試合情報

先発・永井の力投が実り接戦を制した楽天は、開幕から2カード連続勝ち越し。

1点を先制された2回、山崎武の今季1号ソロで同点に追いつく。続く3回には、無死満塁から大隣のワイルドピッチで勝ち越しに成功した。

楽天先発の永井は、初回スリーベース、犠飛とわずか3球で先制を許すも、尻上がりの内容。4回以降は安打を許さず、10個の三振を奪った。最後は継投で楽天が逃げ切り、首位をキープ。

記者：今季初ホームランの味はどうですか？
山崎武：感触を忘れてました～（笑）。

記者：6試合目での1号は長く感じましたか？
山崎武：毎年、1号が出るまで打てないんじゃないかなーって思うんですけど、今年は仙台の桜の開花と共に（笑）。仙台の桜は今週末に満開と言うことで、僕もまだ6分咲きですが、桜に合わせて僕も今週末に満開でいきたいです！

記者：打った瞬間の感触はどうでした？
山崎武：いやー忘れてましたから（笑）。ホームランかな？　とは思ったんですが、自分を信じて良かったです！　ありがとうございました！

記者：今週末はこの一発で乗っていきたいですね。
山崎武：そうなりたいですね。チームの調子もいいですし、何とか自分も勢いに乗っていきたいですが、それよりも、今日は隣にいる永井でしょう！

記者：今シーズン初登板初勝利おめでとうございます！
永井：ありがとうございます！

記者：初勝利はどんな味ですか？
永井：今日は、初登板と言うことでメチャクチャ緊張したんですけど、初回の1点だけで何とか踏ん張れました。

記者：今日のピッチングを振り返っていかがですか？
永井：3～4回まで不安なピッチングだったんですけど、何とか最小失点に抑えて、援護をもらえるように頑張りました！

記者：その中で良かった点は？
永井：真っ直ぐを丁寧に低めに投げることができました。それで打者を押せたと思います。

記者：去年は6勝と悔しい思いもあったと思いますが、今シーズンの決意を教えてください。
永井：昨シーズンは途中で、ウインターリーグに行ったりしたのですが、その中で得たものもあるので、今シーズンはそれを発揮していきたいです！

記者：最後にそれぞれ今シーズンの目標をお願いします！
永井：今シーズンは勝ち星に拘らず、1年間、ローテーションを守れるように頑張りたいです！
山崎武：ファンの皆さんと想いは一緒です！！　優勝しかありません！！

野村：疲れたわ。久しぶりに興奮したぞ。胃が痛いよ（笑）。

記者：先発の永井投手に関しては？
野村：永井がよく踏ん張った。前半にもっと点を取ってやることができていれば楽だっただろうにね。

記者：山崎選手の一発も出ました。
野村：貴重なホームランだった。40歳なのによく飛ばすね。打球が若い。

記者：永井投手の交代時期は悩んだのではないですか？
野村：悩んだね、正直。本多が3打席ともいい当たりをしていたし、とりあえず先頭打者を出したくないからね。抑える確率で有銘にしたよ。
しかし最後の打球にはドキッとしたね（笑）。ほかの人はバンザイをしていたけど（笑）。

記者：明日は涌井投手との対戦です。
野村：力のあるチームとの対戦が続く。エース同士の対決だから見応えがあるだろう。

記者：開幕から2カード連続で勝ち越しました。計算していましたか？
野村：計算はしないようにしている。それが野球の常識だよ。