6/18 カープ戦 レポート
楽天イーグルスは、2点のリードを守れず延長で力尽く。連勝は4でストップし、勝率5割に逆戻り。
楽天は2回に平石のタイムリーで先制。さらに5回には先頭平石の四球をきっかけにチャンスを作ると、渡辺直がタイムリーを放ち追加点を奪う。
先発・田中は序盤、度々走者を背負う不安定な内容。すると5回、先頭の喜田剛にツーベースを浴びて無死2塁のピンチを招く。その後、2死までこぎ着けるも、ピッチャー大竹にまさかのタイムリーを許して1点差とされる。7回にも田中は連打を浴びて無死1・3塁とされると、併殺の間に同点とされた。
延長にもつれ込んだ試合は、10回に決着。3番手・青山が先頭の石原に痛恨の被弾。サヨナラ負けを喫した。楽天は2度の牽制死など拙攻が響いた。
野村克也監督 試合後記者会見
野村:(報道陣を見回して)負けた時も(報道陣の数が)少ないなぁ・・・。
記者:10回は先頭打者が出たのに、もったいない展開でした。
野村:細かい事が出来ない。毎回毎回ミスが多い。ちゃんとやる事やって負けたならまだしも・・・。話にならん。
記者:聖澤選手には焦りがあったのでしょうか?
野村:渡辺直がバントを失敗したところから始まっているんだ。聖澤も牽制が無いってヤマを張る意味が分からない。スタートを切る読みがまだまだ出来ない・・・。
記者:田中投手は大竹選手にタイムリーを打たれたのがもったいないところでした。
野村:ツーアウトから不用意。そう言う事を含めてまだまだ野球がお粗末。
記者:7回112球で降板しましたが、肩や肘は大丈夫なのでしょうか?
野村:特にピッチングコーチからそう言う事は聞いていないよ。でも、代えられる事に対する羞恥心がピッチャーには必要。
記者:序盤からスライダーが多いように感じました。
野村:だって、スライダー投手だから。それで新人王獲ったんだから。変化球を意識させて、ストレートをドーンが良いんだ。初球からストレート行くから打たれるんだ。打たれているのはほとんどストレートだ。