試合情報

楽天イーグルスは1点リードを守りきれずホーム開幕戦を白星で飾れず。開幕から4連敗となった。

先発はエース･岩隈。
四球こそ出すも落ち着いた投球で上々な立ち上がりを見せる。
3点リードで迎えた6回ではブラウンに3ランを許して同点とされるも、7回を投げきり4安打3失点とまずまずの内容だった。

打線は2回、立ち上がり不安定だったライオンズ先発・涌井を攻め立てる。
先頭フィリップスの四球、リンデンの安打などで1死2・3塁とすると涌井のワイルドピッチで先制。藤井、聖澤のタイムリーでこの回計3点を取った。

8回には細かい継投でライオンズ打線を封じるも、9回にマウンドに上がった福盛がライオンズ打線に捕まり逆転負けを喫した。

記者：終盤に残念な結果になりましたが、今日の試合を振り返っていかがでしょうか。
ブラウン：終盤をのぞけば良かった部分もある。岩隈は一つのミス（Ｌ・ブラウンの3ランの前に与えた中村剛への四球）を除けば素晴らしいピッチングをしてくれたし、リリーフ陣では有銘、小山、川岸が頑張って8回を抑えてくれた。ただ、9回に福盛が抑えられず残念だった。

記者：福盛投手が2回連続で抑えに失敗してしまいました。
ブラウン：福盛は球速が出ず、本調子ではないと思う。球速が出ないなら低めに集めるなどできればよかったが、それもできなかった。
しかし、経験では福盛が一番であり、モリーヨに任せるには、まだ経験が無い。今後、リリーフ陣はそのあたりをしっかりと整えていきたい。

記者：モリーヨ投手は初登板になりました。
ブラウン：佐藤コーチとフォームを中心に練習を重ねてきて、だいぶよくなってきた。彼は26才とまだ経験が浅いので経験を積ませていくことが大切だ。ご覧のようにボールは速いが、コンスタントにストライクを投げることができない。やはり経験が豊富な福盛を使っていくことにはなると思う。

記者：岩隈投手は6回まで116球でしたが、7回も行かせましたね。
ブラウン：岩隈と投手コーチとしっかり話をして7回まで投げさせた。7回まで128球を投げ切り、いい仕事をしてくれたと思う。

記者：攻撃陣はいかがですか？
ブラウン：野手陣は、同点に追いつかれてもホームランで突き放すなど、諦めない気持ちが出ていると思うし、出来ることをやってくれていると思う。
4連敗と残念な結果ではあるが、岩隈や田中でも毎試合完投できるわけではないので、リリーフ陣に頑張ってもらいたい。