2008.07.11 FRI
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7/11 マリーンズ戦 レポート

先発・青山が7回途中1失点と好投するも、打線振るわず完封負け。引き分けを挟んで3連敗となった。

試合は楽天・青山、ロッテ・唐川の両先発が一歩も譲らず投手戦に。青山は毎回走者を許すも、要所を締め7回まで無失点。一方の打線は、唐川に毎回のように安打を浴びせるも、連打が出ず。

試合が動いたのは8回。ここまで好投の青山が先頭・根元を四球で歩かせると、盗塁、里崎の安打などで1死1・3塁のピンチを招き降板。楽天は満を持して有銘を投入するも、大松に犠飛を許し先制点を失った。さらに9回には、3番手・川岸が根元にランニング3ランホームランを許し、致命的な失点。そのまま逃げ切られてしまった。

野村監督 試合後コメント

野村監督

記者:打線がつながりませんでしたね。
野村:打線もそうだけど、攻撃の歯車がどこかで合っていないね。打線を毎試合考えなければいけないのが象徴だ。今日はリックが当たっているから4番にしたけど、やっぱり適材適所だろうね。一考の余地がある。いくら不調でも野球に絶対はない。長打がある4番というのはやっぱり怖いからね。

記者:フェルナンデス選手と山崎選手の不調が響いていますね。
野村:それもあるけど、もう(監督になって)3年目でしょ。寂しいのは随所に野球を知らない(プレーが出ている)。ここで何をすべきかというのを(わかっていない)。そういうのが随所に出ている。考え方というか、自分のやるべき仕事というのをわかっていない。ただ漠然とヒットを打つことしか考えていないね。

代表的な例は、ツーアウトから高須が出て、草野が1球目を打った場面ね。初球を打つなとは言わないけどカーブでしょ。緩いカーブをタイミング合わずね。ストレートならまだわかるけど、高須も走れる状況なんだよ。そういう中であのようなバッティングされるとね。その辺がつながりでしょ。

みんながそれぞれ監督の立場になってしっかりと考えないと。随所にそういうのがいっぱいあるんだよ。監督がやって欲しいことと相手が嫌がることはイコールだ。西武との違いはまさにそこ。この前の試合でも西武の選手は(野球を)知ってるよ。そこだけの違いなんだけどね。

本当に野球がしたいよ。オレが黙っていてもしっかりとやって欲しい。今年は「考えて野球せぃ!」をスローガンにしたけどね。小さいことをしっかりしないと。小事は大事を生むが好きなんだけど、小さなことを大切にしないと。小さいことをきっちりとやって、大きなことができるんだ。そしてプロは徹底。方向を見つけて徹底する。無から有を生む。

本当の力を試すのは7月だと思っていたんだ。7月を乗り切れば、8月・9月とね。安定感が出てくるんだが。

記者:唐川投手を打てませんね。
野村:それがチーム力だよ。チームが支えている。ロッテの1番から打順を見ると、何で最下位にいるのかが不思議なくらいだよ。

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