4/25 ファイターズ戦 レポート
楽天イーグルスは投打にファイターズを圧倒して3連勝。貯金を1とした。
先制は楽天。初回リックの2号ソロで1点を奪う。3回には四球で出塁した渡辺直を3塁に置き、フェルナンデスがタイムリー。1点差とされた5回にはリック、フェルナンデスの長短打で2点を追加し引き離した。
先発の岩隈は4回にスレッジの犠飛で1点を失うも、連打を許さない安定したピッチング。2回無死2塁、6回1死3塁のピンチも落ち着いて後続を断った。岩隈は8回を投げ、4安打・8奪三振・1失点の内容で4勝目。打線も8回にリック、フェルナンデスのタイムリーでダメを押し快勝した。
岩隈投手 ヒーローインタビュー
記者:我らがエース、8回1失点。ナイスピッチングでした。
岩隈:ありがとうございます!
記者:昨日の雨でスライド登板となりました。志願の登板だったそうですね。
岩隈:そうですね、雨で流れるのは予想が出来ていたので、今日に調整が上手くできて良かったです。
記者:結果もしっかり残しました。
岩隈:大事なカードの初戦なので、勝つことができて良かったです。
記者:ベンチでは笑みも出ていましたが、自信を持って投げれているのではないですか。
岩隈:落ち着いて、1点はOKだと思って、気合で投げました。
記者:前回登板の借りを返しましたね。
岩隈:その気持ちだけで、借りを返してやろうと思ってました!
記者:防御率も脅威の0.574で依然、リーグトップです。
岩隈:嬉しいですけど、あまり意識はしていません。リズム良く投げ続けていければと思います。
■岩隈投手試合後のコメント
記者:今日のピッチングを振り返ってください。
岩隈:粘り強いピッチングができたと思います。
記者:スライド登板の影響はありましたか?
岩隈:なかったです。
記者:9回もマウンドに上がりたいという気持ちはありましたか?
岩隈:いや、特にありませんでした。球数も100球を超えていましたからね。
記者:反省点はありますか?
岩隈:1点取られたのも仕方がないと思いますので、特にはないと思います。
記者:3連戦の初戦を取れたのは大きいですね。
岩隈:そうですね。いいスタートを切れたと思います。
記者:次回(の登板)に向けては?
岩隈:しっかりと準備したいと思います。
リック選手 ヒーローインタビュー
記者:続きまして3安打3打点のリック選手です!
リック:(日本語で)アリガトゴザイマス!
記者:初回のHRはどんな感じでしたか。
リック:前回、岩隈選手の登板では援護できなかったので、初回に点が取れて良かったヨ。
記者:岩隈選手のピッチングは野手のリズムを作ってますか。
リック:間違いなく良いリズムを作ってくれてると思うね。このまま勝ち続けるヨ!
記者:5回、8回のタイムリーも頼もしかったです。
リック:まだ試合は終わってなかったので、何回になっても追加点を取ることは大切だし、良いヒットだったと思う。
記者:それでは最後にメッセージをお願いします。
リック:(日本語で)ケースタマケナイ!オウエンヨロシク!!
岩隈:今日は寒い中、応援ありがとうございます。明日も明後日も試合がありますが、勝って、優勝目指して頑張ります!!(スタジアムから大きな拍手!!)
野村監督 試合後コメント
記者:岩隈投手は安心して見ていられますね。
野村:まあ、そうね。今日はエースが抑えて、三番四番が打って、先制、中押し、ダメ押しと理想的な試合じゃない。何も言うことなし。
記者:リック選手、渡辺直選手が活躍しました。
野村:渡辺は今年は良い仕事してる。リードオフマンとして。目立たないけど。攻守にわたって良い仕事している。
記者:貯金もつきましたね。
野村:うーん・・・。まだまだ少ないですなぁ。微々たる貯金ですぐ無くなる。もっといっぱい貯めたいですな(笑)。
記者:三連戦のまずは頭を勝ちました。
野村:三連戦の頭。「先手必勝」という言葉があるくらいだよね。先に取ると戦いやすいんですね。余裕があるから。
記者:フェルナンデス選手の調子が戻ってきました。
野村:戻ってきたと言い切れるかどうか・・・。四番は向こうのエースを打って四番だからね。
記者:岩隈投手の防御率が高いことは、相手にとって脅威ではないでしょうか。
野村:それは俺じゃなくて相手に聞いてくれ。まあ、ダルビッシュがいい刺激を与えているんじゃない。競うのは悪いことじゃない。ピッチャーは勝ち星よりも防御率を競って欲しいね。直接チームの貢献になってくるから。今年の(岩隈投手の)働きは完全にエースでしょう。