6/22(郡山)グライシンガーから一発を放つ松井
バファローズを3タテし、4連勝と勢いにのる楽天イーグルス。9月17日(月・祝)からホーム・Kスタ宮城でマリーンズと激突。今季マリーンズとの対戦は6勝12敗(1分)と劣勢に立たされ、特にQVCマリンでは2勝8敗と苦しむ。しかし、Kスタ宮城では4勝4敗とがっぷり四つの戦い。8月28日(火)から30日(木)の3連戦(QVCマリン)では痛恨の3連敗を喫しているだけに、楽天イーグルスナインも雪辱を誓っているはずだ。3位ホークスの背中を必死に追いかける両チームにとって譲れない3連戦。熾烈な争いが予想されるが、クライマックスシリーズへの挑戦権を得るのは楽天イーグルスだ。
9月17日(月・祝)マリーンズの先発はグライシンガー。今季マリーンズに移籍し、ここまで9勝をマークするなど見事に復活を遂げた。楽天イーグルスは今季3度対戦して1勝2敗、防御率2.14と打てていないイメージだが、2007年からの通算では3勝3敗。互角以上の勝負は十分に期待できる。グライシンガーに対し、松井が9打数3安打1本塁打、聖澤が10打数4安打、藤田が3打数3安打と好成績を収めている。彼らを中心に突破口を開き、導火線に火を付けたい。
楽天イーグルスの先発は美馬。自身2連敗中だが内容は決して悪くない。9月11日(火)のホークス戦(ヤフードーム)では相手のエース攝津と投げ合い、敗れはしたが7回2失点と好投した。美馬の魅力は何と言っても安定感。今季ここまで19試合に先発し、5イニング未満でマウンドを降りたのは1度だけ。辛島と同様にゲームメークに優れ、ここまで楽天イーグルスのブルペンを支えた功績は大きい。
マリーンズ戦には今季4試合に先発して1勝1敗。8月22日(水)Kスタ宮城での15回戦では7回3失点の力投で勝利投手。8月29日(水)QVCマリンでの18回戦でも勝ち星こそ逃したものの、8回途中1失点と粘りのピッチングでマリーンズ打線を封じている。美馬自身も臆することなくマリーンズ打線と対峙してくれるはずだ。要注意は二人の左打者。角中に11打数6安打、ホワイトセルに9打数4安打と痛打を浴びている。この強打者に細心の注意を払い、ゲームを支配したい。
防御率 | 勝 | 敗 | S | |
シーズン通算 | 2.78 | 7 | 8 | 0 |
VS 千葉ロッテ | 2.70 | 1 | 1 | 0 |
Kスタ宮城 | 3.38 | 2 | 3 | 0 |
直近の3試合の成績 | 勝敗 | 回数 | 失点 | 自責 |
9/11 VS 福岡ソフトバンク | 負 | 7 | 2 | 2 |
9/4 VS 北海道日本ハム | 負 | 7 2/3 | 3 | 2 |
8/29 VS 千葉ロッテ | - | 7 2/3 | 1 | 1 |
防御率 | 勝 | 敗 | S | |
シーズン通算 | 2.60 | 9 | 8 | 0 |
VS 楽天 | 2.14 | 2 | 1 | 0 |
Kスタ宮城 | 1.50 | 1 | 0 | 0 |
直近の3試合の成績 | 勝敗 | 回数 | 失点 | 自責 |
9/11 VS 北海道日本ハム | 負 | 9 | 3 | 3 |
9/4 VS オリックス | 負 | 5 | 3 | 0 |
8/28 VS 楽天 | 勝 | 8 | 1 | 1 |
※記録は2012年9月16日現在