2008.05.20 TUE
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
1
0
0
0
0
1
0
0
0
0
0
5
X
R
H
1
5
6
11

5/20 ドラゴンズ戦 レポート

足で勝利に貢献した塩川

楽天イーグルスは接戦を制し、交流戦初戦白星スタート。

序盤は、楽天・永井と中日・小笠原の投手戦。楽天は2回、フェルナンデスの2ベース、鉄平の四球などで2死1・3塁とすると、嶋がライト前にタイムリー。1点を先制。その後はチャンスを作るもあと一本が出ず。

永井は5回まで散発2安打と完璧な立ち上がり。6回にT・ウッズにソロホームランを浴びて同点とされるも、7、8回は3人で打ち取り味方の反撃を待つ。

楽天は8回、先頭草野の安打で小笠原を降板させると、2番手平井からフェルナンデスがタイムリーを放ち勝ち越しに成功。さらに、3番手チェンから鉄平、嶋、高須がタイムリーを放つなど、打者10人を送り一挙5点。試合を決めた。

嶋選手 ヒーローインタビュー

ウイニングラン・嶋

記者:2回の打席はどんな気持ちで迎えましたか。
嶋:最近、永井の時は点を取ってやれていないので、今日は助けて有利な試合展開にしてやりたかったのでボールに喰らい付いていきました!

記者:8回の打席はいかがでしょう?
嶋:その前に塩川さんが良い走塁をして流れが完全にこっちにきたと思ったので、その流れに乗って勢いでいきました!

記者:リード面ではいかがでしたか?
嶋:(若干、声のトーンを下げて)そうですね・・・今日は自分のリードというより、永井のボールに気合が入っていたので、永井に助けれられました。
これから助けていけように頑張ります!


■嶋基宏選手 試合後記者会見
記者:本日は好リード、そして4打数2安打3打点と打撃でも大活躍でした。
嶋:この前の西武戦で、田中とのバッテリーを外されてホント悔しかったので、その気持ちを今日にぶつけました。何とか見返してやろう、と思っていました。

記者:同期の永井投手とのバッテリーでした。
嶋:良い球が来ていたので、なんとか引き出そうと頑張りました。あいつが良いところに、良い球を投げて来ました。

記者:そして打撃でも好調でした。
嶋:最近打てていなかったので、「打てなくて当然」と思って打席に立ちました。永井もそうですけど、横川も頑張っていますし、同期の活躍は刺激になりますし、自分も負けていられません。切磋琢磨していければと思います。

記者:今後に向けて一言。
嶋:日々向上していかないといけないと思っています。去年一年間試合で使ってもらった経験を何とか活かして、向上して、成長したいと思います。

永井投手 ヒーローインタビュー

ウイニングラン・永井

記者:今日は前半から調子が良さそうでしたね。
永井:ブルペンでは今シーズン一番というくらい悪かったのですが、交流戦初戦ということで、どうしても勝ちたいという気持ちで投げました!

記者:ウッズ選手に同点ホームランを浴びてしまったものの、終盤も見事なピッチングでした。
永井:1点もやれない試合展開でしたので、1点の重みを感じて、「もうやらないぞ」という気持ちで投げました。

記者:嶋捕手のリードはどうでしかたか?
永井:いつもリードでもバッティングでも助けられてるんですけど、今日は特別良かったです!

記者:交流戦初戦に勝ったのは大きいのでは?
永井:初戦が去年日本一の中日ドラゴンズということで、大事な試合になると思っていたので、今日の1勝は大きいと思います。

記者:最後にファンへのメッセージをお願いします。
永井:今日は本当にどうもありがとうございました!1点勝負試合でしたが皆さんの声援がマウンドまで届きました!ありがとうございました!


■永井怜投手 試合後記者会見
記者:今日のピッチングを振返っていかがでしょうか?
永井:ブルペンでは今年最悪の出来だったのですが、「マウンドに立ったら関係ない!」と思って、一人一人に強い気持ちで向かっていきました。

記者:唯一、タイロン・ウッズ選手にホームランを打たれてしまいました。
永井:そうですね、あそこは失投ですね。アウトコースの投げてはいけないところに行ってしまいました。

記者:それ以外は素晴らしいピッチングでした。
永井:接戦だったので、四球を出さないように心がけました。

記者:日本一の中日からの勝利です。
永井:中日打線は右打者が多かったので、ボクとしてはやりやすかったです。

記者:嶋捕手がタイムリーを打ち、そして良いリードをしました。
永井:頼りになります。同期なんで、二人で頑張ってなんとかしたいと思っていました。今後も一緒に頑張りたいです。

記者:交流戦の開幕戦に勝ち、そしてチームも5割に復帰しました。
永井:去年も交流戦の初戦を投げさせてもらって、今年も今日の大事なところを任せてもらったので、何とかしたいと思っていました。

昨日も、本当はリリーフ陣の方々は休日だったのに、自分が先発だと言う事を隠すためにわざわざ練習に出てきたので、そんな協力してくれたみんなのためにも絶対勝ちたいと思って投げました。

野村監督 試合後コメント

交流戦初戦を制した野村監督

(監督、会見室を素通り。どよめく記者陣の後方、会見室の別の入り口から野村監督登場。記者陣爆笑。)

野村:良かったですなぁ(笑)。交流戦初戦が取れて。やれやれ。いきなりチャンピオンと当たったからな。

記者:塩川選手の好走塁が効いたのではないですか。
野村:効いたね。ピンチランナーが見事に大活躍した。(三盗は)相手もショックだったろうし。1点勝負だったし。

記者:塩川選手本人の判断だったのですか。
野村:もちろん。事前の予備知識はあるけど。あれが彼の仕事だから。あの子はしっかりしている。ベンチでスタートの練習をしている。でなければ、いきなりはできない。

記者:永井投手も頑張りました。
野村:永井、イニング長く頑張ったね(笑)。あのホームランは余計だね。あれは防げるホームラン。あれは配球が悪い。彼(ウッズ選手)の場合、気をつけるのはホームラン。ホームランゾーンは知っているはずだから。

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート