2008.05.03 SAT
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5/3 ファイターズ戦 レポート

楽天イーグルスは投手陣が踏ん張れず、ファイターズに連敗を喫した。

楽天は初回、リックが内野安打で出塁するとフェルナンデスのタイムリー2ベースで先制する。
しかしその裏、先発のドミンゴが死球とヒットでピンチを招くと田中に犠牲フライを打たれ簡単に同点に追いつかれる。

3回には藤井の安打、渡辺直の四球などで2死満塁とし、山崎武のタイムリーなどで3点を奪って勝ち越しに成功。
打線の援護もむなしくこの回もドミンゴは制球が安定しない。連続安打、四球で1死満塁とし、スレッジのタイムリー、小田の内野ゴロ間で同点に追い付かれこの回で降板。
中継ぎ陣も乱れてファイターズ打線を抑えることが出来なかった。
8回には礒部のタイムリーで1点を返すが、反撃はここまで。12対5と大量得点差をつけられファイターズに完敗。

野村監督 試合後コメント

記者:ドミンゴ投手は先週は完封した日本ハム相手に別人のようなピッチング内容でした。
野村:そうかなあ。あんなもんじゃないの。

記者:3回で降板させましたが……。
野村:(3回表に)3点が入ったから、その裏はきっちり抑えてくれないとね。(降板させるのは)ちょっと早いかなとは思ったけど。

記者:この悪い流れを明日先発予定の田中投手に断ち切ってもらいたいですね。
野村:そうだね。でも日本ハム打線を調子づけてしまったよ。

記者:昨日に続いて、初回に工藤選手を出塁させてしまいました。
野村:昨日も今日も工藤絡み。相手はストレートしか待っていないのにね。それなのにストレートしかないという配球をしてしまう。冒険だよ。結果的にはその一球だった。そこから崩れたね。
仙台での借りをあっさりと札幌で返されてしまったよ。

記者:今季最多の失点を喫してしまいました。
野村:だんだん楽天の実力が出てきたな。楽天野球か・・・・・・。しかし、(ドミンゴ投手が)いきなりストライクが入らないとはね。

記者:青山投手の登板のタイミングについては?
野村:青山は試合の終盤に投げさせようと思っていたんだけどね。川岸やインチェに踏ん張ってもらって(と考えていた)。でも川岸がいきなりフォアボールでしょ。まず始めの1、2球で、とんでもないところにボールを投げたら、普通は3球目は考えるんだけどね。話にならないよ。
良いピッチャーから話を聞いたときには、その話を聞かせてやるんだけど(それが活きていない)。技術というものには限界があるんだ。大事なのはそこから先の世界だよ。思考とか感覚のね。いくらいっても「馬耳東風」、「ぬかに釘」だ。野村野球は過程重視の野球だよ。  結果ばかり求めていても結果は出ない。その裏を切り込んでいけってね。つまり、結果の裏にはきちんとしたプロセスがあるという話をするんだけ
ど、(なかなかできないね)。

我々がこれまでやってきたことを選手たちが実感できていないから、どれだけ説明しても難しい。だから調子任せ、そのとき任せになって、プレーしてみないとわからなくなる。
信用、信頼はどこ吹く風だ?信用しろと言われてもね。不安ばかり。マイナス思考しか出てこない。

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