって安心を与えられたと思うのでよかったです。

記者:今日の勝利からチームに勢いが出てくるのでは?
田中:この勝利で勢いが出てくればいいと思います。

マーティ・ブラウン監督 試合終了後記者会見

記者:今シーズンの初勝利おめでとうございます。今の気持ちを教えてください。
ブラウン:とても嬉しいね。
田中が素晴らしいピッチングをしてくれて、1点取られた後もしっかり抑えたので、勝てるチャンスを与えてくれた。
今日は私達の方が西武より勝ちたい気持ちが上回っていたのだと思う。
これからたくさん勝っていけるし、私はこのチームを気に入ってるので、ファンの皆さんもこれから楽しみにして欲しいね。

記者:楽天イーグルスの監督として初勝利になりますが、特別な思いがありますか?
ブラウン:仙台に来て、ファンの皆さんから歓迎されて、楽天イーグルスの監督として初めて勝利を上げることができたので、特別な思いです。

記者:帆足投手対策で何か指示を出されていましたか?
ブラウン:特に私から指示は出してません。
今日の帆足投手は前回の登板よりしっかり左右に投げ分けて良いピッチングをしていたと思うよ。その中で数少ないチャンスをものにできて良かったね。

記者:中谷選手の起用した意図と、代打に嶋選手を送った理由を教えてください。
ブラウン:嶋は帆足投手と相性がよかったので代打に起用しました。先発から使わなかったのはリード面で確認することがあったので、準備する時間が必要だったのです。打撃で2安打してくれましたし、これからの成長に期待しているよ。
中谷も本当に良い仕事をしてくれたと思う。左右の両サイドを上手く使い分けて、そのおかげで田中の球数を少なくすることができたので、中谷の力は大きかった。

記者:田中投手の交代のタイミングをどのように考えていましたか。
ブラウン:10回を118球と、先発投手として十分に役割を果たしてくれたと思ったので、それを本人に伝えた。まだ2回目の登板だし、怪我をしてもらっては困る選手なので、(延長が続けば)あとはモリーヨの投入を考えていたよ。田中は頭の良い選手なので、自分の言った事に対して分かりましたと理解を示してくれた。
モリーヨもあの展開で登板したら大変だったと思うし、10回で勝負が決まって良かったね。

記者:リリーフ陣のことはどのように考えていましたか。
ブラウン:私は監督としてリリーフ陣に自信を持ってるよ。リリーフピッチャーにボールを渡すとき、抑えてくれると信じてボールを渡しているんだ。だから、特に不安に思っていることはない。福盛の抹消は、体と状態が100%ではなかったので決断しました。

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