2011/05/27 (金)
その他

東日本大震災元気プロジェクト「あおぞらソフトボール」を東松島市で開催

あおぞらソフトボール

5月22日(日)、「楽天イーグルス ベースボールスクール」 のジュニアコーチを務める益田大介コーチ・山下勝充コーチ・中濱裕之コーチと、日立ソフトウェア女子ソフトボール部の監督・コーチ・選手・スタッフ総勢26名が東松島市立矢本第一中学校で、東日本大震災元気プロジェクト「あおぞらソフトボール」を開催しました。

今回の活動は、北京五輪金メダリスト3名が所属する日立ソフトウェア女子ソフトボール部から、「東北のために出来ることがあればやらせてほしい」という熱い気持ちを受けたことが契機となりました。2月にソフトボールクリニックを開催した縁で、楽天野球団が企画。東松島市の協力を得て開催の運びとなりました。

あおぞらソフトボール

東松島市は、国体でソフトボールの会場になるなど、ソフトボールが盛んな地域です。今回の「あおぞらソフトボール」には、矢本第一中学校ソフト部員・矢本第二中学校ソフト部員・一般ソフトボールチーム2チームの総勢40名が参加。まずは、ジュニアコーチ3名からの指導を受けました。ソフトボールの経験もある3名から守備・打撃の指導。「元プロ野球選手に指導してもらえて嬉しい」という声がありました。

そして、日立ソフトウェア女子ソフトボール部が到着。この日は岩手県でのリーグ戦後にチーム26名全員で駆け付けました。アジア大会・世界選手権のメダル獲得に貢献した藤原麻起子投手(東北福祉大学出身)のピッチングデモンストレーションでは、打席に参加者を立たせ、唸りを上げる剛速球を体感。打席で思わずのけ反る参加者がいるなど、世界トップレベルの速球に沸きました。選手と参加者によるキャッチボールでは、あこがれの選手とボールで会話。参加者の顔には興奮と喜びが入り混じっていました。さらに、”女イチロー”の異名を持つ「北京五輪金メダリスト」山田恵里選手が「金メダル」を持参。初めてみる金メダルに参加者のボルテージが上がりました。

あおぞらソフトボール

最後に、仙台市出身の横沢あゆみ選手(仙台西高校→東北福祉大卒)が挨拶をしました。「自分のソフトボールの原点は宮城にある。普通にソフトボールが出来ていることがいかに幸せなのかを今回の震災で実感しました。被災した皆さまにソフトボールの楽しさを改めて感じてもらう役目がある。一緒に東北の底力を見せましょう!」この「あおぞらソフトボール」で、震災後初めてボールに触れたという方もいました。ソフトボールにかける情熱を消さないために、東北復興・ソフトボール復興への一筋の光になれば幸いです。東松島市教育委員会・東松島市ソフトボール協会を始めとして、ご協力頂いた皆さま、ありがとうございました。

今後も楽天イーグルスでは、出来る限りの支援活動を各地で続けてまいります。

あおぞらソフトボール
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