本日、Kスタ宮城で佐藤義則コーチの入団会見が行われましたので、お知らせいたします。

佐藤義則コーチ記者会見

佐藤：来年から楽天イーグルスにお世話になる事になりました。野村監督とは直接お話したわけではないですが、（新聞等の報道を通して）監督が呼んでくれたと思ってるし、力になれればと思っています。一人でも多くのピッチャーが勝てるようにしていきたいし、皆で頑張っていきたいと思います。

記者：楽天イーグルスの印象を教えてください。
佐藤：関西に家がある関係でゲームを見る機会は少なかったのですが、岩隈の２１勝であったり、田中は怪我があったりして、思うように投げれなかったみたいだけど、 後半戦はしっかり投げてましたね。前半戦は（チームの）勢いが凄かった。ただ、経験のないピッチャーが多くて、夏場に失速しちゃったけど、この辺をクリアしていければ。

記者：経験のないピッチャーが必要なことって何ですか？
佐藤：山田君（バッテリーコーチ）とは少し話をしたんだけど、何が足りないのか？ということ自覚することだと思います。コントロールがなければ、長い一年は持たないですから。野村監督は「走れ、投げろ」という考えを持ってるみたいですけど、ピッチャーは投げることが10じゃないと思ってるので、話を聞きながらやっていきたい。

記者：今季9勝の田中投手がダルビッシュ投手（北海道日本ハム）に近づくためには何が必要ですか？
佐藤：比べちゃいますか（笑）ひざの開きが早いのでボールがおじぎしちゃってるし、良いボールと悪いボールがはっきりしてる。その辺を修正していければ、体の開きが直り、コントロールは良くなるしボールにもスピンがかかる。ダルビッシュまでいくかどうかは分からないけど、それなりのものは持ってると思います。

記者：野村監督の印象は？
佐藤：阪神時代は、この時期（秋キャンプ）の一ヶ月しか一緒にできませんでしたので、話もあまりできませんでした。監督は南海時代はプレイングマネジャーで、僕は阪急で戦いましたし、頭の中や考え方は球界でもトップだと思いますので、一緒に出来ることを楽しみにしてました。

記者：指導方針は？
佐藤：言えません。自分の中では色々考え方を持っているつもりです。

記者：どんな投手陣にしたいですか？
佐藤：全員先発で9回を投げれるスタッフです。基本、そういうピッチャーを目指します。完投が出来れば何でもどこでも出来ると思ってるし、皆、アマチュア時代はやってきて、能力があると思ってるので、「俺は中継ぎ」とか決めつけるのではなく、キャンプからそこの位置を目指して欲しいと思います。

佐藤義則コーチ就任のお知らせ