2011/06/07 (火)

「前向きな態度と気持ちで向かっていく」ガルシア選手 入団会見

ルイス・ガルシア選手

ルイス・ガルシア選手が入団会見を行いましたので、その模様の一部をお伝えします。

ガルシア選手は、「ベストを尽くして毎日ハードプレーを心がけて仙台のファンの皆さんに自分の姿を見せていきたい」と日本での決意を語りました。

ルイス・ガルシア選手との契約合意に関して

■ルイス・ガルシア選手 記者会見

ルイス・ガルシア選手

ガルシア:まず、楽天イーグルスと契約をすることが出来て本当に嬉しく思っています。野球をしてきた中で、自分自身が日本に来ることは大きな目標でしたので、今は期待とやる気に満ち溢れています。日本特有の文化と伝統がありますが、自分なりに勉強をしてきましたし、今後、新しい発見もあるかと思います。野球だけではなく学んでいきたいと思っています。今回のようなチャンスは皆にあるわけではなく、自分にとって重要なことですので、ベストを尽くして毎日ハードプレーを心がけて仙台のファンの皆さんに自分の姿を見せていきたいと思います。

記者:現在のお気持ちを聞かせてください。
ガルシア:一言で言えば「非常に興奮」しています。今、チームが厳しく攻撃でも困っている状況ではありますが、毎日勝てるわけでもないですし、力が落ちるときもありますので、チームに入って前向きな態度と気持ちで向かっていくのが大切だと思っています。そこを肝に銘じて一生懸命頑張っていきます。

記者:どのような働きを求められていて、役割があると思いますか?
ガルシア:コンスタントに自分が出来ることは、攻撃面ではきっちりと得点の助けになることと、守備ではファーストを守っていましたが、安定した守備で、どちらの面でも信頼をしてもらえるような仕事をしていきたいと思います。

記者:アピールポントを教えてください。
ガルシア:自分の長所として「これが出来て人よりここが優れている」と言うのは、あまり好きではありません。自分自身、今までやってきたをグラウンド上で攻撃でも守備でも見せていきたい。それはグラウンド上だけではなく、クラブハウスの中でも首脳陣の方々とも苦しい時を一緒に前向きに頑張っていきたい。楽天イーグルスという大きなパズルがあるとして、自分はピースです。その1つのピースが機能すれば、他も活きてくると思います。

記者:日本で野球をしていく上で、やらなければいけないことは何だと思いますか?
ガルシア:メキシコ出身で、アメリカで野球をやってきましたが、異文化の中で野球人として成功するために重要なことは、野球とは関係のないその土地の文化・伝統を心で感じてリスペクトし、フィットしていくことがプレーにも繋がってくるとアメリカで経験しました。日本の選手・首脳陣の方々をリスペクトしながら、勉強しながらやっていけば絶対に成功できると思っています。

記者:ご自身でどんなバッターだと思いますか?
ガルシア:バッティングは、センター中心の打撃を積極的に心がけています。打ちに行くという気持ちがないとダメだと思うので、積極的にやっていくことが大切だと思います。日本のピッチャーはレベルが高いと聞いていますが、自分自身をコントロールできるのは自分だけですので、対応出来るようにしていきたい。

記者:最後に、ファンへ一言お願いします。
ガルシア:今回、東北や仙台が震災で大変な中、自分がこのようなかたちで仙台に来ました。東北や仙台にとって楽天イーグルスは元気付けられるチームで、ファンの皆さんは勝利を待ち望んでいると思います。そのために、プレイヤーとして期待に応えられるようなプレーをしていきたいし、そういった自分の姿を皆さんに見せていきたいと思います。

記者:日本の好きな言葉、知っている言葉を教えてください。
ガルシア:"ありがとうございます。" "おはようございます。" "右打ち" "右きき" "左きき" "左打ち"・・・(報道陣から笑い) "おつかれさまでした。" "はじめまして。" "こんにちは。" "こんばんは。" 日本に来て勉強しましたが、スペイン語・英語・日本語が混ざっているので、整理ができたら皆さんの前で披露したいです。

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