5/16 ライオンズ戦 レポート
楽天は先発全員14安打・8得点で快勝。今季ライオンズから初白星を挙げた。
初回、草野のタイムリーで先制した楽天。続く2回にはダブルスチールなどでライオンズ先発・岸を揺さぶると、高須のタイムリー2ベース、リックの4号3ランで5点を追加。序盤で大きくリードを広げた。終盤も、リック、横川のタイムリーで突き放した。
先発・岩隈は2回に大島のタイムリーで1点を失うも、中盤は連打を許さず。力のある真っすぐと変化球のコンビネーションでライオンズ打線を封じる。大量点差で7回降板も、6奪三振・2失点の好投でリーグトップの6勝目をマーク。
リック選手 ヒーローインタビュー
記者:2回のホームランは、素晴らしいあたりでした。
リック:凄く大きなヒットを打てて嬉しかったし、気持ちが良かったヨ!チームが良い方向に向かって良かったヨ!
記者:チームが点が取れない中、リック選手は昨日も3安打と気を吐いてました。
リック:今日をキッカケにチームが良い勝ち方ができれば良いネ!
記者:リック選手が好調の要因は?
リック:隠していることは何もないけど、良い状態を保っている。チームも良い方向にいけば良いと思うし、この状態が続けば良いネ!
記者:ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
リック:今日は(応援に)来てくださってアリガトウ!ありがたい声援を受け勝つことが出来て嬉しいヨ!
岩隈投手 ヒーローインタビュー
記者:今日のピッチングを振り返っていかがですか?
岩隈:今日は西武戦が今シーズン初登板ということもあって、勝ちたい気持ちでしたので初回から飛ばしていきました。自分のピッチングができて良かったです。
記者:打線の援護もありましたね。
岩隈:あれだけ打ってもらえば、自分のリズムに乗って投げるだけでしたので楽でした。ただ、点を取った後に取られてしまったのが反省すべき点ですが、次までに調整していきたいです。
記者:反省すべき点とは?
岩隈:失点は2アウトからだったので、防げるものだったと思うし、ボールにするところはきちんとボールにして抑えていきたいです。
記者:これで今シーズン6勝目ですが、好調の要因は?
岩隈:あまり数字は気にしてないのですが、任された仕事は果たすという気持ちでやっているところだと思います。
記者;ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
岩隈:西武に勝ち越して交流戦を迎えたいと思いますので、明日も応援よろしくお願いします!
■岩隈投手 試合後のコメント
記者:今日はナイスピッチングでした。
岩隈:何とか勝ちたいと思って投げました。
記者;序盤から気合が入っていましたね。
岩隈:(西武とは)今シーズン初めての対戦だったので、最初から全力でいきました。一発だけを気をつけて投げました。
記者:藤井捕手とリズムが合ってましたね?
岩隈:そうですね、リズムよく投げることができました。
記者:7回8安打でしたが?
岩隈:うーん、ちょっともったいなかったですね。球数はこんなもんじゃないですかね。
記者:来週から交流戦が始まりますが?
岩隈:明日、明後日と勝って勢いに乗っていきたいですね。
野村監督 試合後コメント
野村:(快心の勝利は)久しぶりだろ。そんな感じがする。西武たりとも岩を砕けず!・・・・(記者たちの反応を見る)。ダメか(笑)。
記者:「岩」は岩隈投手の「岩」ですか?
野村:当然!(笑)
記者:首位西武に見事な勝利でした。
野村:借りがあるから。4連敗でしょ? 連敗も止めたいし。今日はリック様様。5番での起用が当たったね。草野の3番も。打線の組み換えが当たった。
記者:打線がつながりました。
野村:リックの3ランが効いた。
記者:ダブルスチールも見事でしたね。
野村:ハハ。見事と言えば、見事だ。まあ鉄平もピッチャーのモーションのタイミングを図っていたんですよ。今日の試合は言うことないです。会心のゲーム。
記者:岩隈投手は、7回2失点でした。
野村:2点目は余計だったね。岩隈とマー君は9割勝たないと。
記者:細川選手のスクイズも外しました。
野村:あそこは見事当たった。山田コーチの日ごろの勉強の成果。予言したからね、「スクイズがあるから」と。
記者:やはり事前の準備は大切ですね。
野村:そりゃ、もう。戦いは戦う前から始まっている。備えあれば憂い無し。
記者:いい流れを続けたいですね。
野村:この勢いで明日も行きたいね。相手は1番から9番までホームランを打っている人たち。ランナーを貯めると怖いな。