• 球団情報
2008.07.26 SAT
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
3
0
0
0
0
0
0
X
R
H
1
10
3
5

7/26 バファローズ戦 レポート

先発の青山が好投するも序盤の1発に泣き、楽天は5連敗を喫した。

青山が2回に捕まる。1死から味方の精彩を欠いたプレーでランナーを2人溜めると、相川に2試合連続となる2号3ランを許し先制点を失う。その後、青山は3回以降1安打と立ち直っただけに、悔やまれる一球となった。

打線は、バファローズを上回る10安打を放つも、得点は8回山崎武のタイムリーのみ。5度先頭打者を出塁させたが繋がりを欠いた。

野村監督 試合後コメント

野村:今日は残塁いくつあった?
記者:8か9です。

野村:なんだこのタイムリー欠乏症。最初のチャンス(5回、2死1・3塁)で1点がポンって入っていればなぁ。

今はとにかくホームランを打つ人がいないから気勢があがらない。向こうの3ランみたいなのは堪えるよ。ランナーを出してもホームランを打てる人がいない。ダントツに少ないんじゃない?やはり中心なきチームは機能しない。

記者:リック選手はノーヒットでした。
野村:リックはホームランを打てないよ。今は足を故障している。休めと言ってるんだけど、出たいと言ってるから、そういう気持ちは買ってやらないと。

チームはどん底。泥沼の深みにハマっている。這い上がれない。心配事は良く当たる。7月を何とか乗り切れないかなって思っていたんだけど、案の定だ。

記者:フェルナンデス選手が、2回に相手のゴロを内野安打にしてしまったプレーはいかがですか?
野村:珍プレーというか、怠慢というか・・・。52年間ではじめて見たね。サードゴロでファーストベースに入らない。チーム状態を表している。集中力、気力、知力がない。例え、ファウルだったとしてもファーストベースには入らないかん。審判がファウルと言うまで(打球は)生きてるんだから。キャンパスギリギリのゴロじゃない。あれでファウルと思うかね?守備位置がずれただけ。スタンドばかり見てボールを見ていない。ボールを見てないからランナーがいると怖い。野球をやってほしいよ。

野球は、考えている事と性格が出るスポーツだ。勝負事だから余計に出る。監督の教育も出る。恥ずかしい。

ムードは最悪。お通夜みたいに静まり返ってる。体力、気力、知力。体力だけある。気力、知力はない。

記者:青山投手はいかがでしたか?
野村:よく放ったほうだな。

記者:フェルナンデス選手のよくないプレーの後に3ランが出ましたが、チーム状態を表してますか?
野村:そのまんま。目に見えない勢いやムードや、無形の力が野球には大事。考える野球と反対に向かってる。「考えて野球せぃ」のキャッチフレーズは失敗したかな。キャッチフレーズを出すと大体、逆にいく。どういうキャッチフレーズがいいかな?

記者:気楽とか・・・
野村:気楽とかのんびりとか言うと、その通りになる。弱いチームはそんなもの。どこで何を考えたらいいのか分かってないんだろうな・・・つまり読みがない。

高須の場面だったかな。チャンスでカウント0-2。見え見えの真っ直ぐはこないのに悠然と見逃す。スライダーがくるとこれ以上ないチャンス。全部の配球を読んでないといけないのか?俺、クタクタになるよ。プロなんだから分かりそうなものだけど。勝負どころで勝負にいって欲しい。無難ばかりでは勝てない。

記者:明日は岩隈選手で連敗を止めたいですね。
野村:0点で抑えないと勝てないよ。ピッチャーと野手の相互信頼が(今は)まるっきりない。3点以内に抑えようというのと、虎の子の1点と思って投げるのでは全然違う。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート