パ・リーグ6球団とパシフィックリーグマーケティング株式会社は、2016シーズンよりパ・リーグ6球団共同企画『パ・リーグ ウォーク』を開催いたします。

『パ・リーグ ウォーク』とは、“国民みんなの健康を実現すること”をビジョンとして掲げ、“歩く行為を習慣化させること”をゴールとします。その手段として、プロ野球（パ・リーグ）ならではのゲーミフィケーションを活用したスマートフォンの歩数計アプリを活用いたします。

『パ・リーグ ウォーク』は、全てのスマートフォンに対応しており、ファンは一度アプリをダウンロードすれば、後は自動的に歩数が計測される仕組みです。ファンはまず自分が応援する球団を選択します。日常的な利用では、「本日の歩数はダイヤモンド何周分です」と表示が出たり、応援する球団の選手が画像で「今日はたくさん歩いたね！」などと呼びかけてくれます。試合日の利用では、応援する球団毎にファンの合計歩数を競ったり、合計歩数の順位を表示したりします。（*１）

そのような活動により、従来は健康的なイメージがなかったプロ野球試合観戦行為を、健康的な行為へと置き換えます。具体的には、試合観戦日のファンの行動を因数分解すると、自宅から最寄り駅、最寄り駅から球場、球場内外、と結構な距離を歩いています。したがって、試合観戦するだけで結構な距離を歩く（試合観戦≒健康的）ことに気づいてもらい、日常や試合日での歩く行為を習慣化させることを目的とします。

当イベントは、パ・リーグ6球団とパシフィックリーグマーケティング株式会社が中心となるパ・リーグウォーク実行委員会が主催し、ハーバード公衆衛生学大学院イチロー・カワチ教授が主宰する「ソサエティアンドヘルスラボ」が共同企画と学術研究を担当いたします。また、経済産業省が後援としてバックアップしており、プロ野球（パ・リーグ）を中心とした「産官学」一体となった取組となっています。