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2009.06.02 TUE
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6/2 タイガース戦 レポート

中村真は満面の笑み!

楽天イーグルスは逆転勝ちで、連敗を3でストップさせた。

楽天は初回、中村真の安打、草野の死球などで2死1・2塁とすると、鉄平がタイムリーエンタイトルツーベースを放ち先制。逆転を許した直後の4回には、鉄平の四球、中村紀の安打などで1死1・3塁とすると、憲史のタイムリーで試合を振り出しに戻す。さらに、続く1死満塁の好機に中村真がタイムリーを放ち逆転。

先発のラズナーは毎回のように走者を背負い、4回には関本のタイムリーツーベースで逆転を許す。しかし、味方が逆転した後は、粘り強く打たせて取るピッチングでしのいだ。その後、楽天は有銘、青山のパーフェクトリリーフで逃げ切りに成功した。

ヒーローインタビュー

お立ち台の3人

■ラズナー投手 ヒーローインタビュー
記者:今日のヒーローは、見事連敗をストップしてくれましたラズナー投手、そして決勝タイムリーの中村真選手、9回ピシャリと3人で抑えてくれた青山投手です!

記者:ナイスピッチングでした。
ラズナー:(日本語で)アリガトウゴザイマス!

記者:連敗の中迎えた登板、どんな気持ちでマウンドに登ったのでしょうか?
ラズナー:とにかくゲームを作ることを必死に考えて、チームが勝てばいいなということだけを考えて投げました。

記者:6回以外は毎回ランナーを背負う苦しい展開、粘りのピッチングでしたね?
ラズナー:阪神の選手はすごく良いバッターばっかりなので、厳しいピッチングでしたが、バックが良い守備で盛り上げてくれたので助けられたヨ。

記者:4番の金本選手をノーヒットに抑えました。
ラズナー:金本選手は良いバッターなので、アウトを取るのが大変だったのですが、次もし対戦することがあれば、またアウトが取れるように頑張りたいネ!

記者:ラズナー投手自身、4月26日以来の3勝目ということで、このあともノッてけそうですね?
ラズナー:このまま波に乗って行きたいと思いマス!

■中村真選手 ヒーローインタビュー
記者:続いては、決勝のタイムリーを放ちました、中村真選手にお話を伺いたいと思います。ナイスバッティングでした!
中村真:ありがとうございまーっす!

記者:打ったボールですが、低めのワンバウンドしそうなボールでしたね。
中村真:あの時は、無我夢中で、何も考えずにラズナーの笑顔だけ見たくて必死に打ちました。

記者:中村真選手といいますと、以前高めのボール球を打って犠牲フライにしたことがありましたが、高めも低めも関係ありませんね?
中村真:自分の能力を信じて、一生懸命がむしゃらにやってきました!

記者:また、新聞の一面には、悪球打ちの中村もしくは、楽天の岩鬼(漫画ドカベン)・中村と一面に踊りそうですが?
中村真:今度からは、ストライクゾーンを打てるように頑張ります(笑)。

記者:明日も阪神戦がありますが、チームも勢いに乗っていけそうですね?
中村真:明日は気を引き締めて、一からの気持ちで頑張って行きたいです。

■青山投手 ヒーローインタビュー
記者:続いては、最後3人でピシャリと抑えてくれました青山投手です。ナイスピッチングでした!
青山:ありがとうございます。

記者:1点差、9回のマウンド。プレッシャーがかかったと思いますが、どんな気持ちでマウンドに上がったのでしょうか?
青山:緊張する場面だったんですけど、気持ちで行きました。

記者:先週は2度サヨナラ負けを喫っするという悪夢もありましたけれども、あの後どうやって気持ちを切り替えたのですか?
青山:1戦1戦やるしかないので、自分の力を信じて…、応援してくださる方もいるので、気合だけで行こうと投げました!

記者:なかなか今シーズンは最後を締める抑え役が固定できないという状態ではありますが、最後に青山投手がピシャリと抑えてくれるシーンをこの後も期待していいですか?
青山:ピッチャー全員で、頑張っているんで、全員で何とか1戦1戦を勝ちたいと思っています。

記者:明日も阪神戦がありますが、青山選手にひと言締めていただきたいと思います。
青山:1つ1つ大事に戦っていきますので、応援宜しくお願いします。

野村克也監督 試合後記者会見

声援に応える野村監督

野村:疲れるのぅ・・・。

負けるときは楽に負け、勝つときには苦しんで勝つ。これを何と言おうか? 何と表現しよう?
勝ちに不思議の勝ちありって言うじゃない。

記者:投打が噛み合って連敗を止めました。
野村:接戦は見てる方は楽しいだろうけど、やってる方は疲れる。

記者:4回は取られた後に点を取り返して、中村真選手のタイムリーで逆転しました。
野村:凄いよな、横から見てるとワンバンウンドのボールをバットで拾うんだもん。我々がいくら経験豊富でも、あれはできない。

記者:ラズナー投手はいかがでしたか?
野村:不思議な勝ちだね。期待してなかった。今日駄目なら・・・と考えていたから、ラストチャンスだったんだよ。出すか、出さないか迷ったけど、出すなー(ダスナー)になっちゃった(笑)そういう意味では運を持っているのかな?

記者:最後は青山投手を起用しました。
野村:7回以降はやり繰りしていくしかないからね。青山、小山、グウィン・・・。グウィンは前回、内容が悪かったからね。青山は前回の横浜戦から1週間経っただろう? 厄払いできたんじゃないか。

記者:練習時間を早めた効果が出ましたね。
野村:コンディション管理は我々にとって大事な要素だけど、あまりに動かないものだから、言ったんだ。アマチュアは強制、プロは自主性だよ。黙ってても(自分の)状態を管理するのがプロなんだ。年棒が高くなれば責任感も平行として重くなる。この世界の常識だ。

まだ給料が安い連中がベンチから勝ちたい気持ちで野次や声援を送ったりしてるし、裏方さんもいなければチームは機能しない。そういうことを忘れてはいかん。自己中心ではなく、全体主義の姿勢で臨んで欲しいね。それが監督の立場としての意見です。

記者:接戦を取って、明日の戦いが重要になってきますね。
野村:踏ん張りどころだね。例年の如くだけど、去年は6月まで持ったけれど、7月に5勝17敗(1分)で落ちた。

連敗は岩隈で始まったからね。苦しい時に頑張るのがエースなんだ。皆がエースには期待しているから、エースで負ければムードは悪くなる。何とか今の位置で踏ん張っていければ。

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