6/20 タイガース戦 レポート
楽天イーグルスは、序盤の集中打でタイガースに快勝。再び貯金を1とした。
楽天は3回、2死から平石、中村真の連打で1・3塁とすると、草野がライトスタンド中段に4号3ランを叩き込み先制。さらに続く山崎武が2者連続となる12号ソロを放ち加点。この回、丈武にもタイムリーツーベースが飛び出し、一挙5点を奪った。
先発・永井は緩急を使った投球でタイガース打線を翻弄。5回まで3安打に封じる。6回に連打を浴びて2点を失い降板するも、きっちりとゲームメーク。その後、楽天は有銘、グウィンの好リリーフで逃げ切りに成功した。
草野大輔選手 ヒーローインタビュー
記者:ナイスバッティングでした。
草野:は~い。ありがとうございま~す。
記者:安藤投手からなかなか点が取れず、どんな気持ちでバッターボックスに入られました?
草野:う~ん。そうですねぇ~。初回のチャンスを潰してしまったんで、なんとか点が欲しかった。いいホームランが出て良かったです。う~ん。
記者:インハイの難しい球でしたよね。
草野:う~ん。たぶんスライダーだと思うんですけどねぇ~。うまい具合に反応してバットが出たと思います。
記者:飛距離もライトスタンド中段のやや手前くらいまで。かなり手応えもあったと思いますが。
草野:まぁ~、打った瞬間入ったと思いました。いいホームランが出てよかったですねぇ~。
記者:先発の永井も頑張っていましたよね。
草野:う~ん。そうですねぇ~。なんとか先取点を取って、楽に永井を投げさせてあげたかったんで、まぁいいとこで打てたかなぁ~と思います。
記者:チームはこの勝ちで、再び貯金1となりました。
草野:今が一番の踏ん張りどころなんで、1試合でも多くいいところで打てるように。そして勝てるように頑張っていきたいと思います。
記者:いよいよ明日が交流戦のラストゲームということになります。意気込みはどうでしょう?
草野:最後はいい形で勝ってね、仙台に帰りたいと思います。明日も頑張りたいと思います。
野村克也監督 試合後記者会見
野村:「スミ5」で嫌な展開でしたね。「スミ5」なんて無いか? 5スミをつっつくか? 4スミならあるか。あぁ、でもダメ押しが取れんわ。
永井って言うのは、センスが無いなぁ。分かったよ。結果0点なんだけど、安心できない。こっちに安心が伝わってこない。名前も「長い」し、イライラさせられるわ。5点もあるから思いっきり投げれば良いのに。何だろうな?
ワンバウンド、無駄球が多い。彼が投げると健康に良くない。いつでも不安ばかり。とんでもない高めも投げおって・・・。野球センスに欠けるわ。
打席に入っては、満塁でカウント0-2なのに、見え見えのストレート、100%真っ直ぐなのに、それを悠々と見逃すところがセンスが無い。あれはマージャン弱いだろう?
だから、「5スミ」になったんだ。失敗を怖がっている。
「失敗」と読んでなんて読む?
東スポ記者:「成長」と読みます。
野村:よくできました。
(報道陣笑)
記者:3回ツーアウトから見事な攻撃でしたね。
野村:そこを評価しないと。楽天の成長を見た。あれはお見事。
記者:草野選手が4番になってから初ホームランでした。
野村:4番がいないから。4番目の4番。球種はスライダーか? 怖い球種だ。