2008.07.15 TUE
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7/15 ファイターズ戦 レポート

楽天イーグルスは9回2死から追いつかれ、今季2度目の引き分け。

初回、高須の2ベース、山崎武の四球などで2死1・3塁とすると、リックがレフトスタンドへ3ランを叩き込み先制。2点差とされた4回には横川のタイムリーで再び突き放した。

先発はプロ初勝利を狙う長谷部。2回にボッツにソロホームランを浴びるも、序盤は変化球を低めに集め、ファイターズ打線を封じる。5回にはタイムリーを浴びながらも後続を断ち、勝ち投手の権利を手に。しかし6回、1死から田中、高橋に長短打を許し、ピンチを招いたところで降板。投球が高めに浮いたところを捕らえられた。この回、楽天は2番手・朝井が犠飛を許したがピンチをしのぎ、1点のリードを保ち終盤へ。

最終回、楽天は川岸を送り出し2死までこぎ着けるも、代打・稲葉、小田、森本に3連打を浴びて、土壇場で同点とされた。楽天打線は5回以降1安打に封じられたが、10回から登板した木谷が3回無安打と踏ん張り、引き分けに持ち込んだ。

野村監督 試合後コメント

野村:貧乏性に相応しい試合だな。

記者:今日は監督通算3000試合の記念の試合になりましたね。
野村:記念かねぇ。まぁ、良かった。負けんで良かったね。

記者:終盤は負けも覚悟しましたか?
野村:打線が湿りがちだから、リックの3ランはちょうど良いハンディキャップをもらったような先制弾だったな。
打線に全然、力がないからどうしても投手陣に負担がかかる。投手陣はよく頑張ってくれた。

記者:5回、西村選手がスチール試みるなど仕掛けていましたね。
野村:西村は足で貢献する選手。個性というか、持ち味を発揮してもらえれば良い。まだまだ戦える軍団じゃないね。

記者:長谷部投手はいかがでしたか?
野村:(復帰後)初登板としてはまずまず。立ち上がりは固さが見えた。外国人のホームランは余計。ビデオで新戦力は徹底的に分析したはずなのに、キャッチャーが不要なボールを投げさせた。簡単なバッターなのに。長谷部は是非ローテーションに入ってもらわなあかんピッチャーだよ。

記者:木谷投手も好投を見せました。
野村:あの子はこれからの評価になってくるんだけど、リリーフが非常に困っているので、連投が利くのかどうか。度胸や精神面は強そうだね。投げ方を見ていると怖がってない。打者に向かって投げているし、ピッチャーらしい面を持っているね。

記者:改めまして監督通算3000試合についてどう思いますか。
野村:監督というのは、球団が決めること。こっちからお願いしてやることじゃない。評価してくれたという事に対して各球団に感謝しております。ここ(楽天イーグルス)が最後になるでしょうが、(監督に就任して)3年目になるけど恩返しが出来ていないので、心苦しいというか・・・。残り半分70試合残っていますので、何とか恩返しをしたいと思います。

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