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2008.06.03 TUE
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6/3 タイガース戦 レポート

セ・リーグ首位タイガースに圧勝

楽天イーグルスは14安打11得点でセ・リーグ首位タイガースに圧勝。

楽天は1点を先制された直後の1回、渡辺直の安打、連続四球などで満塁とすると、フェルナンデスの内野ゴロの間、中島の2点タイムリー2ベースで3点を奪いすかさず逆転。2回にリックのラッキーな安打で2点を追加した楽天は、3回にも中島の2号ソロで1点を追加。今季無敗のタイガース下柳を早々とノックアウトした。その後も攻撃の手を緩めず、7回を除き毎回得点の猛攻。

先発の田中は6回を除き毎回走者を背負う苦しい投球。7回途中で降板するまで9安打を浴び4点を失うも、粘りの投球でしのいだ。大量リードの9回、3年目の片山がプロ初登板。新井に安打を許すなどでピンチを招くも、後続を断ち無失点デビューを果たした。

田中投手 ヒーローインタビュー

6勝目を挙げた田中

記者:今日は「粘って凌いで」という印象でしたが、いかがですか?
田中:本来はここ(ヒーローインタビュー)にいるのはおかしいのですが、本当に皆さんのおかげで勝つことができました!

記者:阪神との対戦でしたが、どんなイメージを持って挑みましたか?
田中:(セ・リーグで)首位を走っていますし、勢いのあるチームだと思いますので、どんどん攻めていこうと思ってました。納得いくピッチングはできませんでしたが、勝てて良かったです。

記者:点を取られながらも各イニング1点で抑えていました。
田中:最小失点に抑えて1点で食い止めれたのは良かったです。

記者:隣にいる中島選手の援護もありました。
田中:点を取られた後にすぐ打ってリードを広げてくれたので、だいぶ助けられました。

記者:6勝目を振り返って。そして今後の見つめる先を教えてください。
田中:まだまだ納得いくピッチングではありませんでしたが、少しずつ調子を上げて良いピッチングができるように頑張ります!

中島選手 ヒーローインタビュー

ヒーロー中島

記者:3安打3打点大活躍の中島選手です!打って守ってのってますね!
中島:えー(答えようとした瞬間、後ろから草野・横川選手が登場!ペットボトルの水を浴びせられ手荒い祝福を受ける中島選手!女性レポーターも「キャー」と思わず叫ぶ!)うわっ!!!

記者:チームメイトの手荒い祝福でありましたが、いかがですか?
中島:・・・。冷たいです(苦笑)

記者:どんな気分ですか?
中島:最高です!左ピッチャーの時に出させてもらって、チャンスをモノにしたいと思ってやってましたので、結果が出て良かったです!

記者:プロ初ホームランは巨人の内海投手、今日は阪神の下柳投手。左投手キラー誕生と呼んでいいですね?
中島:いやいや、まだ早い。まだまだ早いです。

記者:好調の要因は何でしょう?
中島:何とかしようと気持ちで負けないようにしてます!

記者:それでは、これからの意気込みをそれぞれお願いします。
中島:チームは調子がいいですが、これからも勝ち続けていけるように頑張ります!!

田中:今はチームの調子が良く、その勢いで勝てていると思いますが、チームが苦しくなった時に支えるピッチングができるよう頑張ります!!


■中島選手試合後のコメント
記者:素晴らしい活躍でした。振り返ってどうですか?
中島:前の試合では低めを引っ掛けていたので、高めの球を狙っていました。たまたまですが、良かったです。

記者:好調の要因は何でしょうか?(配球面での)読みとか(が冴えているの)ですか?
中島:どちらかというと、配球に関して(の読み)ですかね。予測しています。

記者:ホームランの場面もそうですか?
中島:あの打席ではスライダーを狙っていました。完璧に捉えることができました。

記者:着実にチャンスを物にしていますね。
中島:(試合に)出させてもらっているという感じです。(これからも)何とか(チャンスを)物にしていきたいですね。

記者:ホームでのホームランは違いますか?
中島:はじめて打ったので……。入るとは思いませんでした。嬉しいですね。

記者:やっぱり違うものですか?
中島:格別です! この前は東京ドームだったんですが、今日はベースを回っている間も声援が大きくて。ファンの人に感謝しています。

記者:今後の目標を聞かせてください。
中島:これに満足せず、チャンスがあったらどんどんアピールしていきたいですね。


■片山博視選手 試合後記者会見
記者:初登板がタイガース戦となりました。率直な感想を教えて下さい。
片山:本当に緊張しました。マウンドに上がって真っ白になりました。何も覚えていないです(苦笑)。とにかく思いっきり嶋さん目がけて投げました。

記者:初三振は金本選手からでした。
片山:嬉しいっす(笑)

記者:思ったより緊張しましたか?
片山:そうですね・・・。ホントに(頭の中が)真っ白でした。これまでの人生で一番緊張しました(苦笑)

なので、何も考えず、嶋さんのサイン通りに投げました。

記者:今後の課題は?
片山:カウント0-3を2回出してしまったので、そこが課題です。ストライク先行にしないと。

でも、今日は大きな一歩になったと思います。

野村監督 試合後コメント

毎日阪神とやりたい、と野村監督

野村:阪神様様じゃの~。いっぱいお客さん来てくれて。毎日阪神とやりたい。いつも満員の中でよ。

記者:6回まで毎回得点でした。
野村:2アウトからの得点が大きい。中島の3打点が効いたね。

記者:中島選手は前回から引き続き活躍しました。
野村:顔を覚えた。国分町で会っても分かるよ(笑)。

記者:片山投手が登板しましたね。
野村:緊張してたな、完璧に。まあ、大丈夫でしょう。緊張するくらいじゃないと。俺が初打席ピンチヒッターで出た時は、球が見えなくて三振だった。時代も変わって(若い人は)あがらないそうだけど、固くなっているのは人間らしくていい。

記者:中島選手といい、片山投手といい新しい選手が次々活躍します。
野村:チームというか組織はそういうもの。若い人が台頭するとベテランが刺激を受けて、好循環現象が起きる・・・。
   
マー君、今年は心配。あんまり内容良くない。どうしたもんか、原因考えないと。悪いままズルズル行って、悪いフォームを身体が覚えちゃうと、いい調子になるまで時間がかかる。2敗した時から何も変わってない。良い時のマー君と何が違うのか探らないと。

記者:相手は、今シーズン好調の下柳投手でしたが・・・。
野村:うちは、うまいピッチャーに付いていけないんだけどね。今日もやられるのではないかと不安はあったけど。珍しくタイムリーあったから。しかも2アウトから。

記者:高橋投手(広島)も下柳投手も左投げです。
野村:中島は左キラー。左ピッチャーと右ピッチャーでは、ゴロッと変わる。左ピッチャーにかなりの自信があるんじゃない。大いに自信を持ってやってくれれば良い。

記者:渡辺選手の盗塁もありました。
野村:作戦通り。うまく行ったね。ベテランピッチャーは細かいこと面倒くさがる。バント処理やランナーのスタートを抑えるとか。「バッターを抑えりゃいいんだろ」となる。

記者:田中投手はフォームが崩れている?
野村:どこかリズム・バランスか分からないけど、崩している。イメージ通りのボールが行かないのは、どっかおかしいんだよ。良い時に「何故良いか」を考えないからこうなる。

記者:2年目となり研究されているのでは?
野村:それは感じない。ボールが悪い。狙い撃ちされているでしょ。読みやすい配球を作ってしまっている。

記者:12球団でトップの成績が続いてます。
野村:うち?珍しいね?(笑)

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