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2008.06.16 MON
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6/16 ジャイアンツ戦 レポート

田中、完投するも勝ち星を逃す

先発・田中が3失点完投も打線の援護なく敗れ、楽天は交流戦首位再浮上ならず。

田中は初回2つの三振を奪うなど順調な立ち上がり。ところが2回に失投をラミレスに痛打され、レフトスタンドにソロを浴びて先制を許す。5回に連続2ベースを許し1点を失った田中は、6回にも内野ゴロの間に失点した。しかしその後は安打を許しながらも要所を締め、131球で9回を投げきった。

打線は初回2死1・2塁のチャンスを逸すると、その後はジャイアンツ先発・内海の前に、8回まで3塁を踏めず。最終回、先頭リックが2ベースを放つも、後続が倒れ得点ならず。今季初の完封を献上し、内海には2連敗となった。

野村監督 試合後コメント

キッチリ仕返し食らった、と野村監督

野村:ヘッ!キッチリ仕返し食らった。そっくりそのまま。スコアも3-0。

記者:田中投手は3失点しました。ストレートが狙われたのでしょうか。
野村:狙われたのではない。配球の問題にもよるし、コントロールの問題もある。

記者:課題のストレートはいかがでしたでしょうか。
野村:負けはしたけど、いい課題になったのでは。負けの中から学ぶことは多い。

記者:田中投手は不調から上向いてきましたか。
野村:調子そのものは悪くない。実力の面で幼い面が多々ある。

記者:例えばどんな点でしょうか。
野村:まず、本人の考え方から考えないと。自分のピッチングがどういうものか、頭で考えないと。かっこよくストレートで三振取ろうとか考えるとダメ。

記者:先発がドミンゴ投手かと思われましたが、田中投手でした。
野村:この間、球数が少なかったからじゃない?

記者:田中投手はここ何回かの登板では良かった方では?
野村:うん。良しきにつけ、悪しきにつけ、ストレートが課題。マー君はいい試練の年じゃない? 来年から先の方針がハッキリする。自分のピッチングスタイルの基本というか、それが決まってくる。
 
記者:(ラミレス選手に浴びた)ホームランも初球の後のストレートでした。
野村:あれもボールを要求されてて、真ん中に来ている。しかも相手は4番でホームランバッター。持論だけど、速い球・足の速さ・遠くに飛ばすのは、天性のもの。努力しても伸びるものではない。大投手金田にしても、江夏にしても、唸るような真っ直ぐだ。ストレートにこだわって、それが出るのか。まあ、高卒は努力によっては5キロ早くなると誰かが言っていたけどな。

記者:金田投手・江夏投手と比べるとストレートはいかがでしょうか。
野村:金田・江夏は前に打つのが大変なピッチャーだった。あれに比べると全然。稲尾あたりを目指すべきだと思う。コントロールと配球。ストライクを稼ぐところは稼ぎ、誘うところは誘う。ああいうのを覚えると良い。

記者:中島選手は2安打でした。
野村:中島は左には自信を持っている。左ピッチャーの時はうちの4番だ。

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