2008.05.25 SUN
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5/25 スワローズ戦 レポート

楽天イーグルスは2ケタ10得点と打線が爆発、先発の田中が5勝目をあげた。

初回の楽天イーグルス、渡辺直、鉄平の連続四死球で無死1・2塁とし、草野三振のあと、4番の山崎武がラッキーなポテンヒットで満塁。
5番好調のリックが初球をセンター前に運んで2点を先制。
6回にはピッチャーの田中自らが打点をあげ、以降は毎回得点するなど打線が繋がり、終始楽天イーグルスペースで試合を運んだ。

先発の田中は3回に2点を失うものの、その後はランナーを出しながらも無難に抑えて7回2失点で降板。
その後は川岸-青山のリレーで東京ヤクルトスワローズを退け、貯金を2とした。

田中投手 ヒーローインタビュー

安堵の表情でインタビューに答える田中

記者:7回、ベンチで顔をしかめていましたが大丈夫ですか?
田中:ちょっと足がつりかけたのですが(苦笑)、大丈夫です!

記者:序盤から150キロを記録するなど、調子が良さそうに見えたのですが?
田中:ここ2試合、K.Oされて相当悔しかったので、原点に戻って気持ちで相手に向かっていきました!

記者:同点にされた場面でも落ち着いているように見えました。
田中:気持ちさえキレなければ大丈夫だと思って、上手く切り替えることができました。

記者:バッティングの方でも魅せましたね。
田中:あれは、まぁ“たまたま”で(笑顔)、何とか点になって良かったです。

記者:打席に入る前にコーチから耳打ちされている時、笑っているように見えましたが?
田中:普段、打席に入っていないので、思っている以上に力が入っているから、コンパクトに狙っていけとアドバイスを受けて、それで打てたと思います。

記者:良い勝ち方ですね。
田中:良かったと思います。

記者:それでは、最後にファンへのメッセージをお願いします。
田中:ここ2試合、ご心配お掛けしました。また連勝していけるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!

野村監督 試合後コメント

記者:3連勝ですね。
野村:オオ、3連勝か?交流戦は何試合目だ?

記者:5試合目です。
野村:ああ、中日とやって1勝1敗だったか。

記者:今日の田中投手はいかがでしたか?
野村:悪かったね。よく2点でおさまった。バランスが取れない。3イニング目に注意というかワンポイントアドバイスをしたんだよ。でもバランスは戻らなかった。心配は心配。

記者:どんなアドバイスですか?
野村:バランスの事を言ったんだけど、まぁ今日は本当に悪かった。
野村野球とはどんな野球か聞いたんだよ。そうしたら、考える野球だと言われた。まぁ、当たっているけど、満点ではない。(野村野球は)過程重視の野球だよ。やることをやらないと結果は出ない。当たり前のことを当たり前にやればいいのに。後ろに皆を背負っているのに一人で野球をするな、だよ。

記者:田中投手は力んでましたね。
野村:本当に悪かった。心配だよ。

記者:(田中投手から)気迫は感じましたが。
野村:コーチを交えて6日間どんな調整をしたのか聞こうと思う。まぁ何もやってないんだろうけど。
遠投がいいんだ。バランスよくないと遠くに投げれない。大投手の金田(400投手・評論家の金田正一氏)や村田兆治(元ロッテ・評論家)は遠投が好きでよくやっていた。知らず知らずのうちにバランスは崩れるんだ。

記者:今日の田中選手は声がよく出ていたように思うのですが。
野村:そういう次元の問題じゃない。そういうことで気合が入ることもあるけど。

記者:打線は10得点をあげました。
野村:う~ん、攻撃はつながったな。渡辺直人が4回出塁したのかな。鉄平も初の2番で良い仕事をした。出るべき人が出て、繋ぐべき人が繋いで、返す人が返す理想の展開だよ。

記者:交流戦は良いスタートですが期待してますか?
野村:終わってみなければ分からないよ。

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