試合情報

楽天イーグルスはホーム開幕戦を白星で飾り、球団初の開幕4連勝。

楽天は2回、1死から2つの四球などで2死1･2塁とすると、横川がタイムリーを放ち4試合連続で先制。3回には、中村紀のタイムリー2ベース、山崎武の2点タイムリーで3点を追加した。7回には敵失などで加点し、リードを大きく広げた。

先発田中は序盤から制球良く、ホークス打線に付け入る隙を与えず。走者を背負った場面でも、落ち着いて後続を断った。結局、4安打・9奪三振の力投で、今季初登板を完封で飾った。

記者：貴重なタイムリーヒットになりました。
中村紀：将大が頑張っていたので、楽（ラク）させたろと思って、必死に打ちました。

記者：どんな気持ちでしたか？
中村紀：1点でも多く取ってあげようと思ったので、いい場面で打てました。

記者：4試合で9打点の大活躍です。
中村紀：ありがとうございます！

記者：仙台の声援はいかがですか？
中村紀：ありがとうございます！

記者：ホーム開幕戦をどんな気持ちで迎えましたか。
田中：札幌で3連勝したので、僕が止めないように勝とうと思って投げました！

記者：野村監督が心配していたプレッシャーはどうでしたか？
田中：監督は（開幕）4連勝したことがなかったので、何とか僕が4連勝を決めようという気持ちで投げました！

記者：今日の調子はどうしでしたか？
田中：周りの先輩方が助けてくれましたし、皆さんの大きな声援が力になったと思いますので、感謝したいです。

記者：今年はどんな目標を立てているのですか。
田中：チームの当然、優勝ですけど、そのためにチームに貢献できるように投げ続けたい。

記者：ファンへのメッセージをお願いします！
田中：やりました！！
中村：勝つために仙台に来ました。皆さんと（力を合わせて）野村監督を胴上げしましょう！お願いします！！


■田中将大選手　試合後の囲み会見
記者：今日の内容を振り返ってください。
田中：完封できて最高です。本当に良かったです。

記者：安心して見ることができました。
田中：マウンド上では、昨年と違って力まないようにしました。今日は落ち着いて投げることができました。

記者：成長したと感じますか？
田中：成長できた部分もあると思います。WBCからそのままシーズンに入ることができました。

記者：これで開幕4連勝です。
田中：野村監督が（開幕4連勝を）経験したことないと（スポーツ紙で）見たので、何とか勝ちたいと思っていました。

野村：（会見場に入るとすぐに）また勝った！
春の珍事か？　いや、違うよな。実力だ。（ウイニングボールを見せながら）いただきました！

記者：ホーム開幕戦を最高の形で勝利しました。
野村：完封とは思わなかったけど、見物してました。マー君のピッチングの酔っていたよ。酔っ払っちゃった（笑）。

記者：真っ直ぐとスライダーをコースに丁寧に投げていましたね。
野村：性格だからね。丁寧にって。一球入魂だから。少し遊んでもいいんだけどね。それができたらもっと素晴らしい内容になるでしょう。相手を見下すことができれば風格も出てくるよ。

記者：3年目の進歩でしょうか？
野村：そうだね。開幕2戦目に投げさせても良かったんだけど、仙台の開幕戦で大勢のファンの前で投げるのもいいと思った。

4連勝しちゃったね。いい誤算だ。まあ、明日からだね。朝井に期待しましょう。

記者：野村監督初の開幕4連勝です。
野村：初でしょ？　記憶にないからね。

記者：一味違うシーズンになりそうですね。
野村：一通り戦ってみないとね。明日からいい内容でいくことができればいいね。