試合情報

楽天イーグルスは打線のつながりを欠き、連勝が5でストップ。

楽天は3回、先頭の嶋がヒットで出塁、渡辺直の進塁打でチャンスを広げると、打撃好調フェルナンデスのタイムリーヒットで先制。続く5番山崎武の鋭い打球は運悪くショート正面へのライナー、追加点ならず。
その裏のオリックスの攻撃、デッドボールと送りバントで1死2塁とされ、続く坂口にタイムリー内野安打を許し、すぐさま同点に追いつかれる。その後は両先発の好投が続き、緊迫した投手戦に。

8回裏、朝井は2アウトからカブレラに右中間への2塁打を許し、4番ローズ敬遠でラロッカとの勝負を選択するも、甘く入ったストレートをセンター前に運ばれ勝ち越し点を与える。9回はオリックス守護神の加藤に3人で押さえ込まれてゲームセット。

要所を変化球でかわし、打たせて取るピッチングで好投を続ける朝井を援護できず、4連敗中と勢いの無かったオリックスに敗戦を喫した。

記者：ビジターでは打線が打てませんね。
野村：打線は水ものだから（仕方がない）。

記者：朝井投手は８回にそれまで抑えていた中軸に打たれましたね。
野村：朝井は責められないよ。彼が投げるとなぜか点が取れないな。
本当に取れないよね。巡りあわせだろうか……。

記者：選手はビジターという意識があるのでしょうか？
野村：それは選手に聞いてよ。私にはわかりません。
しかし、初回に最低でも１点を取らないとな。４番があれじゃあね。三振の内容が悪すぎるよ。

記者：８回が悔やまれますね。
野村：カブレラに打たれたのが大きいよ。責めるとしたらそっちの方だよ。まあ、基本的なカブレラ攻略法は非常に簡単なんだけどね。

記者：試合全体を振り返るとどうですか？
野村：内容のない試合だったな。