2009.04.03 FRI
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4/3 ファイターズ戦 レポート

楽天イーグルスはダルビッシュを攻略し、2005年創立初年度以来の開幕戦勝利。

岩隈、ダルビッシュの両エースで幕を開けた注目のオープニングゲーム。
楽天はダルビッシュの立ち上がりを捕らえる。先頭リックの安打、小坂の犠打で1死2塁とすると、鉄平がセンターオーバーのタイムリー3ベースを放ちまず先取点を奪う。さらに、続くセギノールがライトスタンドへ2ランを叩き込み、電光石火の先制劇。

岩隈は毎回のように走者を許すも、要所を締めて6回1失点。「多少、疲れが残っていたので」と早めの降板についてコメントしたが、3回内野ゴロの間の失点のみで踏ん張った。その後、楽天は継投でしのぎ、接戦をものにした。

岩隈久志投手 ヒーローインタビュー

記者:今日のピッチングを振り返っていかがですか?
岩隈:いやー、あんまりいいピッチングができなかったんですけど、先発ピッチャーとして最低限の6回を投げて、疲れが残っていたので交代させてくださいと告げました。何とかゲームが作れて良かったです。

記者:注目のダルビッシュ投手との投げ合いはいかがでしたか?
岩隈:とにかく負けたくない気持ちでしたが、投げ合っていて楽しかったです。

記者:今後、岩隈投手とダルビッシュ投手の投げ合いは、球界の名勝負になりそうですね。
岩隈:(名勝負に)なってくれれば避けられないものとなるし、こういうところから野球の楽しさを伝えていければと思います。

記者:最後まで投げ合いたかったのでは?
岩隈:最後まで投げたかったですけど、次回までに状態を整えて、全力でいけるようにしたいです。

記者:大きな1勝ですね。
岩隈:今日は本当に取りたかった1勝でした。今日勝つことが出来たのは、チームとして大きな1勝になると思います。

記者:最後にファンへのメッセージをお願いします。
岩隈:良いスタートが切ることができましたが、明日もまた勝って、シーズンを通して良い結果が残せるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!

岩隈久志投手 試合終了後のコメント

記者:今日はWBC以来の登板になりました。
岩隈:違和感なく試合に入れました。

記者:6回、59球は良いペースでしたか?
岩隈:今日は疲れていたので、早めに代えて欲しいとコーチに言いました。

記者:ダルビッシュ投手のピッチングをどう見てましたか?
岩隈:素晴らしいですね。点を取られたのは初回だけで、後は三振を続けて取ったり素晴らしいと思いました。

記者:どんなピッチングを心掛けましたか?
岩隈:ストライク先行でいって、ヒットも打たれましたが、バッターもぶれていた部分があったので1点だけで済んで、ゲームも作れました。白星スタートは本当に大きいと思います。

野村克也監督 試合後記者会見

野村:初勝利だよ。良かった、良かった。
(最後は)すんなりいくと思わなかった。嫌な雰囲気のところあったよな。

記者:何回ですか?
野村:5回ぐらいか。でも、今年は昨年までの楽天イーグルスとは違う。去年の開幕試合を思い出したよ(苦笑)

記者:初回は見事な攻めでしたね。
野村:指示通りというか、ダルビッシュも固くなったというか。彼は完投しか考えていないから、スタミナを温存したかったんじゃないかなと思う。これがダルビッシュかな?と言うような立ち上がりだったな。そこの隙をつけた。3回以降は本来のピッチングだったな。

記者:鉄平選手の3番が機能しましたね。
野村:彼は年々進歩している。もう任せたという心境になれたよ。俺と彼の間で信頼が育ちつつある。大丈夫だ。

記者:岩隈投手は安定していましたね。
野村:60球で降板されては困るんだよな。7回ぐらいまで投げてくれれば。無理して潰すわけにもいかないしな。

記者:フォアボールはありませんでした。
野村:問題は予期せぬことが起こることだ。限界ですと言われた時は、あれは意表を突かれたな。

記者:監督の開幕戦の連敗は7で止まりました。
野村:止まっちゃったのか(苦笑)不滅の記録を残してサヨナラしたかったな。

記者:記念のボールをお持ちですね。
野村:誰かがくれた。有銘かな?ワースト記録破りの記念のボールなんてもらったことないね。

記者:白星スタートで乗っていけそうですね。
野村:ダルビッシュを勝って掴んだ勝利だから、明日負けたら意味がないよな。長谷部がどうやるかが大事だな。

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