本日、３・４月度の「日本生命月間ＭＶＰ賞」が発表され、パ・リーグ野手部門で山崎武司選手が受賞しましたので、お知らせいたします。
山崎選手の月間MVPの受賞は昨年の5月度以来の3度目になります（中日時代、９６年６月に受賞）。

３・４月の山崎武司選手はリーグトップの打率（.374）、出塁率（.488）、長打率（.667）をマーク。
またチャンスに滅法強く得点圏打率もリーグNo.1を記録し、存在感あるイーグルスの５番打者としてチームを牽引。開幕から一ヶ月を通して素晴らしい活躍でチームの勝利に大きく貢献しました。

山崎武司選手 記者会見

山崎：今年22年目で一番良いスタートが切れて、4月半ばぐらいから（月間MVPを）受賞できたらいいなという気持ちでいましたが、チーム内のライバルでもあるフェルナンデスがかなり打点を稼いでいたし、西武のブラゼル選手もたくさんホームランを打っていたので、どうかな？と思っていました。何故（受賞が）僕になったのかは分かりませんが、素直に嬉しいです。残り少ない野球人生の中で光栄に思いますし、励みにもなります。5月、6月も受賞できるように頑張ります。

記者：打率、出塁率を評価されての受賞ですが、感想をお聞かせ下さい。
山崎：自分が一番苦手な部門で4月を一番で乗り切りましたが、意識してなかったし、いずれ落ちるだろうと。チームの状態が勝ったり負けたりの攻防の中でフェルナンデスと絡めたということで良い争いができたと思います。受賞は諦めていたので、ビックリしています。

記者：相手からのマークが強まる中での受賞は価値があるのでは？
山崎：他球団も40歳過ぎがこんなに頑張ると思ってなかったでしょう（笑）意識はしてないですけど、打てばマークも強くなるし、キツイ球もくるでしょうけど、幸先良いスタートが切れたということで、（今のような活躍が）続けられたらと思います。

記者：この活躍で山崎選手へのイメージも変わったのでは？
山崎：自分のポジションは点を返すことなので、打点やホームランが増えれば良いとは思ってます。4月は得点圏打率もリーグでトップだったということなので凄く嬉しかったですね。

記者：チームの戦いぶりをどう見ていますか？
山崎：絶対にプレーオフに進出したいと言う気持ちでやっていますが、開幕にこけてどうなるかな？と思ったのですが、そのあと7連勝したりして、不思議な勝ち負けを続けていますが、チームとしても手応えを感じています。貯金をするには連敗をしないことだと思うのですが、大きな連勝は難しいけど、3連勝、4連勝を続ければAクラスに入れると思います。

記者：昨日は４番で起用されましたし、チームやファンからの期待も高まってます。
山崎：どんな形であれ、与えられた環境で良い仕事ができたらと思います。

記者：5月6月は本人の中でも良いイメージがありませんか？
山崎：寒さがなくなって動けそうな月ですね。4月はいつもモタモタしてるのですが。賞が取れたのは・・・マグレですね（笑）

記者：22年間の中で1番良いスタートが切れた要因は何でしょう？
山崎：調整法方法は変わってません。去年はキャンプ、オープン戦が絶好調で、実戦でコケた（笑）今年はオープン戦が全然ダメで、開幕戦が近づいても良くなる兆しがなくて心配してたんですけど、一年間こんなに悪い状態は続かないだろうと諦めの境地が4月の好調になった。技術的なことは去年と一緒。何も変わってません。

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