試合情報

楽天イーグルスは4番の勝ち越し弾を継投で守り切り、球団史上2度目の5連勝。

楽天先発の一場はまずまずの立ち上がり。3回に内野ゴロの間に先制点を失うも、4回に3者連続三振を奪うなど序盤は粘り強い投球でしのいだ。

打線は今日も活発。4回に礒部の犠飛で同点とすると、続く5回には藤井のタイムリー、高須の1号2ランで3点を勝ち越した。

しかし一場が6回に捕まる。強風の影響で許した不運な安打も重なり、1死1･3塁のピンチを迎えると、サブロー、ズレータに連続タイムリーを浴びて1点差。さらに、2番手有銘が橋本に犠飛を許して、同点に追いつかれてしまった。

粘る楽天は7回、3番手小宮山から、渡辺直、草野の四球などで1死1･2塁とすると、フェルナンデスが左中間スタンドに3ランを放ち、再び勝ち越し。これを、小山、青山とつないで逃げ切った。今季初登板の小山が初勝利、青山が2セーブ目を記録。

記者：コングラチュレーション！
フェルナンデス：アリガトウ！

記者：同点の場面で見事な３ランホームランでした。
フェルナンデス：凄くイイ試合だったので、絶対に打ってやろうと集中して、振り抜いたよ。

記者：ホームランになった瞬間の気持ちは？
フェルナンデス：最低でも打点を稼いでやろうと思っていたので、センター返しを心がけて、たまたまホームランになったけど、いい結果になって嬉しいね。

記者：ここ３試合で７打点。絶好調ですね。
フェルナンデス：まだまだ１３７試合あるので、打点は稼げるよ。それよりも今日は寒い中、たくさんお客さんが来てくれて、いいパフォーマンスが出来て嬉しいよ。

記者：チームは５連勝で３年振りの貯金１です。
フェルナンデス：こらからもたくさん勝つよ。ファンの皆さん、しっかり応援する準備をしておいてください。


■ホセ・フェルナンデス選手　試合後記者会見
記者：今日の試合を改めて振返っていかがでしょうか？
ホセ：いやぁ、チームにとって大きい勝ちだね。ムードも高まっていたし、チームが調和していた。勝ちに行く姿勢だったよ。

記者：ホームランも出ましたね。
ホセ：ホームランも嬉しいんだけど、それだけじゃない。こうやって5連勝できて、勝ちを増やす事が出来て本当に嬉しいよ。

記者：去年も4月1日にもホームランが出ていますね。
ホセ：ハハハ。と言う事は、Ｍｅにとって4月1日は良い日なんだな。

記者：前の打者が敬遠されて、打席で特別な思いがあったのではないでしょうか？
ホセ：燃えた事は確かさ。ただし、心がけたのは「この場面で自分がやるべき事をやろう」、ただそれだけさ。

記者：あの一発でチームが勢いづいたのでは？
ホセ：それは間違いない。このチームはピッチャーもバッターも良いタレントが集まっているから、これからもっと勝つだろうよ。

記者：今日は風がとても強かったですが・・・。
ホセ：(日本語で)カゼ、スゴーイ！でも、右バッターには良い風だったね。

記者：打ったのは狙い通りの球でしたか？
ホセ：2打席前にシュートでバットを折られていたけど、それはそんなに意識をせず「とにかくしっかりとらえよう」、ただそれだけを考えていた。

記者：これからの意気込みを教えて下さい。
ホセ：今日は今日で楽しめたけど、明日からまた新しい日々が始まるのさ。

記者：お帰りなさい。
小山：遅くなりまして、すいません！

記者：２イニングを見事無失点に抑えました。
小山：緊張しまくりでしたが、良かったです。

記者：今季初勝利がつきました。
小山：ありがたいっす！

記者：ベンチでは笑みが見えました。
小山：僕の笑顔が一番ベンチを和ますと思いますので（笑）

記者：今も素敵な笑顔ですよ。
小山：ありがとうございます。

記者：波に乗っていけそうですね。
小山：開幕一軍にも入れず、迷惑をかけたと思うので、残り試合はチームに貢献できるよう頑張って優勝目指しますので,
応援よろしくお願いします！

記者：これで完全復調と見ていいですか。
小山：ちなみに僕がチームに来て負けなしの３連勝なんです。このまま１０連勝、２０連勝できればいいのかなと思います（笑）

野村：（会見室に入るなり）ふー、寒い！真冬の決闘、制して5連勝！
「5」の次は何？「6」、だよな。
よく勝ちましたねぇ。どう評価したらよいのだろう？　「ノリノリ」、か（笑）。
負けゲームを勝つと、行くよ（どんどん勝つよ）。
でも、調子に乗っていると足元をすくわれるなぁ。
勝って兜の緒を締めましょう。グッと、ね。

記者：2位浮上ですね。
野村：2位？2位？　2位ちゃん、寄ってらっしゃい（笑）。
まあ、今、順位はあまりいいんじゃないの。

記者：ホームランも2本出て、打線が好調でした。
野村：高須も良い当たりだった。風に助けられたね。低い弾道。風に乗った。
強風下のホームラン。思い出すなぁ、若い頃。自然を味方にして、バッティングした。
ポンと風に乗せると飛んでいく。今はそういう選手は、まずいないだろう。

記者：フェルナンデスもホームランを放ちました。
野村：あれは、風は関係ないな。ナイスバッティングですよ。

記者：投手陣の出来はいかがでしたでしょうか。
野村：一場は、「変身」とまではいかなかったな。
中継ぎ陣は少しましかな。まだまだ、発展途上だ。