5/26 スワローズ戦 レポート
楽天イーグルスは、序盤のリードを継投で守り4連勝。
楽天は2回、山崎武の四球、フェルナンデスの安打などで1死1・2塁とすると、横川、嶋の連続タイムリー、さらに満塁から鉄平が走者一掃のタイムリー2ベースを放ち、一挙5点を先制。
先発・永井は4回に福地のタイムリーで1点を失うも、6回まで要所を締めてスワローズの反撃を許さず。しかし7回、福地、田中に連打を許し、永井が降板すると、2番手吉崎が武内に2点タイムリーを浴びて2点差に迫られる。その後、楽天は有銘、川岸がピンチをしのぎ、最終回小山へバトンタッチ。その小山は押し出しで1点差とされるも、後続を打ち取り逃げ切った。
鉄平選手 ヒーローインタビュー
記者:今日は3安打3打点とチームに貢献しましたね。
鉄平:そうですね。これまで迷惑を掛けてきましたので、たまにはチームに貢献したいと頑張りました。
記者:2回2アウト満塁の場面で初球を叩きました。
鉄平:渡辺直選手がデッドボールを受けるんじゃないかと思い、自分に回ってきた時に思い切っていくことを考えていました。
※渡辺直選手は、現在パ・リーグ最多死球
記者:チームは4連勝と好調ですね。
鉄平:今日のようにヒヤヒヤですが、ピッチャーが踏ん張っていると思います。
記者:交流戦首位に立ちました。(楽天イーグルスファンから歓声)
鉄平:最後にそう言える様頑張ります。
記者:ファンへのメッセージと今後の抱負をお願いします。
鉄平:今日は熱い声援ありがとうございました。交流戦波に乗って、クライマックスシリーズに行けるよう頑張ります。
野村監督 試合後コメント
記者:ヒヤヒヤの試合展開でしたね。
監督:まあ、こうなるわいな。相手に勢いをつける。最後がいかんわ。5点とって楽勝みたいに見えるけど、相手は1点、2点と返して反撃ムード。追うものの強みが出る。
最後は向こうも駒不足で助かった。いい勉強になった。切り札は最後まで取っておかんとな。スペードのエースをどこで出すか。難しい采配。いい勉強になった。先発がこけたら全部こける。綱渡り作戦。
記者:交流戦、首位になりました。
監督:止めてくれる?何だそれ?うちはそんな気分にならん。終わったときに評価、終わったときに首位、万歳。まだまだ先は長い。
記者:心臓に悪い試合展開でしたね。
監督:ありがとう。そう見えると言うことは、楽天を愛していると言う証拠だよ。負けたと思うと勝つ。勝つと思うと負ける。不思議なところだ。9回はいよいよダメかなと思った。
記者:こういう試合を取れるのは地力がついたからでしょうか。
監督:いやいや、まだまだツキ野球。ついてる、ついてる。随所にプロの野球、大人の野球ができない。
記者:フェルナンデス選手が送球をカットしてしまいました。
監督:要するにキャッチャーが一番近くにいるんだ。我々の時代なら「OK!OK!OK!」と三連呼だよ。少年野球から脱皮できない。
記者:永井投手のピッチングはいかがでしたでしょうか。
監督:いつものことだが、良いのか悪いのか分からん。評価が難しい。三人で終わらん。サーカス野球。サーカスピッチング。「綱渡り」してる。間合いが長いな。試合も長い。ここはストライクに近い球を放ってくれよと言うところでボール。でも、その次になったら、ストレートをバチーン。何故一球目に、それができないのかと言うことだ。
評価が難しい。勝ち星は上げているけど、防御率が悪い。神の子か? いや仏の子か・・・。神仏を尊びて、神仏を頼らず。尊ぶのはいいんだけど、宮本武蔵になってもらわんと。