2008.04.23 WED
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4/23 ホークス戦 レポート

勝率5割に復帰

楽天イーグルスは投打がかみ合いホークスに連勝。勝率5割に復帰した。

楽天は初回、ホークス先発の大隣を捕え、フェルナンデスのタイムリー2ベース、山崎武の7号2ランで3点を先制。6回には敵失をきっかけに無死2塁とすると、フェルナンデスがタイムリーを放ち貴重な追加点を挙げる。

先発の永井は初回2死満塁のピンチを招くなど、いまひとつの出来。しかし走者を背負いながらも要所で踏ん張り、ホークスに得点を許さず。尻上がりに調子を上げた永井は、5回以降は2安打に封じ、自身2度目の完封勝利を記録した。

永井投手 ヒーローインタビュー

自身2度目の完封勝利

記者:3月26日以来、自身2度目の完封勝利をあげた永井投手。今日はどんなところが良かったのですか。
永井:今日は調子が上がらず良いピッチングではなかったのですが、『ランナーを還さない』という心を持って投げたのが良かったと思います。

記者:ここという所で良いボールがいってましたね。
永井:勝負どころで決まってくれたので、こういうピッチングができたと思います。

記者:得意のカーブが決まっていましたね。
永井:後半になってカーブが決まったので、楽なピッチングができました。

記者:前回の登板から修正した点はどんなところだったのですか。
永井:前回は調子が良くて負けて悔しかったので、今日にかける想いがありました。

記者:ファンへのメッセージをお願いします。
永井:今日は温かい声援、ありがとうございます!結構苦しかったのですが、(勝てたのは)皆さんのおかげです!


■永井怜選手 試合後記者会見
記者:今日はランナーを出してからも粘り強く投げましたね。振り返ってみていかがですか?
永井:ランナーを毎回のように出していたのですが、後のバッターを抑えられたのが良かったです。今日は調子が悪いなりに投げる事ができました。

記者:初回のピンチを脱する事ができて、その後良い感じになったのではないでしょうか?
永井:そうですね、3回くらいから調子が乗ってきましたね。なかなかカーブが思うように決まらなかったのが自分を苦しめていたのですが、何とか抑える事ができました。松中選手にはフォークを良い形で使う事が出来ました。

この後、連戦が続くので、リリーフ陣を休ませたいし、何とか最後まで行きたいと思って投げきりました。

山崎武選手 ヒーローインタビュー

「4月は首位打者を守りたい」と山崎武

記者:1回の2ランホームランは見事でした。手応えはいかがでしたか。
山崎:打った瞬間・・・ホームラン!!ハイ(笑)

記者:弾丸ライナーでしたね。打席ではどんなこと考えていたのですか。
山崎:ミーティングで(相手投手は)かなり良いからあまりチャンスはないと聞いていたので、まぁ毎度のことですが、フェルナンデスが前で打点を稼ぐので「打ちたいなー」と思っていたのですが、目をつぶって打ったらホームランになりました(笑)

記者:打率も4割と好調ですが、どんなところが良いのでしょう。
山崎:打率が良いと居心地が悪いので、早くそこそこの打率にならないかなーと思っているのですが、皆さんの期待を裏切れば良い打率ということで(笑)まぁ4月は首位打者を守りたいと思います!!

記者:好調を分析すると?
山崎:普通に早寝早起きをするだけです(観客からも笑い声)何もしてないですよ。

記者:最後にファンへのメッセージをお願いします。
山崎:こんなに寒い中、こんなに多くのお客さんに来ていただきましてありがとうございます!やっと(勝率が)5割になりました。(Kスタ宮城では)明日からまた4試合ありますので、今日来ているお客さんは明日も絶対に来てください!!明日は貯金1です!


■山崎武司選手 試合後記者会見
記者:初回からナイスバッティングでした。
山崎:かなりヒットが出にくいピッチャーだと思って、甘い球を打たないとなかなか苦戦するなと思っていました。ちょっと(バットの)先っぽだったけど、良いスイングが出来ましたね。

記者:打率がなんと4割を越えました。
山崎:いやいや、どうせ落ちるんで(笑)、打率なんて気にしていないけど、打てる時に打っておこないとね!

記者:通算ホームランが305号に達し、池山コーチの304号を越えました。
山崎:ベンチでもその話をしたんですけど、次は広澤さん(元ヤクルト。通算306号)ですね。

記者:ホームで10勝目、強い楽天イーグルスが帰ってきました!
山崎:ホームとかビジターとかあまり気にしないようにしているんだけど、この応援が勝たせてくれているんです!

記者:明日勝って3連勝と行きたいところですね。
山崎:3タテして、開幕の借りを返したいね。うちもエースが行きますんで、勝ちますよ。

野村監督 試合後コメント

永井と握手を交わす野村監督

記者:永井投手がランナーを出しながらも完封しました。
野村:ハラハラ症候群になっちゃうよ。訳のわからんピッチャーだなあ。何て名付ければいいんだ、なんなんだあいつは? 本当に身体壊すわ(笑)。

4-0の試合にしては(試合時間が)長い。名前も永井(笑)。すべてが長い。チェンジ後の投球練習を見てみろ、長いなあ(笑)。

でもまあ、武司のホームランが効いたね。(相手ピッチャーは)大隣? いいピッチャーだね。これまでも内容がいいんでしょ? そうだと思うよ。

ところで、みんなは質問ないの?(笑)

記者:山崎選手はこれで池山コーチの通算本塁打数を抜きました。
野村:そうなの? それ、質問? みんなは質問を考えてきていないの?(笑)

記者:永井投手は苦しみましたが、良かった点はどこでしょうか?
野村:一言で言えば、苦しいときのフォークボールだよ。ボール球を振ってくれた。フォークは空振りを誘う球だしね。(これまでよりも)フォークがだんだん落ち出したね。

記者:7回の松中選手にも3球続けてフォークでした。
野村:あの場面は圧巻だったね。しかしウチの選手はファンサービス精神旺盛だね。満塁にして最高の打者にお膳立てだなんて(笑)。しかしキャッチャーは悩むだろうね。早めにフォークを投げて空振りさせても、その後に投げる球に困ってしまう。(連投すると)狙われるしね。(そのうち)マークされちゃうよ。

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