8/25 ライオンズ戦 レポート
楽天イーグルスはライオンズとの3位攻防戦の初戦を落とし、4位に後退。
クライマックスシリーズ進出を賭け、岩隈、涌井の両エースが激突した大事なカード初戦。先制したのは楽天。2回、山崎武が涌井に特大のソロホームランを浴びせてリードを奪う。岩隈は序盤3回を無難に立ち上がるも、4回に後藤にタイムリーを許して同点とされる。続く5回には片岡にソロを浴びて、勝ち越しを許した。粘る楽天は7回、高須の犠牲フライで試合を振り出しに戻す。
その後、両エースが一歩も譲らず9回を投げきり、試合は延長戦に突入。楽天は岩隈を10回まで引っ張り、ライオンズの反撃を食い止める。しかし11回、2番手の川岸が先頭の後藤に痛恨の一発を叩き込まれ、サヨナラ負けを喫した。楽天は10、11回と立て続けに好機を逸したのが響いた。
野村克也監督 試合後記者会見
野村:フン、「楽天野球」が露呈したな・・・。
記者:延長に入ってからの攻撃がもったいない展開でした。
野村:「チョンボ野球」だ!
中村(真人)一人で何個やってんだ! ライナーで何で飛び出すんだ!
少年野球の監督の経験があるから分かるが、全く少年野球だ。何回も言って聞かせないといけない。
(4回の場面)何であそこでバントするんだ? サインなんか出していないよ! しかもランナーが(山崎)武司で、何でだ? スクイズも難しいから打つしかないんだ! 何でセーフティスクイズなんだ・・・。
記者:サイン間違いでしょうか?
野村:サインなんか何も出していない! 西もベタベタ色々なところ触らないで、アイツ用の簡単なサイン作れって! そんなレベルだよ。サインは何も出していない!
記者:一方、岩隈投手はらしいピッチングでした。
野村:うん、よう頑張ったよ。腕の状態が良くなったのかな? 残り試合、これくらい頑張ってくれると助かるな。